11,12月と六本木店で研修をさせて頂いている、栗原です。
今日は私の通う研修塾の紹介をしたいと思います。
写真は同じ塾の卒業生、有藤先生のブログより拝借しました!
イスクラ医薬研修塾(通称:中野塾)とは、漢方メーカーのイスクラ産業さんが、中医学を学びたい人を対象に行っている、1年間の研修塾です。
今年ですでに27年目、総勢300名近い方がこの塾を卒業して、様々に活躍をされています。
内容は、週3日の座学と、3日の実地研修で、漢方を深く学んでいきます。
では私の、とある日の1日を紹介しますね。
~座学編~
10:00 中医学演習
耳鳴りの症例問題。どんな問題が、どこにあって、どういう風に解決するか(弁証論治といいます)みんなで考えます。
12:00 ランチ♪
中野塾の隣にある、おいしいネパールカレー屋さんでテイクアウト
13:00 中成薬実践講座
腎の概念と働きについて、良く処方される方剤と合わせて学びます。
15:15 方剤学
方剤の中にどんな物が入っていて、どう作用して、どんな人に使うのか、詳しく学んでいきます。
17:15 帰宅♪
帰ってからは、復習のため1~2時間勉強をします。
今ではだいぶ実践的な内容が多くなりましたが、基礎理論講座(中医学の考え方を学ぶ)、中薬学(生薬の効能を学ぶ)中医学古典講座(漢字との戦いです)など基礎からしっかりと勉強していきます。
~実地編~
10:00 六本木店へ
朝の開店準備。
午前中は商品の検品&納品作業や、商品の発送など行います。
12:00 ランチ♪
食べに行きたいお店が沢山あり迷いますが、ぐるなびでチェックしたササミカツ屋さんへ
13:00 新商品のディスプレイ作業。商品の特徴を分かりやすく伝えられるよう、POPやレイアウトを考えます。スタッフの方に教えてもらいながら、お客さまや電話応対などをこなします。
18:30 帰宅♪
実習の日は帰宅が遅いので、明日の準備をして早めに寝ます。
こんな風に、この1年間、かな~~~~り濃密に漢方の勉強ができるのです。
勉強ばっかりじゃつまらなさそう、と思われた方、ご安心ください。飲み会、研修旅行、とイベントも多数あります。でも毎日楽しく過ごせるのも、自分が興味のある道だからなんだなと・・・。社会人になってから勉強できる幸せをしみじみと感じています。なんとなく学んでいた学生時代と、学びたくて通う研修塾では、その濃さも真剣度合いも全然ちがいますもんね。残る塾生活もあと4カ月。諸先輩方みたいに活躍できるよう、頑張って勉強していきたいと思います。
熱海で開催された第19回OB会の様子