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雲南研修②

みなさん、こんにちは。

暑くなったり、寒くなったり、でも常に高湿度。

まさに梅雨です。

洗濯物が乾かないので、早く終わってほしいです。

 

さて、雲南中医医院への研修の後半です。

研修の初日は移動で終わってしまい、眠りについたのが午前4時近くでした。

翌日は起きられるかどうか不安に思っていましたが、

そんな心配は必要ないくらいにけたたましいモーニングコールの電話の音で目を覚ましました。

朝食をとって午前9時、ロビーに集まってバスに乗り込みます。

みなさん思ったよりもお疲れの様子もなく、これから始まる研修に興奮気味のようでした。

 

雲南省中医医院の皮膚科に移動して研修が始まります。

午前中は外来研修、次から次へと患者さんが診察室に入ってきます。

先生は皮膚の患部を見て、脈をみて、舌をみて、患者さんの話に耳を傾けます。

その後、処方を決めて、患者さんに注意事項を説明します。

その間、約10~15分。かなり素早い。

次々とやってくる患者さんに対し、丁寧かつ滞りなく診察が進んでいきます。

処方は人それぞれ微妙に違っています。

また、皮膚科の疾患で病院に来ているのですが、必ずしも皮膚科特有の薬が出るわけではないのが中医学で、

ニキビで来られた方に、自律神経を整える薬を使ったり、

小児の皮膚症状には、胃腸の働きを整えるお薬を使ったり、

こういう部分では我々も中医学を勉強する身として、とても納得がいきます。

午前中では、約20数名の患者さんを診察されていました。

 

お昼は近くのお店へ。

雲南料理は思ったより辛くなくて大変美味でした。

お店を選んでくれた先生に感謝です。

その後は、近くを散策して、薬局に行ってみました。

中成薬(漢方薬)ばかりが並んでいるかなり大きい薬局です。

日本の漢方薬の種類は限られていますので、中国のようにいろいろな種類の薬が使えたら治療の幅が広がります。

 

午後も外来研修でした。

主任教授の先生の外来だったので、それはもう混んでる混んでる・・・・。

どうやら1日に100名近くも見るとのこと。

数日前に予約をする人までいるということなので、それほど信頼されているのかがわかります。

我々も気合をいれて先生の話についていきましたが、終わった時にはもうクタクタでした。

その日の夜は先生方を招いての懇親会が行われました。

前日にあまり寝ていないことを忘れたまま、研修に臨み、疲れもそれほど感じなかったのですが、

ホテルに帰ってきたらどっとやってきた疲労感に、泥のように眠りこけたのでした。

つづく。

2014/06/11

雲南研修①

こんにちは。

先週まで中国雲南省で行われた皮膚科の臨床研修に参加しておりました、店長の今井です。

日本に帰ってきたら梅雨入りをしていました。

これからジメジメの季節、皮膚症状の悪化や体調がすぐれないことも多くなる嫌な時期ですね。

こういうときは漢方薬もいいのですが、食事を整えるのがオススメです。

ご飯に味噌汁、季節の野菜や果物、お肉やお魚は少し控えめにして、消化の良い食べ物を腹8分でやめておくのが良いと思います。

胃腸を整えて梅雨を乗り切りましょう!

 

さて、今日のブログは研修の報告でも。

6月1日から6日まで、6日間の日程で中国雲南省の昆明市にある雲南中医薬大学の皮膚科医院にて研修を受けてきました。

 

参加者は全国の薬局・薬店の先生方14名と、中医学講師や添乗員5名を含んだ総勢19名でした。

昆明までは羽田空港から上海を経由して、乗換の時間入れて片道8時間程かかります。

中医学の本場、中国で臨床現場を肌で感じながら研修できるとあって、とても楽しみにしていましたたので、ワクワクした気持ちを抑えて飛行機に乗り込みました。

 

しかし、トラブルは突然起こるものでして、まずは中国に着く前にひと波乱が・・・

それは、上海の虹橋空港に着陸する直前に起こりました。

最終の着陸態勢に入ると通常、15分から20分ほどで着陸するわけですが、いつまで経っても着陸はおろか、高度を下げる気配もなく、悪天候のためか機内はガタガタと揺れるばかりでした。

そして、機内アナウンスが中国語で流れ、

機内がザワザワし始めます。

 

ん?

ま、まさか、ハ、ハイジャッ・・・

 

そこで、隣に座っているビジネスマンらしき方が、

「虹橋空港に着陸できないらしいですよ~。近くの杭州の空港に行くって行ってますよ。」

内心ホッとしましたが、中国の地理がわからない私は、その空港に行って昆明まで辿り着けるのか、という別の不安が。。。

その後、無事に杭州の空港に着陸しました。

 

機内アナウンスを待っていると、またもや中国語でアナウンスが流れます。

そして、隣のビジネスマンに訳してもらい、

上海虹橋空港は雷雨の影響で着陸ができなかったと。

このまま機内で待機して、天候回復後に上海虹橋空港に向けて飛び立つと。

そんな内容でした。

上海に戻るならきっと昆明へ飛び立つ便も遅れているだろうということで、

最悪のパターンである、たどり着けないという結果は回避されたので一安心でした。

 

結局、上海へは3~4時間ほど遅れて到着し、その後昆明行の便に乗り換えて、空港に着いたのが、深夜2時半過ぎ。

ホテルには3時半近くなっていました。

研修は、翌9時から。

明日は起きられるのか不安になりながら、とろとろと眠りに落ちていったのでした。

つづく

2014/06/09

中国へ皮膚科研修に行ってきます!

みなさま、こんにちは。

ここ数日暑い日が続いていて、もう気分は夏真っ盛りな店長の今井でございます。

 

来週から中国の雲南省に皮膚科研修に参加させていただくことになりまして、6月6日(金)まで薬局を不在にさせていただきます。

お客様にはご迷惑をお掛けすることになり申し訳ございません。

お店では楊先生とともに皮膚科の漢方相談に力を入れて対応させていただいておりますが、

本場の中国で臨床の現場を見学させていただいたり、講義を受けたりとパワーアップをして戻って参りたいと思います。

雲南省(Wikipedia)はこちら

雲南省は中国でもすいぶんと南に位置していて、ミャンマーやラオス、カンボジアを隣接している、亜熱帯の気候です。

雲南省はキノコやコーヒーが有名で、生薬の田七人参の栽培も盛んなところですね。

次号のぱんだよりには、この研修の模様を詳しく紹介させていただきますので、お楽しみにして下さい。

 

2014/05/30

勉強会に参加してきました!

みなさんこんにちは。

ここ東京地方はずいぶんと蒸し暑くなってきており、梅雨の到来を感じさせる陽気です。

身体の重だるさを感じ始めるこんな時には、出かける前に勝湿顆粒を1包飲んで出かける今井です。

 

さて、先週の日曜日に勉強会に参加してきました。

テーマは「オ血」

血液循環が滞ると様々な症状が起こってしまうという話でした。

最近、なぜか、

椅子に長時間座っていると足がしびれてくる

さっきまでやろうと思っていたことが急に思い出せなくない

言葉がとっさに出てこない時がある

といった気になる兆候がありまして、

これはきっと血液循環が悪い事が関係していると判断してました。

加えて、暴飲暴食とまでは行かないですが、

過食気味の私には痰や湿などの水液代謝にも問題があるよねと感じていまして、

きっと「オ血」の勉強会でそのあたりの問題も解決できるのではないか思っておりました。

 

さて、いつもより遅めに出て、お昼過ぎに会場に到着。

全国各地から漢方薬局の先生方が来られているようで、拝見したことがある先生方に挨拶をしまして、

早速始まった勉強会。

中国で西洋医学と中医学の統合医療されていて「オ血」の研究をされている先生が登場。

 

 

 

 

 

 

 

先生曰く、「オ血」は単独で起こるのではなく原因となる状態があって、その結果として「オ血」の状態になると。

なるほど、私の症状も「オ血」に至るまでに、過去の食べ過ぎ飲み過ぎが原因としてあるのだと。

胸に刺さります・・・・。

なので、「オ血」の治療には、「オ血」の原因となる様々な状態(気の巡りが悪い、元気が低下している、生活の乱れにより代謝が落ちている状態などなど)の治療も同時に行っていく事の大切さを訴えておられました。

とてもわかりやすい説明で大変勉強になります。

 

その後は、他の講師の先生方とパネルディスカッションがありました。

 

 

 

 

 

 

 

「オ血」についての研究はここ50年で著しい発展を遂げていると。

また、世界な規模で専門的な研究施設が多数設立されているとのことでした。

今後も西洋医学と中医学でタッグを組んで、現代の複雑な病態の解明が進んでいけばいいなと切に思います。

 

2014/05/27

投資するなら赤ワインに

昨日の「雹」から一転して今日は穏やかな天気ですね。

店長の今井です。

 

さて、タイトルを見ると赤ワインの健康アピールかと思いきや、今日は全く健康とは縁遠い話題です。

今回は、投資をするなら赤ワイン。国債よりも投資効率が良い、というお話です。

アベノミクス効果という言葉が忘れつつあるものの、景気回復の兆しが見えてきたという声も聞こえてきているようで、

もしかしたらマネーに働かせて財を成しているという方もいらっしゃるかもしれません。

私はこのような仕事をしていることもあって、何よりも健康への投資が一番だと思っているクチではありますが、

お金はあるに越したことはない、いや、できればたくさんあってほしいと願う気持ちも少なからず胸に秘めているわけです。

また、20歳からお酒を覚えまして、サワー・カクテル・果実酒→ビール→焼酎・日本酒→と飲み進めていくうちに、ついに出会ってしまったワイン。

ワインの美味しさを知ってしまったことにより、ワインへの探究心も尽きないわけであります。

そして、このような記事に目が止まりました。

「投資するなら国債より赤ワイン」、研究で高利回り明らかに

英ロイターの記事のよりますと、投資をするなら英国債や美術品、切手よりも赤ワインの方が、投資効率が良いという研究結果が出たということらしいです。

そもそも切手の投資効率が良いという点にも驚きましたが、たしかに切手はコレクターが多いのも事実ですしね。

研究結果では、高級ワインは1900─2012年の年換算実質利回りが4.1%と、英国債や美術品、切手の利回りを上回ったようです。

年利が4.1%というと日本の銀行の定期預金よりもはるかに良い利回りですが、しかし、単なるワインではなく、高級ワインだという話です。

この時点で庶民の私には関係のない記事へと変わったわけですが・・・。

ただ、いつもとは違った角度から物事を捉えるのも良いことかもしれませんね。

きっと健康への投資を利回りという形で数値化できるのであれば、素晴らしい結果がついてくるように思いますが、

それは心のうちにしまって、今日も漢方相談に励むのでございます。

 

2014/05/23

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運営会社 イスクラ産業株式会社(英文会社名:lSKRA INDUSTRY CO., LTD.)
本社所在地 〒103-0027 東京都中央区日本橋一丁目14番2号
設立年月日 1960年3月1日
事業概要 ロシア・CIS諸国・中国との医薬品、医療機器、化学品の輸出入
中成薬(中国漢方製剤)、健康食品、スキンケア製品の製造、販売