明治時代の医師・薬剤師であった石塚左玄が「食物養生法」の中で、「春は苦味、夏は酸味、秋は辛味、冬は脂(油)と合点して食え」と言っているように、春はノビル・タラの芽・ウド・フキノトウなどあくや香りの強い山菜がどんどん芽吹いてくる時期ですね。
さて、早速タイトルの、「冬眠から目覚めた熊が一番に口にする食べ物」。どうやら「フキノトウ」と言われているようです。フキノトウについては過去の記事「春の贈り物「ふきのとう」が持つ「苦味」の意味」もどうぞ併せてご覧ください。
確かに山菜やフキノトウを食べると、爽やかな香りとほろ苦さで、なんだか体が目を覚ます感じがするような…気がします。私も先日見つけたフキノトウを天婦羅にして、さっと塩をまぶして食べ、ちょっとした幸せを感じたのでした。
上はちょっと育っているフキノトウです。