黄体ホルモンの作用で、たっぷり栄養を含んだ血液が子宮内膜へ送り込まれ、受精卵のために、ふかふかの子宮内膜が用意されます。
高温期は受精卵を子宮内で育てる大切な時期!!
卵胞が黄体に変化し、黄体ホルモンを分泌します。黄体ホルモンは妊娠に備えて子宮内膜へ血液量を増やし、子宮内膜をふかふかに保ち、また体内の栄養素の燃焼を高め、体を温め、高温期を保ちます。基礎体温が低温期より0.3~0.5℃高く維持され、12日間続くのが理想的です!ふかふか・ぽかぽかの内膜があれば、受精卵が着床しやすくなり、妊娠します。 そうでなければ、内膜がはがれ、また月経が起こります。
ふかふか・ぽかぽかの子宮内膜を作るためには?
中医学ではこの時期を、陽気が支配する時期と考えます。「血(けつ)」や「陰(いん)」を補いながら「気(き)」や「陽(よう)」を補い、陽気を助けることが大切です。
またこの時期はイライラ、憂鬱、胸が張る、などが起こりやすいので、なるべくストレスをためずに、ゆっくり、リラックスすることがとても大切です!
高温期を助けるもの
高温期にどんな検査を受けるの?
○ 黄体ホルモン検査 | 高温期の7日目ごろに採血し、検査を行います。 値が低い場合は黄体機能不全と診断されます。 黄体機能不全の要因としては以下のことが考えられます。
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○ 子宮内膜組織検査 | 排卵した後の高温期に、子宮内膜組織を少しだけ採取し、顕微鏡で検査します。子宮内膜が着床に適した状態になっているかどうかが分かります。 |
高温期,基礎体温,