イスクラ薬局(東京)

ブログ日記 | イスクラ薬局 六本木店BLOG

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中医学に興味があるなら

こんにちは、店長の櫻井です。
イスクラ中医薬研修塾27期生卒業式でした。去年の5月から始まり11か月。あっという間だったようですね。入ったばかりのころは、中医学なんてまったく何もわからない素人たちが、約1年後には専門用語で語り合えるようになっていました。月、水、金は塾で中医学の授業。火、木、土は、イスクラ直営薬局や東西薬局さんで開店から閉店まで研修と、毎日毎日中医学漬けの約一年ですから、いやでも中医学にはまってしまいます。しかも希望者は寮生活です。同僚と塾でもプライベートでも一緒なわけです。塾から帰って、一緒に飯を食いながら、中医学の話に華を咲かせるわけです。まさに中医学一色の約一年です。

最後の授業が終わり、北京の中医医院で研修を受けて、本場の臨床現場を体験したのち、卒業です。



 中医医院での研修風景


卒業生はそれぞれ、全国の漢方相談薬局へと就職していきます。実家に帰ってお店を継ぐ人もいますが、ほとんどがまずはどこかで修行することを希望します。本人が望めば、ほぼ100%就職できてしまうところを見ても、卒業生たちのスペックの高さ、講師陣の質の高さがうかがえますよね。卒業生は、中医学の基本的な知識、中医薬の基本的な使い方にくわえて、漢方相談薬局での経験も積んでますので、即戦力として期待されているわけです。中医基礎から学べる学校は、日本に何校かありますが、そこに漢方薬局での経験も積めるところは私が知っている限りありません。
かくいう私も、この塾を卒業しました。私の同期も漢方相談薬局の薬局長をやっていたり、自ら開業したり、実家の漢方薬局を継いだりと大活躍しております。
 
この塾は今から27年前に猪越 恭也先生が新たな中医学の担い手を育てるために創られた塾です。卒業生は、何人いるんでしょうね。1期に大体10人前後の生徒がいるので、300~400人ぐらいはいるのでしょうか。彼ら彼女らは今この瞬間も全国でたくさんのお客様のお悩みを聞いていることと思います。


お店に贈られた卒業生たちの寄せ書きです


来期、28期生の研修生が新しく5月から入ってきます。これからの漢方業界の担い手がまた増えます。猪超先生は私たちの卒業式で、「今までは生徒でしたが、今日からはライバルです。皆さんの活躍も期待していますが、私も負けませんので、精一杯がんばりましょう!」とおっしゃってくれました。とっても素敵な先生です。1年間寝食を共にした仲間は一生の宝です。なんでも相談できて、なんでも話し合える、自分の手の内を隠さず話し合える同業者の存在というがどれほど重要なことなのか、私も店長になり、薬局を運営していく立場になりその重さを痛感しております。これから中医学を学びたい。一生の仕事を見つけたいというかた、一度イスクラ中医薬研修塾の門をたたいてみてはいかがでしょうか。


漢方が好きならイスクラ中医薬研修塾

2014/03/27

イスクラ薬局の運営会社情報

運営会社 イスクラ産業株式会社(英文会社名:lSKRA INDUSTRY CO., LTD.)
本社所在地 〒103-0027 東京都中央区日本橋一丁目14番2号
設立年月日 1960年3月1日
事業概要 ロシア・CIS諸国・中国との医薬品、医療機器、化学品の輸出入
中成薬(中国漢方製剤)、健康食品、スキンケア製品の製造、販売