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出産したら 小話① / 加藤百合子

こんにちは
毎日暑いですね。

今年の婦人のお話は出産後についてです。

出産後の6~8週間は産褥期といいます。

この期間は、妊娠中の体の大きな変化を妊娠前に戻す時期になります。



今回は、妊娠中の体の変化について、少しお話します。
女性が子供を産むまでの期間は、約40週間かかります。
その間に、つわり・・乳房の変化・・下腹部の膨張・・・と変化します。

このうち、

“ つわり ”

とは、おおよそ妊娠5週目から始まり、12から16週に自然におさまると言われています。
これは定義であり、妊娠後期まで続く人、つわりを感じなかった人もいらっしゃいます。
一日の中でのつわりが出るタイミングは、起床時であったり、または決まった時間に関係なく気持ち悪くなるというように、さまざまです。
つわり中に食べられそうな食事は、いかがでしょう。酸味のものと一般的に聞きますが、酸味はぜんぜん食べられなかった方もあり、食べられる食品も異なります。
お子さんが二人いる方では、
一人目は、つわりがひどくて食べれなかったけど、二人目は、つわりが楽で食べれた・・・
という話を聞いたりすると思います。 同じ母体でも、お子さんにより異なるようです。



つわりだけでも、人によって、これほど違いがあります。
40週間という長い期間に起こる母体の変化は、食事と生活環境に変化を起こし、
胎児の大きさに投影していきます。
そして、胎児の大きさは、母体への負担に変わり、負担は出産後にも影響していきます。



漢方では、食事の処理をする場所を脾胃といいます。
40週間の主力はその機能であり、とても重要になります。
脾胃が働くと、体の漢方的な成分として気血を食事から取ります。
その脾胃の働きと食事の量により、気血は足りなくなったり多くなりすぎたりします。
産後の体は、妊娠中の食事の影響が現れることになります。

では今回は、ここまでにします。

2022/08/06

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中成薬(中国漢方製剤)、健康食品、スキンケア製品の製造、販売