花:今日は日が照るかしら
向日葵:ええ、あたしさえその気になれば
如露(じょうろ):そうは行くめえ。おいらの料簡(りょうけん)ひとつで、雨が降るんだ。

花たちの梅雨論争かな?
可愛いなぁ~
梅雨に入ると、身体が重い・だるい、食欲がわかない
・・・こんな症状が多く見受けられます。
「六淫(ろくいん)」の邪気の一つ、湿邪は湿気の多い梅雨から夏の季節に現れやすく、身体の不調を起こしやすくなります。
【湿邪の特徴】
〇粘りがあり、体内に停滞しやすい。
粘りのある鼻水や痰、ジュクジュクしやすい湿疹、病気の慢性化・・
〇湿邪は重く汚く、下に溜まりやすい
便が軟便・ベタベタ、下利、下半身のむくみ、尿が濁る分泌物の多い湿疹・・
〇湿邪は陰邪
「脾胃 ひい」は消化器系を指し、湿気を嫌う臓器。
湿邪による脾胃の陽気(身体を暖めるエネルギー)のダメージは、消化吸収や水分代謝の働きを低下。
胃腸不良、むくみ、疲れなどが起こりやすくなります。
【湿邪の症状】
・身体や頭が重だるい
・身体がむくむ
・足が重い
・倦怠感・無気力
・食欲不振、胃がムカムカ、味を感じにくい
・下痢・軟便・
・オリモノが多い、尿が濁る(膀胱炎に注意)
・舌苔:ベタベタ、厚い・・・
【湿邪対策】
身体の除湿を (^_-)-☆
体内に溜まった余分な水分を取り除くことが基本‼
水分代謝を良くするためにも「脾胃」の働きを整える事が大切‼
もともと湿気に弱い脾胃。
コロナ下で食生活も変わり、暴飲暴食、ストレス、アルコール摂取、激辛、油ものが多い食事、運動不足などが脾胃の働き低下の原因にも。

“身体にやさしい食べ方を”
朝食:少量でもOK。温かく消化の良いものを。粥
昼食:品数多く、しっかりと栄養を。
夕食:ボリュウムを控え、早めの時間帯で食事を。
脾胃の負担を軽くします。
“利尿作用のある食材・香りの良い食材”は湿邪を発散
余分な水分を取り除く
・冬瓜・キュウリ・もやし・小豆・緑豆・ハトムギ・スイカ
・トウモロコシ・春雨・緑茶・みかんの皮・シソ・・・
生薬では、「藿香 かっこう」もよく使われます。