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出産したら 小話②  / 加藤百合子

こんにちは。 加藤百合子です。

前回は妊娠中の体について、つわりのお話を通じて、ご紹介しました。

今回の ”婦人のお話” は 出産後に生じる “うでの痛み”

です。



生まれてきた赤ちゃんは、とてもかわいいですね。

 

赤ちゃんは首がすわっていないので、

お母さんは、首と頭をサポートしながら抱っこをしなければ

なりません。

おむつ替え、授乳、寝かしつけ。。。

世話をする状況はたくさんあり、

その度に、お母さんはこのいつもと違う体勢をとることになります。

ですから、産後一ヶ月過ぎる頃には、抱っこをすると、お母さんは

眉がゆがんできます。

 

眉のゆがみ・・・

それは、手首、腕の痛みです。

 

腕も肩も、 ガチガチ ** カチンカチン **  にこわばり、

痛 ― い  !  と悲鳴をあげることになります。

 



 

痛みがあると、お母さんは抱っこの姿勢が変わるので、

赤ちゃんとしては居心地が悪くなり、泣き出し、

ぐずるようになります。

お母さんは、せっかく覚えた授乳も、不機嫌な赤ちゃんに、

気持ちがげんなりしてしまいますね。

 

お父さんはどうでしょうか?

抱っこしている期間は、最終的にお母さんより長くなりますが、

腰痛はあるかもしれませんが、手首が痛いというのはあまり聞きま

せんね。

お父さんは世話の回数が少ないでしょ!

なんて言うお母さんの声が聞こえてきそうです(笑)。

これは、男性女性の体の構造の違いにあります。

男性は筋肉や腱が男性ホルモンのおかげで頑丈です。

女性は、妊娠中も、授乳中も、ホルモン量が正常でないので、

腱をカバーしている部分や神経の周りの膜が腫れやすくなります。

それに、産後の抱える体勢やその頻度の多さも、腫れを助長させ

ることになります。

どうしたら、女性の正常でないホルモン状態をカバーできるので

しょう・・・



 

答えは妊娠中から始まります。

前回お話しましたように、妊娠中に取り入れたお食事と体の成分

バランスが産後の体調に関与してきます。

出産後に負けない筋肉や腱を用意しておくために、

妊娠中後半は栄養バランスに気を使い、

体調が良いときはなるべく無理のない程度で体を動かしましょう。

太りすぎないように、やせすぎないように、脂肪を増やさないよう

に。。。

そうは言っても、出産後まできてしまったら、

赤ちゃんがヨチヨチ歩くまでは抱っこが必衰ですから、

赤ちゃんの世話と家事以外は、

スマホやパソコンなどの時間を減らして、

早めから、手首を休めてケアしましょう。

産後のお母さんは、食事の機会が少なく、簡単になりがちですね。

炭水化物(主食)・タンパク質・野菜(副菜)を多く、

工夫の食事を頑張りましょう。

2023/03/25

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