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雨の日の痛み・つらさ あきらめていませんか?



「関節がこわばってるから明日は雨です」


「朝起きて膝が痛い時は、外をみなくても雨だってわかるんです」



西洋医学では天気によって出現する様々な症状を
「気象病」と呼んでいるようです。
 
雨の日は気圧が低くなることで、体にヒスタミンという物質が増えるそうです。
ヒスタミンは、花粉症や風邪の時、鼻水や涙をを出させたり、
血管を拡張させ、関節の炎症への引き金になったり、
休憩の神経と言われる副交感神経を刺激したりなど、
体の様々な部位に影響を及ぼします。
 
「雨の日は憂鬱になる」、もしくは「だるくなる」というのは、
ヒスタミンから、副交感神経が影響受けたことによるものと考えられていて、
関節などに痛みを感じる人は、血管が拡張し、関節が炎症を起こすことで、
起きると考えられています。
ヒスタミンによる関節の炎症は軽度ですが、
古傷や関節のクッションがすり減っている場合などは強く痛みを感じるそうです。
 
 

中医学では、雨の日など湿気の多い日受ける影響を


「湿邪(しつじゃ)」によるものとして考えています。


 
「湿邪」は、湿度の高い環境に長くいることで受ける「外湿」の影響と、
冷たいものや水分をたくさん摂取したことによる「内湿」の影響があります。
そして、「内湿が多い人は外湿の影響を受けやすい」とされています。
 
暑くなり始めたこの時期は、身体を冷まそうと冷たいものをとりがち。
そうなると、胃腸は疲れ、本来排泄するべき水分を溜めこんでしまい内湿となって、
水の停滞を招きます。
 

身体が重い・頭が痛む・重い・めまい・立ちくらみがする・車酔いしやすい・悪心・嘔吐があるなどは、


水が滞っている事を知らせるカラダのサインです。


 
それに気づかず冷たいものを摂取し続けたり、
胃腸のケアや内湿の発散を怠っていると、水はさらに停滞し
全身に停滞すれば、むくみ、下痢、めまい、夜間頻尿のもとになり、
胸、体の中央部にたまると、水っぽい鼻汁や痰、喘鳴になり、
関節の痛みや手のこわばりもみられるようになります。
そして、胃や腸に滞ると、食欲不振、悪心、下痢、手足の冷えなどとなって現れます。
 
 
そうなる前に、胃腸機能を回復させ、湿気を追い払う対策をお勧めします。
 
食養生では、冷たいものを避け、夏野菜も火を通してから食べるようにしましょう。
甘いもの、フルーツなども水の停滞を招くことになりますので、
ほどほどに。
 
生活の面では、適度に汗をかき発散させることが大切です。
紀元前に書かれた東洋医学の古書「素問」には、

「夏季は日中が長いけれど怠けてはいけない。適当に体をうごかして、


発汗するように心がけると良い。気分的にも発散することを大事にする。


夏は暑く、陽気が良いので汗をかいて発散しないと熱がこもって病気になる。」


と書かれています。
 
同じく、江戸時代の名医、貝原益軒の『養生訓』には、

「夏こそ温かいものを食べるべし。」


と温かい飲食を勧めています。
 
 
温かいものを食べ、汗を適度にかき、余分な熱や水分を発散しましょう。
 
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漢方では、『勝湿顆粒(しょうしつかりゅう)』
体内の余分な湿気によるだるさや胃腸不良の改善にはおすすめで、
 
湿気が関係する痛みやしびれ、冷えなどには、
『独歩顆粒(どっぽかりゅう)』がおすすめです。
 
健康食品では、『イーパオ』がおすすめです。
 
その他むくみ、鼻水、極度の冷えやだるさな、
体質・体調・症状によっておすすめできる漢方がたくさんございます。
是非お気軽にお問合せください。
 
 

(櫻井大典)


 

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2013/06/26

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