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薬膳・養生・季節の対策 の記事一覧

ちょっと役立つ”つぼ”のお話②

紫陽花が色鮮やかに咲く季節になりましたが、その後お元気でお過ごしでしょうか。まさにこの季節、じめじめと湿度が高い梅雨の季節であります。

この季節は「お腹が重い」「お腹がすっきりしない」「下痢しやすい」などの消化器症状が多く出易い季節でもあります。東洋医学では、飲食物の「消化・吸収」の働きを、「脾・胃」の働きと考えられており、特にこの季節、「脾・胃」の働きが低下しやすい季節と考えられています。そんな季節だからこそ、消化吸収の良い物を食べ、「脾・胃」の働きを助けることが、とても重要となります。

もちろん食事だけでなく、東洋医学には、消化の働きを助ける経穴経絡(ツボ) もあります。胃の経絡と脾の経絡の2種類があり、胃の経絡は、眼の下から始まり、歯、喉を通り抜け、胸、臍の脇を通り、足の正面の外側を通って、足の人さし指に至ります。その経絡上の合土穴、「足三里(あしさんり)」は、腹部の諸疾患の常用穴であり、消化器症状に効果があるといわれております。

それに対し、脾の経絡は、足の親指から内くるぶし、足の内側を太ももまで上がり、お腹を通り、わきの下に至ります。その経絡上の絡穴、「公孫(こうそう)」は暴飲暴食から起こる消化機能の低下、吐き気に効果があるといわれております。お腹の調子が悪い時などは、よろしければ、これらのツボを軽く押したり、マッサージしても、良いかもしれません。

無題<足三里>
膝の下、少し突起のある突起部から、約指3本分下の骨と筋肉の間のくぼんだ部分

<公孫>
足の親指の付け根にある骨のふくらんだところから約指3本分足首よりの部分

市川貞行

2009/06/10

実りの秋には美味しい食べ物がたくさんあります。

昨日家に帰ったら田舎の実家から柿が送られて来ていました。

柿をわんこと食べていて、ちょっと渋みを感じる秋の味~、としみじみしておりました。

ちなみに、柿の実は、

1.肺熱を冷まし、肺を潤し咳を鎮める

2.胃熱を冷まし、津液をつくり喉の渇きを鎮めたり、口内炎にオススメ

3.清熱解毒作用があるため二日酔いのときにオススメ

という効果があったりします。

ただし体を冷やすことがあるため、冷え性の方は食べすぎ注意です!

生薬としても、柿のヘタ部分を柿蔕(シテイ)といい、しゃっくりの時に用いたりします。

柿も体のことを考えてたべると、なんだかありがたみがありますね。

庄内柿,柿,特産物

 

 

2007/11/16

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運営会社 イスクラ産業株式会社(英文会社名:lSKRA INDUSTRY CO., LTD.)
本社所在地 〒103-0027 東京都中央区日本橋一丁目14番2号
設立年月日 1960年3月1日
事業概要 ロシア・CIS諸国・中国との医薬品、医療機器、化学品の輸出入
中成薬(中国漢方製剤)、健康食品、スキンケア製品の製造、販売