イスクラ薬局(東京)

ブログ日記 | イスクラ薬局 六本木店BLOG

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安心を提供するための 【イスクラの品質管理】のお話

こんにちは。イスクラ薬局六本木店店長、櫻井です。今日も春麗らかな日よりの日。お出かけには最高ですね。昨日もポカポカ陽気が心地よいお天気でしたね。その分花粉が飛んでおります。私の鼻もしばらくは大丈夫だったのですが、ついに昨日、限界を迎えたようで、一日鼻水が止まりませんでした。今日は朝から花粉症対策に普段から愛用している衛益顆粒(えいえきかりゅう)にくわえて、水っぽい鼻水、冷えなどにぴったりの小青竜湯を追加。おかげさまで今のとろこ症状は出ていません。


今日、3月24日は【ホスピタリティ・デー】だそうです。ホスピタリティとは、最近話題の「おもてなし」の事です。マナーというのは、他人を不快にさせない最低限のルールですが、そこに「心」が加わると「おもてなし」、「ホスピタリティ」に変わります。ホスピタリティの語源は、ラテン語の「Hospics」で、「客人等の保護」という意味だそうです。迎え入れる心とでも言いましょうか、心配りの行き届いたもてなしというのがホスピタリティです。
このホスピタリティ、勿論、私どものような、漢方の相談薬局では、必ず持ち合わせていたいものの一つです。お客様は当店などの相談薬局には、つらいことがあったり、つらい症状があったり、何らの「トラブル」を抱えていらっしゃいます。その時、私どもがおもてなしをさせていただく事で、ご来店いただいた時より、少しでも明るく、できれば笑顔になって帰っていただく事ができるように日々、相談に励んでおります。

 


 
漢方薬局に求められる「おもてなし」の一つは、知識の量であると考えます。漢方薬・中医学のプロとして知識の習得は欠かせません。そのためにイスクラ薬局では定期勉強会への参加、国際中医相談員、国際中医薬膳師や不妊カウンセラーなどの資格取得を推し進めています。
漢方相談薬局の様な医療に携わるお仕事の場合、「安全性」も絶対的な基準の一つであり、おもてなしの一面であると考えます。私たちが手にする製剤化された漢方薬のそのほとんどが中国で製造、または原料は中国で栽培され、日本で加工され、製品化されるというものです。昨今の食の安全性の問題などから、中国で製造された原料生薬や、製薬の安全性に不安を感じていらっしゃると言ったお声が良く聞かれます。もちろん、これは、ごもっともなお話です。
なので、今日はイスクラ製品の安全性のお話をしたいと思います。
 


 

イスクラが製造を委託している中国の製薬工場は、すべて日本のGMP基準におてい製造しています。


漢方薬の原料となる生薬は、中国政府が品質の保証と中成薬の標準化・近代化を促進し高品質を保つことを目的とした「中国薬剤生産質量管理規範(GAP)」の認定をうけた、原料を使用し、さらにイスクラの製品になるものには、日本薬局方等の規格確認と残留農薬試験等の品質試験を通過したもののみを使用しています。
日本で販売が許可される医薬品は、すべてGMPという製造管理と品質管理規定に基づいて製造されます。GMPとは、Good Manufacturing Practiceの略で、薬事法上は厚生労働省令の「医薬品及び医薬部外品の製造管理及び品質管理規定」の事を示しています。
GMPでは、
①人為的な誤りを最小限にすること
②医薬品の汚染及び品質低下を防止すること
③高い品質を保証するシステムを設計すること
の3つを原則としています。
GMPの制度は正解保健機構(WHO)が加盟各国へ抵抗を勧告したことにより世界的に広まりました。定められている内容は、製造管理、品質管理、衛生管理等多岐にわたり、製品の安定的製造の為だけでなく、出荷後にも該当製品を検証できるように、各工程での記録の保存や製造ロットごとのサンプル保管が行われます。また日本におけるGMPの認証は、工場単位とか製造ラインごとではなく、製品ごとにGMP適合性調査を受ける必要があります
イスクラ産業が販売する中成薬は、提携する中国の工場で製造され輸入されています。そして日本に輸入された後は、イスクラ漢方センターと商品センターで試験、包装、保管されています。提携工場とイスクラ産業の両センターは、ともに日本のGMP適合性の認証が必要であり、5年後ごとの業態更新の際、GMP適合性も更新調査をうけることになります
提携工場は中国政府によるGMP認定を受けていますが、イスクラ産業向け製品の製造においては、日本のGMP基準による管理を実施しています。このGMP管理、とりわけ品質管理の技術交流を中心に、中国各工場の技術者がイスクラ漢方センターで1年間の研修を行っています。彼らは、中国で製造された製品の輸入後試験を実地研修し、日本のGMP管理全般を学び、帰国後は提携工場におけるGMP管理の徹底を推進しています。また、イスクラ社員も定期的に提携工場に赴き、工場の状況視察を含めて情報交換を行っています。各工場にとってこのようにGMPに関する技術習得は、国内販売、日本以外の国への輸出にあたっても優位となる条件ですので、大変積極的に取り組んでいます。
 

日本に輸入れた中成薬は、すべてイスクラの自社検査部門で規格の確認を行っています。


イスクラを通して販売される漢方薬は、中国提携工場で製造され、陸路と海路を経て日本の港へ向かいます。荷揚げ後、製品はワシントン条約(絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約)などの関係書類を提出し通関後、当社商品センターへと搬入されます。その後、商品センターに搬入された製品から採取された試験用検体は、当社漢方センターに移され、製品毎の承認書に則った企画試験、微生物限度試験などが行われます。残留農薬試験については、外部検査機関に委託し、内服薬全製品に対し、日本漢方製剤協会自主基準を含む、255種について実施しています。規格試験合格品は、商品センターで包装作業が行われます。漢方センターでは、経時安定性試験のため、製造から最低4年間検体を保存しており、製品出荷後の品質の安定性確認を行っております。
 


 
健康を維持するため、未病を治すため、様々なお悩みを解決するための品質にもし落ち度があれば、私たちは何のために存在するかわかりません。その「品質」とは私たちが取り扱う商品自体の品質はもちろんの事、スタッフの知識や相談の態度、お店の温度や湿度、香りや光や音、清潔さといった環境などすべてをひっくるめた「品質」です。お客様がご来店され、少しでも不快なことがあれば、いつでもスタッフにお申し付けいただくか、当社お客様相談室までご連絡ください。適切にそして、早急に対応させていただくことをお約束します。
イスクラ薬局では、相談してよかったと感じていただけるおもてなしを心がけ、「つらくない、という幸せ」を実感していただくためのお手伝いをさせていただきます。
お気軽にご相談ください。
 
イスクラ薬局六本木店
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定休日:日曜・祝祭日
 
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営業時間:10:00~19:00
定休日:土曜・日曜・祝祭日

2014/03/24

イスクラ薬局の運営会社情報

運営会社 イスクラ産業株式会社(英文会社名:lSKRA INDUSTRY CO., LTD.)
本社所在地 〒103-0027 東京都中央区日本橋一丁目14番2号
設立年月日 1960年3月1日
事業概要 ロシア・CIS諸国・中国との医薬品、医療機器、化学品の輸出入
中成薬(中国漢方製剤)、健康食品、スキンケア製品の製造、販売