こんにちは。気温・湿度があがると溶けてしまいそうになるため、夏も元気に過ごせるよう今からせっせと養生に励む田宮です。
先日、祖父の家に遊びに行ってきました。祖父の家には色々な草木が植わっています。植物好きな家族の希望により、数年前には桑の木が加わりました。5月頃からこの木にたくさんの桑の実が色づいてきます。
桑の実はこのまま食べても甘酸っぱくて美味しいです。でも祖父宅では毎年黒く実った実を取っては冷凍、取っては冷凍を繰り返してたくさん集まったら、ぐつぐつ煮込んでジャムを作ります。これがまた濃厚でパンに塗って食べるのとやみつきです♪まだまだジャムにするには実の量が足らないので、食べたいのを我慢して収穫の日々です^^;
待ち遠しいですね~。
さて、この桑の実は生薬としても使われており、「桑椹子(そうじんし)」という名前で呼ばれています。しかし日本で普段使う漢方薬の処方の中には、残念ながら桑椹子は出てこないんです。もっぱらジャムやお酒などで食することが多いようです。
【桑椹子】
【性味】甘・寒 【帰経】心・肝・腎
【中医学的効能】滋陰補血・生発烏髪・生津・潤腸通便
身体にも髪にも良い桑の実、機会がありましたら皆さんも食べてみてください。