こんにちは!車田です
本日はイスクラ枸杞の原液のご紹介です。
保存がきかないため、受注販売での取扱でしたが、ご要望が多く、生産体制が整いましたのでもう少し定期的に皆様にお届けできるようになりました!
ここ数年、スーパーフルーツ ゴジベリーなどと言われ、海外でも多くの方が枸杞の良さを体感されています。
中医学の世界では、昔から生薬として使われて生きたものですし、もちろん日本でも、その良さは知られておりました。
枸杞にまつわるアレコレと、イスクラの枸杞の原液へのこだわりを、ご紹介いたします。
【中国における枸杞】
枸杞は『神農本草経(しんのうほんぞうきょう)』という中国の古典において、上品(じょうぼん:命を養い長生きさせるもの)に分類され
「長期間食べ続けると身のこなしが軽くなり、老いにくくなる」
と記載されています。
また『抱朴子(ほうぼくし)』という古典では専任になる食べ物として枸杞が登場し、古代中国において健康に大変有用なものとして注目されてきたことが伺えます。
【日本における枸杞】
日本においても『養生訓」を著した貝原益軒(1630~1714年)が『大和本草』に
「枸杞は最良の薬菜」
と絶賛し、また日本の植物分類学の父であり、自らを「本草の精」と称した牧野富太郎博士(1862~1957年)は
「長生きしたければ枸杞を食え」
と書いて、自室に掲げていました。
イスクラ産業の『枸杞』へのこだわり
500ml ¥3800(税別)
point① 楊貴妃も食べていたスーパーフルーツ
枸杞は中医学では滋補肝腎(じほかんじん)・明目(めいもく)作用のある生薬として知られており、約1300年前の絶世の美女と呼ばれる楊貴妃もアンチエイジングに1日2粒食べていたと言われています。
アサイー同様、美容と健康を支えるスーパーフルーツとして、世界でも注目されており、脂肪肝などの肝臓病・高血圧・視力回復・高コレステロール・腰痛・膝の痛み・老化防止などへの効用が期待されています。
point② 高品質であること
枸杞には粒の大きさによって6等級があり、大きいほど果肉が厚く、甘みの強いのが特徴です。「イスクラ枸杞」は最高等級の「貢果(こうか)」に属します。年間わずかしか採れないため、中国においても一般には流通していません。「貢果」の名の通り、皇帝に献上されてきたプレミアムな枸杞なのです。
「イスクラ枸杞の原液」は中国寧夏回族(ねいかかいぞく)自治区の首都である銀川市で栽培・収穫された新鮮な枸杞の実を絞りピューレ状にしたものです。中国寧夏回族自治区は晴天の日が多く、日光が強く降り注ぎ、昼夜の温度差が大きく、アルカリ性土壌という植物の生育には厳しい気候風土ですが、これらの条件がかえって枸杞栽培に最も適していると言われ、品質の高い枸杞が収穫されます。
point③ 低農薬栽培であること
イスクラ枸杞は寧夏農林研究室が、これまで何も栽培したことがない青海省の土地を新たに開墾し、厳重な管理のもとに低農薬栽培したものです。完熟した枸杞の果実は皮が薄く、痛みやすいのですが、これをひとつひとつ手摘みで丁寧に採取しています。
point④ 保存料、香料無添加であること
素材の良さをそのまま活かして、出来るだけシンプルに仕上げました。保存料が入っていないため、これまでは年2回の受注販売をとってきましたが、ご要望が多くなり、生産体制を整えた結果、以前よりも定期的にご提供できるようになりました。自然の甘みと酸味をぜひご堪能下さい。
ブログ日記BLOG
季節の薬膳・養生法 の記事一覧
枸杞の原液 入荷しました!
2017/03/31
中医学温泉日記 #4 『春の入浴養生法』
こんにちは、タミーこと田宮です
暦の上ではもう春ですね。
中医学では春は”肝”と関わりの深い季節であり、肝が一番乱れやすい時期と考えます。
また肝は自律神経の調節を担っており、この時期は睡眠だけでなくイライラや気分の落ち込みなど、自律神経のトラブルも起こりやすくなります。
春の乱れやすい肝の調整方法の一つに入浴があります。
✓ 寝付きに不安をお持ちの方へ
寝る30分~1時間前にぬるめのお湯にゆっくり浸かる
ぬるいお湯は体を程よくリラックスさせ、副交感神経を高めて眠りやすい状態へと導きます。
✓ 寝起きがシャキッとしない方へ
朝に熱めのお湯に浸かる
熱めのお湯は交感神経の興奮を促しますので、目覚めへと導いてくれます。
4月は新しい環境が始まり、緊張やストレスも溜まりやすくGW頃に体調を崩す人も多いです。“肝”の乱れをコントロールして楽しく春を過ごしたいですね。
2017/03/23
中医学温泉日記 #3 『足湯』
こんにちは!タミーこと田宮です
寒くなってきて温泉で暖まりたいなと思う今日この頃です。
気温が下ってくると冷えを感じたり、頭痛・生理痛など色々な痛みが発生しやすくなります。体を温めるために暖かいお風呂に入ることはお勧めしたいのですが、すぐのぼせてしまったり、逆に疲れてしまう、寝るまでに冷える、血圧が高いなどの問題がある方は入り方に注意が必要です。そんなときにおすすめしたいのが足湯です。
大湯沼川天然足湯 / Nao Iizuka
足湯というのはくるぶしより少し上までお湯につかる入浴法で他の入浴法とは違い、衣服を着たままでOKです。足だけを温めるので体内に急激な温度変化が生じないため、体に負担がかかりにくく、ゆっくりと全身を温めてくれます。
薪ストーブ / takeshi
そもそも足には沢山の血管が通っており、“第二の心臓”とも言われています。足が冷えていると心臓に戻る血液が冷えて流れも悪くなり、胃腸の不調、生理痛や婦人科疾患など足以外の様々な不調の原因にも繋がります。だからこそ足を温めることは大切です。その一つの方法として足湯を紹介させてもらいました。
血債血還 / vinqoo123
今回は温泉の話からは離れてしまいましたが、足湯もおすすめですので、ぜひ試してみてください。
2016/12/10
中医学温泉日記 #2 『 炭酸泉について』
こんにちは、タミーこと田宮です。
温泉好きな人は季節を問わずに入ると思いますが、さすがにこの時期は暑いですよね。
ということで今回は勝手に夏のオススメ泉質をご紹介しちゃいます。
草津温泉 / Skyriser / Lix
オススメは炭酸水素塩泉。炭酸水素塩を含みアルカリ性を示すことが多い泉質です。
特徴としては皮膚の表面を柔らかくし、脂肪や分泌物を洗い流す作用があるそうです。
すると皮膚からの水分の発散がさかんになり体内の熱が出やすくなります。
その結果、涼しくなるのです。
R0017615.JPG / M.Murakami
この特徴から清涼の湯ともいわれ、暑い夏にはオススメの泉質ではないかと思います。
しかし、皮膚からの水分の発散が度を過ぎると“気と陰”を消耗してしまいます。
だるさや疲労感、乾燥が強まり温泉の効能も台無しです。
四万温泉 / Kentaro Ohno
そんな時は、麦味参顆粒(ばくみさんかりゅう)をどうぞ。
麦味参に含まれている、五味子には収れん作用があり、汗(陰)や気の出過ぎを抑えてくれます。
また、麦門冬と人参が失った気と陰を補います。
温泉だけでなくスポーツや炎天下での作業時などにもおすすめです。是非を試しを♪
2016/08/29
ワラビで体内を爽やかに
こんにちは!車田です☺
今日の東京は湿度高め。朝、お店に入った時は、湿気のせいで息を吸うのが苦しいとさえ感じました。
でも、私は大丈夫!お昼にワラビを食べたから!
このわらび、先日新宿店の太田さんと、冬虫夏草の権威ともいえる先生のお店に見学に伺った際、先生の所有している山で頂いたものです。
なぜ、ワラビがいいのか…
わらび—————————————————
性味:甘/寒
帰経:肝・胃・大腸
効能:清熱利湿・降気化痰・止血
適応:関節の炎症、感染症の渋り腹、血便、膿便を伴う下痢、不眠
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という働きがあるからなんです!
熱と湿に良いということがわかりますね。
ワラビの旬は春~初夏。
特に、今回伺った先生のお店は福島の北の方にあり、東北地方は6月の初旬あたりが旬といわれています。
私は、アク抜きをしたあと、家にあった白ゴマをすりつぶしたものとそばつゆに少しマヨネーズを加え、更にごま油も少し加えて和えてみました。
美味です♥
スーパーで売っているワラビの真空パック(←しんなりしすぎ)とは違って、シャキシャキとした食感と、独特の粘りが新鮮でした。
また、今回のお店見学はとても充実した1日を過ごすことが出来ました。
生薬についても、本来の生の植物としての姿を見ても中々それと気が付けない事が多く、勉強になりました。
内容につきましては、六本木店のアイドル、『すすむの旅』のコーナーでご紹介していこうと思います。
新宿店の太田さんとうまく連動させて紹介していこうと思いますのでお楽しみに☆
2016/06/22