カイトです。
月末に仕事で5日間ほど広東省に行ってきました。
広東省でも食の宝庫「広州」です。
食は広州にありと言われ、広東料理といえば広州の料理を指すとまで言われています。
また広州の方は月収の1/3を食費に使うと現地のガイドさんから聞きました。
すごいですね!広州の方は自炊はあまりされず、もっぱら外食するのだそうです。町を見ると飲食店が多く、
食に対するエネルギーの強さをいたるところで感じました。
町を歩いていると、面白いものを見つけました。
これは魚鰾(ぎょひょう)といい、魚の浮き袋です。ちょっと膨らんでいるのがわかりますか?
この魚鰾(ぎょひょう)が広州の生薬市場に所狭しと置かれていました。
海に近いからですかね。
反対側には・・・・。
皮の部分が干してありました。
この干している魚はなんだと思いますか?
鮫です。
手に取ってみると、立派な鮫肌をしておりました。
先ほどのは鮫の浮き袋なのでしょうか。
さて、あの魚鰾(ぎょひょう)の山は一体何のために・・・?
と思ったら夕食に出てきました。
奥にある海鼠(なまこ)のような丸っぽいのがお分かりになりますか?
これが魚鰾(ぎょひょう)です。手前にあるのはアワビではございません。キノコですのでとてもヘルシーなお料理でした。
味はクラゲのようでいて、食感はやわらかく、そのもの自体に味はありませんでした。でもスープを吸ってとても美味しい魚鰾。
これを作れと言われても、かなり難しいですけれど・・・・ちょっと怖いものみたさで挑戦してみたいですね。