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わんこと暮らしの養生#5/矢留江里子

わんこの体調を中医学にあてはめてみた


私事ですが、先日我が家に仔犬を迎えました。

6歳の先住犬はショックのあまり1週間後から3日間血便が出て、食欲もムラがありました。

はじめは仔犬と視線も合わせず、匂いも嗅がず、近づくことなく完全拒否。

予想以上の拒絶反応です。

今は仔犬を受け入れることができ一安心、散歩も一緒にできるようになりました。犬の感情も奥が深いと感じた瞬間でした。

 

ペット中医学でも基本的な考え方は一緒です。言葉が話せない分、よく観察することが大切だと思います。中医学では目で観察することを【望診】といい、《四診》という望・聞・問・切の4つの診断方法のひとつとして確立されています。

動物は、具合が悪いと無理して動かず、丸まっています。身体を休めること、寝ることが自然治癒力を発揮させ身体を回復させる一番の方法かもしれません。ペット中医学では人と同様、陰陽弁証、五臓弁証など、中医学には身体の状態を診るものさしがたくさん備わっています。

ちなみに今回の先住犬の中医学的弁証は、「肝脾不和」です。肝の疏泄が乱れ肝気の上逆、脾胃の働きが失調している状態と診ました。胃腸ケアを主に、「理気」することでみるみる食欲がもどり、いつものように落ち着くことができました。



 

 

【望診】ペットを目で観察する診察方法


・目は輝き、眼力があって活発に動いている
・吠え声、呼吸…吠える声が元気で呼吸が自然
・筋肉があり 動きが自在
・呼んだときの反応が鋭敏かどうか
・食欲はあるのか
・水をどのくらいの頻度で飲んでいるか
・便の状態
・元気があるか
・寝ている時の様子
・歩き方
・毛並み
・口臭、体臭
・目やに
など

 

中医学理論に基づくペットサプリは、獣医師の診断の上、処方しております。

漢方薬を使ってペットの健康を守ることは、人と同様大変助けになるものと思っています。

詳しくは日本ペット中医学研究所JPCMのHPから検索してみてください。
https://www.iskra.co.jp/pet/tabid/68/default.aspx

2022/12/10

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中成薬(中国漢方製剤)、健康食品、スキンケア製品の製造、販売