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「接骨木」(にわとこ)のお話

今日はまた蒸し暑いですね。
 
ふと思い立ち、今日は何の日だろうか?と調べてみると、
「味の素」が販売された日だったり、ムッソリーニが失脚した日だったり、スティーブンソンが蒸気機関車の初運転に成功した日だったり、ダイニングキッチン=DKと呼ばれ始めた日だったり、ウィンドウズ98の日本語版が発売された日だったとりと、過去を振り返ってみるとなんでもない普通の日が歴史的な一日だったりするから驚きですね。
 
そんな7月25日ですが、誕生花は「にわとこ」という花だそうです。
 
「にわとこ」本州、四国、九州の山野によく見られる樹木です。
こんな花が咲いて、


(出典:Wikipedia)


 
こんな実が付く花です。


(出典:Wikipedia)


アイヌの文化では魔除けとして使われているそうで、若葉は山菜として食されいるそうですが、たくさん食べると下痢をするそうです。
この「にわとこ」、スイカズラという科の植物ですが、その茎を乾燥させたものは「接骨木(せっこつぼく)」という生薬として使われています。その名の通り、茎を黒焼きにして粉にしたものや、茎や根を煎じた液体を骨折部位に塗り添え木をして治していたそうです。今の湿布剤のような役割として使われていたようです。今でも関節痛、打ち身、捻挫などに使われています。
 
日本では古来、「山多豆(やまたず)」と呼ばれていて、これは「迎え」の枕詞だそうで、諸説あるようですが、「神をむかえる木」という意味もあるそうです。
にわとこには、日本の「にわとこ」と、「西洋にわとこ」というのがあり、こちらは夏に急成長することから、ヨーロッパでは回春や不死の象徴であるようで、別名「魔女の木」とも呼ばれているそうです。日本でも神を迎える木と言われていたり、アイヌの魔除けとしてつかわれていたり、西洋では「魔女の木」といって恐れられていたりなど、全く違った土地や文化に住む人々が同じ印象を持ったことに面白さを感じました。
 
なんでもない一日を掘り下げてみるととても興味深い事実にあたったりします。毎日の連続が歴史となっていくことを考えれば、なんでもない日なんていうのはないのですね。
 
 
 
ところでこの「7月25日の誕生花」というのも「むぎわらぎく」だったり「サギソウ」だったり「ブーゲンビリア」だったりと、紹介している本によって違うようですね(笑)そもそも誕生花ってなんなんでしょうかね???では今度は「誕生花」について調べてみることにします!(笑
 

2013/07/25

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