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シュヌップフェン!花粉、つらい?

こんにちは。六本木店より、太田です。
今日の六本木は朝は雪がちらつき、現在は雨。寒くて、道行く方々も速足で通り過ぎてゆきます。
さて、毎年恒例の花粉情報がニュースでも出てきましたね。今年は例年の2倍!という噂も。
花粉が本番を迎えたら、次に来るのは春! あとちょっと、寒さと花粉に耐えて春を待つべし!
…とはいえ、花粉症の辛さといったら…。目・鼻・口の中はかゆくなるし、鼻水はダラダラとクシャミは止まらず…。

 Pollen Explosion Pollen Explosion / dogfrog


  中医学では、花粉症の主な症状を下記のように考えます。
目・鼻・口がむず痒い:侵入した邪気(じゃき=花粉)と、自分の正気(せいき=免疫)が戦っている。
クシャミ:邪気を体から追い出そうとしている反応。
鼻水:水分の正常な排出ができない状態。
以上のことをふまえ、漢方薬で行う花粉症対策を大まかに3つに分けてみます。
①自分の正気(免疫)のバランスをとる。
②身体が冷えている症状がある方(例えば、透明で水っぽい鼻水・寒気・くしゃみなど)は温め、身体に熱がこもっている症状がある方(例えば、黄色い鼻水・鼻づまり・目の充血など)は余分な熱を冷ますなど、寒熱のバランスを整える。
余分な水分を排出させるはたらきを整える。
このほかにも、日々の生活の中で気をつけたいことは、「肥厚甘味」(味付けの濃い物・脂っぽい物・甘い物)を避ける、新鮮な温野菜をたっぷり摂る、質の良い睡眠をとる、外出時はマスク・メガネで身体をしっかり守り室内には花粉を入れないようにする、などなど。
その他去年の六本木店のブログ「花粉症に良い」と言われる食べ物を検証してみたもよろしければご覧くださいませ。

ri ra regenbogen ri ra regenbogen / Daniel Wehner


  さて、こちらは昨日完成した六本木店の花粉症のディスプレイ。 黄色い花粉、リアルさを追求しました。あまりにパンダが辛そうだったためか、通りすがりの小学生がジッとこちらのディスプレイを凝視していたとかいないとか。
どうぞこちらのパンダちゃんを目印にいらしてみてください。


 
最後に表題の「シュヌップフェン」。勢いが良くてなんとなく好きな単語なんです。
私が1年だけ滞在したドイツの言葉でder schnupfen(シュヌップフェン)は鼻かぜの事。
「花粉症」という言葉を日独辞書でひくと、「heuschnupfen」(ホイ シュヌップフェン)とでてきます。直訳すると「heu」(ホイ)=牛小屋などに敷き詰める干し草、つまり干し草による鼻かぜです。国が変われば、言葉上のアレルゲンも花粉から干し草へと変わるのだなあとしみじみ実感した単語でした。(ドイツでも、実は花粉によるアレルギーはあるのですが。)
ちなみに私は牛小屋で働いていたことがあり、毎日干し草まみれになっておりました。そして文字通りホイ シュヌップフェンになってしまったのでした。しかし、大量の干し草の上でゴロゴロと転がる気持ちよさは都会では味わえない贅沢なものでした。
最後はそのお世話をしていた可愛い牛たちの写真をどうぞ。
   

2015/02/17

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中成薬(中国漢方製剤)、健康食品、スキンケア製品の製造、販売