こんにちはモーリーこと鮎澤です!!
『暑さ寒さも彼岸まで』あの酷暑から朝夕の涼しさに体も一息と思いきや、ダル~イ、眠~いの日々…
ですね。
中医学では「女性の体は7の倍数(年齢)で変化する」といわれます。
この法則は現代の女性にも通用する言い伝えです。
今回は残暑ケアを7の倍数から見ていきましょう。
【28~35歳の女性の身体について】
「気」「血」の充実期です。基本的には月経も順調でトラブルが無く、妊娠力も十分にあるとされています。
元気で回復力もある年代ですが、この恩恵に甘え過ぎ、安心し過ぎてしまうと
生理不順、疲れ、大人ニキビ
と不調の連続が出てきます。そして35歳からの下り坂を急降下させる引き金にもなります。
これらの原因は、体力を過信しすぎて仕事や遊びで無理をした結果です。
また暑さの中、薄着や冷房、冷たい飲食で体を冷やし
そしてストレスが挙げられます。
電車の窓ガラスに映る「あなた誰?」の老け顔にならない為にも若いときからしっかりと養生しましょうね!
【28~35歳の女性の養生法】
「気」「血」の基本は食事。
特に朝食、味噌汁やスープなど軽くてもいいので毎朝とりましょう。
ジュースやアイスなど冷たい物は習慣にしないで、控えること‼
冷えは骨盤内の血行が悪くします。すると卵巣や子宮が充分に働けなくなりますので、お腹周りを冷やさない対策が必要です。朝夕の涼しさには特に注意しましょう。
ストレスで「気」の巡りが悪くなると暴飲暴食に走ってしまいます。
暴飲暴食は胃腸を疲れさせニキビの原因にもなります。胃腸を休み時間を作るようにしましょう。
ストレスには、「香り」を上手に活用。
柑橘系、野菜、果物などの香りを楽しみましょう。
ローズヒップ、玫瑰花茶、ジャスミン茶、アールグレイなどの温かいお茶もどうぞ。
【35~42歳の女性の身体について】
たっぷりとあった「血」が不足気味に‼
子宮や卵巣に疲れが出てきやすくなります。
経血量が減るため、使用するナプキンの数が減ったり、生理の日数が減ったりします。
子宮筋腫が見つかる人も増えます。そして妊娠率も徐々に下がってきます。
エネルギー源の下り坂に入りますが、回復力はあります。
この暑い夏、まだ身体に残っている回復力に甘え、大丈夫と過信して過ごしていると、
ある日突然ガクッと不調症状が出てきます。
下り坂のカーブを緩やかにするためにも、以前と同じ量のエネルギーを持っていない自覚が必要です。
【35~42歳の女性の養生法】
漢方では、赤い色の食べ物には、「血」の巡りを良くし、「腎・・生命エネルギー、ホルモン系」を元気にする働きがあるといわれています。
赤身肉(鶏肉、ラム肉、レバー、・・)マグロ、カツオ、サーモン、トマト、ニンジン
・・・などの食材をショウガやニンニクなどのスパイスで調理し「血」の巡りをアップしましょう。
「腎」を補う黒い食材、黒豆、ヒジキ、海苔、黒胡麻、黒砂糖、や山芋、オクラ、貝類もお勧めです。
35歳以上の方は骨盤の血行が悪くなりがちです。
一枚多く重ね着、そして足首を冷やさないようにしましょう。ここが冷えると下半身の冷えが強くなります。
夏の暑さの中、「腎」のエネルギーの蓄えはあっという間の消耗します。
睡眠中に養われる「腎」、寝やすい季節に入り、せめて週に4~5日は、0時前に就寝、たっぷりの睡眠を心がけて下さい。
以上です。