こんにちは、櫻井です。
桃やメロン、スイカなどなど、夏のフルーツっておいしいですよね。しかし、都内では美味しいのは高級すぎて手が出ないので、先日、北海道の実家に催促して送ってもらいました(笑。実家が北海道ってラッキーですね。数十年前に関西から北海道に移住した父と母に感謝です。
それが先日届いたので、早速二つを二つに切って、贅沢にも一人で半分づつ食べてみましたが、いや、これは本当においしいです。美味しすぎて半分なんてあっという間に無くなってしまいました。メロンと一緒に桃も届いたのですが、たぶん桃は北海道ではとれないとおもうので、もらい物でしょうが、これがまた、普段食べている安桃とは全く違う濃厚さで、驚愕してしまいました。こちらもあっという間に平らげてしまって写真すら残っておりません。
いやはや、ごちそうさまでした。
果肉違いで2種類も!!!食べ比べとかこれまた贅沢なことしてみましたww
ところで、夏に旬を迎える食材には、身体を冷ましたり、潤いを補ってくれるものが多くあります。例えばメロンは寒性で、生津(潤いを生む)力があり、熱をとり、暑湿を取り除く効果があるとされていますので、夏場にはピッタリの食材です。桃は夏の食材にしては珍しく温性ですが、潤いを生み、腸を潤し、「血」の流れをよくする働きがあるとされています。ご年配の体力の低下にも使われますし、これも夏には最適です。冷たいものを摂りすぎて食欲がない時にもおすすめですね。その時は常温でお食べください。メロンも、寒性なので冷えがあったり、湿が溜まっていたり(下に白い苔がべっとりついていたり)、胃腸機能が低下しているときなどは、冷蔵庫で冷やしてしまうと、内臓を冷やし過ぎてしまうので常温で食べるほうがおススメです。
実家からは桃とメロンと一緒に、トウモロコシも送ってきてくれました。トウモロコシも夏を代表する食べ物ですね。トウモロコシには、胃腸の働きを高め、余分な水分をとる作用がありますし、食物繊維たっぷりでお通じにもよく解毒の力もあり、やはり夏にぴったりです。ちなみにトウモロコシのひげは粒一つ一つとつながっているので、一般的にひげが多い方が粒が多いとされています。その他の野菜ではトマトやキュウリなどの熱をとる作用は有名ですが、オクラや枝豆も夏にはぴったりの食材です。豆類は総じて溜まった湿気を払ってくれる力があるので、ビールのおつまみにはぴったりですね。
ちなみにトウモロコシは、皮とひげをとり去り、全体に軽く塩水をもみこむようにしてから、ラップにきっちりつつんで、レンジにいれて2~3分。その後2~3分レンジのなかで放置するだけでも簡単に食べられますので、おすすめです。先ほど、スタッフの田宮さんにご試食していただき、「とってもおいしい!」をいただきました^^
これから秋~冬になってくると、梨や白菜などがおいしい季節となります。梨には潤いを補うさようがあり、乾燥する秋にはぴったりの食材。白菜は身体を冷ますものが多い葉野菜の中でも平性と言って、冷やしも温めもしない中間です。温めて食べれば、潤いを補い食物繊維も豊富で、冬には適した食材といえますです。
食養生でよく「旬の食べ物を食べましょう」と言われるには、美味しいからという理由だけでなく、このように深い意味があります。自然は、その季節季節で、バランスがをとりやすくなるものを提供してくれています。これは食物たちが自らが、自然の摂理で生きていくために勝ちえた力なのでしょうが、その恵みをしっかり感謝していただくことが、私たちの健康を維持するためにもとても大切なことです。昨今では農耕技術もどんどん発展して、一年中、季節に関係なく様々な物が食べられるようになりましたが、もう一度食べ物の旬を考え、自然の恵みを大切にし、自然に感謝していただくようにしましょう!
さ、ということで私はまた帰ったらまたメロンを食べ、自然と親に感謝することにします!!
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夏は夏のものを食べて健康に!
2013/08/21