PMSのお悩みありませんか?
PMSとは、生理前の1~2週間に起きる精神的・身体的不調のことです。
正式な名前は「Premenstrual Syndrome」、月経前症候群ともいいます。
イライラする、落ち込む、倦怠感、むくむ、胸が張る(痛い)、便秘、食欲の増加、のぼせ
などの症状がよくみられます。
この時期は基礎体温的には高温期で、プロゲステロンというホルモンの影響で低温期よりおおよそ0.3度ほど高くなります。
プロゲステロンには水分の貯留や、腸の蠕動運動の低下などの働きもあるため、むくみや便秘などが起きやすくなるのです。
また、中医学ではは体温上昇による『熱の症状=赤み、痒み、のぼせ、便秘など』も出やすい時期と考えます。
主な原因には”気滞”や”血熱”があります。
*気滞:体内を巡る気(エネルギー)が滞っている状態。
気の流れの調整は『肝』が担っており、肝は自律神経や情緒との深い関連があると考えます。
生理前はこの肝の気が滞るため、イライラや落ち込みなど精神状態の変化が大きくなるのです。
*血熱(けつねつ):血が熱をもっている状態。これは感染や炎症とは関係ないもの 。気の巡りが悪いと熱症状も出やすくなります。
気が滞らないように日常生活でできること
・甘いものや刺激の強いもの(特に唐辛子)の摂り過ぎには注意。
・規則正しい生活や運動(疲れすぎない程度の)を普段から心がけましょう。
・極力ストレスを溜めないようにする。趣味を楽しんでストレス発散したりリラックスできる時間をつくりましょう。
PMSの症状は色々とありますが、いずれにしても気を滞らせないことが大切ですね。
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PMSについて
2018/02/02