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台湾女性の養生

こんにちは。太田です。

先日夏休みを頂いて、台北に行ってきました。初めての中華圏、ドキドキしながら向かいました。EVA航空の東京-台湾の便はこんな飛行機。ハローキティジェットでした。


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そして、無事台北へ。台北へ行ったら訪れたい場所がありました。それが迪化街(ディーホアジエ)という問屋街です。



迪化街 / sorarium

この通りは、漢方薬や乾物などが所狭しと売られている場所です。私もお茶や乾物、漢方薬などを自分用に買い求めてきました。そんな中、とある漢方薬局に入って気になったのが「加味四物茶」という生薬を煮詰めて飲むお茶。中身を見て見ると、「補血」(ほけつ)作用のある四物湯(当帰・川芎・芍薬・地黄)の生薬の他に何種類か生薬が混ざっておりましたが、いわゆる「加味四物湯」というお薬とは別物のようです。
なぜ加味四物茶が気になったかというと、その説明に「女性は月経後6日間はこれらを服用したほうが良い」と書いてあったから。日本の女性の中ではあまり一般的ではない考え方ですよね。
そこで、台北の友人2人に実際に聞いてみることにしました。
「月経後に加味四物茶を飲んでる?」

IMG_3311.JPG / Fred Jala

すると、飲んでいるよ、という答えが。月経後の養生、きちんとしているんだな~、と凄く驚きました。
彼女たちはそれぞれに面識はなく、職業もバラバラ、年齢は私とほぼ同年代の2人。加味四物茶を飲むきっかけも、家族から言われたり病院の先生から勧められたりと様々。
そして加味四物茶を飲むと次の月経がスムーズになるように感じる、とも言っていました。
女性の身体は、特に月経中や月経後は身体の血が体外へ出ることで「血虚」(けっきょ)状態になりやすく、そういった意味で「血」(けつ)を補う「四物湯」を中心とした「補血」作用のあるものを体に取り入れることは、お身体のバランスを整える意味でも重要になってきます。
今回私が話を聞いてみたのは2人だけでしたので、台湾の女性全員がこのような養生をしているとは言えませんが、私たち日本人も、月経に合わせて養生する、という考え方をもっと身近に感じられたらいいなと思いました。
さて、この「加味四物茶」、四物湯ベースという意味では婦宝当帰膠に近いかな、と思います。但し、婦宝当帰膠は医薬品ですので、服用を考えられる場合は薬局・薬店にてご相談くださいね。
 
fuhou.cont2
さて、本題からは離れますが台湾、と言えば…。今年の春に原宿に日本に初めてオープンしたICE MONSTERでかき氷を食べたかったのです。
アイスモンスター
 
「緑豆仙草粉粿冰」というかき氷で、納豆に見えますが、緑豆です。それと、仙草ゼリー(性質は涼、暑気あたりなどに使われる食材)、粉粿(サツマイモ粉でできたモチモチしたゼリー)が氷の上に載っていて、練乳がかかっているのです。食べごたえも冷えごたえも満点で、良い旅の思い出となりました。

2015/08/22

イスクラ薬局の運営会社情報

運営会社 イスクラ産業株式会社(英文会社名:lSKRA INDUSTRY CO., LTD.)
本社所在地 〒103-0027 東京都中央区日本橋一丁目14番2号
設立年月日 1960年3月1日
事業概要 ロシア・CIS諸国・中国との医薬品、医療機器、化学品の輸出入
中成薬(中国漢方製剤)、健康食品、スキンケア製品の製造、販売