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月経の小話 /加藤 百合子

こんにちは 加藤百合子です。
今年も終わりに近づいてきました。気温も下がり、手袋をしたくなりますね。
年末からの開始になりますが、婦人のお話を再開したいと思います。
月経は本来毎月のでき事ですので、女性には、いつのまにか体の健康指標みたいになっています。気づかずに生じている事もあれば、悩んでいる方もいらっしゃると思います。
“月経の小話”、について、東洋医学的な観点から幾度かお話していきたいと思います。では、今回のテーマは・・・



○ ○ 月経量 ○ ○

月経の量が今月多いかなと思われたことはありませんか?
また、月経量が今月だけ多くても、以前にも同じことがあると気にされない方もいらっしゃると思います。
そうです。 気にする時は、量の多い月が続いていることが多いです。

いろいろな原因がありますが、
これは、気持ちが落ち着かないことでも生じます。

例えば。。。

  • その月がとても仕事が忙しくて、気持ちが落ちつかなかった

  • 家族や友人の心配事で話を聞いたり、自分も考えさせられた

  • 自分のことをがいろいろ悩やんでしまい、気持ちがふさがることが多かった

    など



    感情の動きと月経の状況は東洋医学的に関連性があると言われています。
    感情の動きが悪い時は、気持ちの気の動きが悪くなるという表現になります。
    元気があると、体はハツラツと動けます。
    これは、気が動いてくれることで、
    必要な成分が行き渡るように血液も流れ、
    各臓器や筋肉が動いてくれます。
    気の動きが悪くなると、血液の流れも悪くなるということです。

    ここからは東洋医学のユニークな考え方だと思いますが、
    血液の流れが悪くなると、
    子宮に入ってくる経脈で血腋の流れが悪くなり、
    流れなくなった分がたまり、
    月経の周期にあふれてしまうのです。

    こういう時の月経は量が多く、かたまりのようなものも出ます。
    中には、ふらふらっと立ちくらみのような症状がある方、
    おなかの痛みや頭痛がつらい方もいると思います。
    今のような冬の初めは手足の冷えが強くなり、
    しもやけを起こす方が見うけられます。
    月経量の多い症状がひどくなれば、
    西洋医学的な原因にも結びつきがみられれるようになります。



    前述のように気持ちだけでも大変なのに、量が多いことで不調があると
    さらに気持ちもつらくなるものです。
    気になると思われる時は、悩まずにどうぞご相談ください。

2020/12/06

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