9/2~9/6臨時休業頂き、遼寧省丹東市で木鶏丹の臨床応用を発表して参りました。遅くなりましたがそのご報告です。日本人では私の他に、広島大学薬学部の仲田教授が「肝臓癌に対する木鶏丹成分(ジュグロン)の薬理作用報告」で参加されました。その他、中国国内の医師に交じってオーストリア、ドイツ、韓国など海外の医師も演者でした(中国語ですので何を言っているかはさっぱり???)
(ご挨拶だけは中国語で!拍手を頂きました♪)
私の報告は「木鶏の臨床応用」
① 肝機能低下(脂肪肝)の方
② 不妊治療中の方
③ 生活習慣病で薬の多い方
④ ストレスが多くメンタル不安定な方
⑤ 肝臓以外の別の癌の方・・・
*特に②不妊治療中の方への使用という観点は、これまでにない臨床応用です。ホルモン剤、排卵誘発剤、鎮痛剤など、医薬品を多く使用している上、常にストレス状態であり、東洋医学的にも「肝」にかなり負担をかけている状態と考えられます。
薬剤師的観点で考えれば、医薬品の服用が増えれば、肝臓の解毒作用が落ちるのは当然!!(お酒で肝臓を悪くする原理と同じです)
@ピルでリセットし、月経後なかなか体温が下がらない
@朝だるく疲れが残っている@薬の効きが悪くなった
@蕁麻疹を繰り返す
@中性脂肪増加
@お酒が弱くなった・・・
これらの症状が見事に改善するのは、肝臓に負担がかかっている証でもあります。HCG注射やピル、ストレスの影響を早めに無くし、次なる治療の成果を高めて妊娠に繋げる意味でも、木鶏丹が果たす役割は大きいと思われます。 流産後や、流産予防にも必需品!(木鶏丹は、掃除機のフィルターを交換するようなイメージです。漢方薬の効きも良くなります) これまで補腎、活血を中心にお薬を勧めてきましたが、上記@症状に思い当たる方は、一度「木鶏丹で肝臓のデトックス」してみても良いのではないでしょうか!
《遼寧省―丹東市トピックス》
丹東は中国の東北地方で、自然がたっぷり残っていて素朴な人たちが住んでいる所です。 空も青く空気も澄み切っており、北京や上海とは比べ物にならないくらい快適な環境でした。(人も素朴で暖かく昭和の日本を思わせる状況)鴨緑江という川を挟んで北朝鮮と向き合っている街です。船下りで目の前に北朝鮮を見てきましたが、テレビで感じる怖い様子は全くなく、山も家畜も痩せ、家畜も山も痩せていました。電気がないため「対岸の夜」は真っ暗です!「・・・当たり前の幸せがいかに幸せか」を、改めて感じるひとときでした。
(対岸が北朝鮮)
(蚕もナマコも食べました)
(肝病特攻木鶏顆粒と書いてあるバス)