みなさま、こんにちは 百合子先生こと加藤百合子です。
11月7日立冬の暦どおり、朝晩の気温が下がり、冬が到来しました! 木枯らしが吹くと、みなさまの心にも年頭の厳しい寒さが思い出されることでしょう。
冬は、動物が冬眠に入るように、自然のあらゆる万物が体の中に栄養を貯蔵し、厳しい寒さを越します。中医学で表現すると、冬は、体に潤いを養う陰気が旺盛になり、体を温める陽気が体の中に潜む季節、“閉蔵の季節”と言われ、五臓の中の腎の機能が盛んです。また、上着がウールになるように、外気に寒い! と感じれば、体内から熱の支出も多くなり、訪れる春を無事に過ごせるよう、体力の維持も行います。
alone / torne (where’s my lens cap?)
冬の養生は“陰をおさめて(収れん)、陽を保護する”を基本に、体内の貴重な熱量を絶やさずに病への抵抗力を維持することです。 睡眠を十分にとり、温かい衣服と環境で過ごしましょう。食べ物は補うことが大切! 刺身などの生ものや冷たい食べ物は陰気が旺盛で胃腸(脾胃)を損傷し易いので、取り過ぎないように。体を温める食材や熱量が高めの食材を食事にと摂り入れ、腎の陰を潤し、腎の陽を補いましょう。
この時期、お蕎麦屋さんでは“鴨南蛮”のメニューが目に入ります。南蛮は江戸時代に渡来した異国人が健康維持に多く食したと言われる葱(葱白)のこと。葱白は温性で陽気の滞りを通じて体を温め、鴨肉は涼性で栄養豊富により腎陰を養います。よくできた一品で、私も冬の楽しみの1つです。
鴨南蛮蕎麦 / takamorry
ブログ日記BLOG
季節の薬膳・養生法 の記事一覧
中医学から養生#1 冬の養生
2017/12/05
眠れない人は読んでくださいね ~不眠と中医学~
こんちには!!
暦の上では白露(はくろ9月8日~22日)といい「大気が冷えてきて、露ができ始めるころ」とされており、この時期から秋が深まると言われています。
今年はまさにその通りで
”寒い日と暑い日の差が激しく、昼間は暑いが朝起きると寒い”
といったような秋の足音が早々と聞こえる感じがします。
秋が来るのが早く、寒いなー異常気象だなーっと思っていたのですが、まぁ暦上「秋の始まりです!」といわれているので仕方ないです…夏は諦めます。
そして季節の変わり目になると「不眠症」は増えます。何故かと言うと「体温調節が難しくなるから!」
だそうです。
【不眠症と漢方】
というわけで不眠症を中医学的に4つのタイプにわけて説明します(代表的なものです)
〈心のエネルギー不足タイプ〉
寝るのにも体力を使う!っとよく言われますが中医学的には、
気血(エネルギー)が不足すると「心」に栄養が届かなくなり眠れなくなります。
「心」は精神活動を支配しているので、栄養がなくなると精神が不安定になり、そして眠れなくなるということです。
このタイプの特徴は
寝付きが悪い、夢が多い、眠りが浅い です。
[その他の症状]
動悸、疲れやすい、やる気がでない、食欲不振、顔色が悪い
上記の症状に当てはまる方にオススメなのが心脾顆粒(しんぴかりゅう)です。
心脾顆粒は心を元気にして気血の吸収を助ける生薬が配合されています。物忘れが多い方にもオススメすることがあります。
〈自律神経失調タイプ〉
ストレスによって「肝」の機能が興奮して、自律神経が敏感になり眠れなくなります。
「肝」は自律神経と関係があるとされ、ストレスを受け「肝」が興奮すると自律神経も興奮し、そして眠れなくなります。
このタイプの特徴は
寝付きが悪い、夢が多い、驚きやすい です。
[その他の症状]
いらいらする、怒りっぽい、ため息がでる、目が充血、爪が割れやすい などです。
上記の症状に当てはまる方にオススメなのが酸棗仁湯(さんそうにんとう)です。
酸棗仁湯は肝の興奮をおさえて、眠りに導く生薬が配合されています。
〈食生活が悪いタイプ〉
脂っこいもの、しつこい味のものを食べ過ぎている、またはお酒を飲み過ぎていると胃腸が弱り余分な水が体内に発生します。その余分な水のことを湿(しつ)とか痰(たん)と呼びます。
余分な水(痰、質)が心(精神)を侵し(説明をかなり省いていますが)眠れなくなります。
このタイプの特徴は
寝るのにとても時間がかかる(または全く寝れない)、胸部に不快感がある、悪夢をみる
[その他の症状]
口が苦い、頭が重い、めまい、舌の苔が厚い などです。
上記の症状に当てはまる方にオススメなのが星火温胆湯(うんたんとう)です。
星火温胆湯は胃腸の調子を整えて、余分な水を除き、眠りやすくする生薬が配合されています。
〈心が過剰に興奮しているタイプ〉
先程述べた自律神経失調タイプ、食生活が悪いタイプの2つが悪化すると心が興奮してしまいさらに眠れなくなってしまいます。他に頭脳を良く使う仕事の人も心が興奮して眠れなくなります。
このタイプの特徴は
寝るのにとても時間がかかる(または全く寝れない)、夢が多い、
[その他の症状]
尿の色が濃い、動悸+不安感、舌がとても赤い
さらに〈食生活が悪いタイプ〉〈自律神経失調タイプ〉の症状を合併することが多いです。
上記の症状に当てはまる方にオススメなのがミンハオです。
ミンハオは心の興奮を抑え、脳をスッキリさせてくれます。
いかがでしょうか?
自分に当てはまるものはありましたか?
イスクラ薬局六本木店では2017.9/16(土)~10/7(土)まで
秋の快眠キャンペーン♪(クリックで詳細)をしてますので、この機会にぜひともご来店いただき相談してください。
宜しくお願い致します。
イスクラ薬局六本木店 中神
2017/09/16
中医学温泉日記 #6 『秋の養生』
こんにちは、タミーこと田宮です。
皆さま今年の夏はいかがお過ごしになられましたか?関東では梅雨と夏が逆転したような変な天気が続いたりもしましたよね。普段元気な方もこんな天候だと体調が乱れてしまったかもしれません。
さて、今年の9/7~9/22(秋分の日前日まで)は二十四節気でいう白露(はくろ)に当たります。
「白露」とは、夏の盛りが過ぎで朝晩の気温が下がり、朝露を感じられる時期を言います。ザックリいうと秋の気配がしてくる頃のことですね。
一般的に白色は雪を連想し冬という感じがしますが、中医学の五行学説で「白」は秋と関連のある色なのです。元々白のイメージのある冬と関連のある色は「黒」なのです。面白いですね。
また、秋は五臓だと「肺」に注意が必要な季節でもあります。「肺」は乾燥を嫌い、潤いを好みます。
この時期におすすめの食べ物は、梨やレンコン、きのこ、大根、はちみつなどです。主に秋の食べ物が多いのですが、これらは体を潤して乾燥から守ってくれます。
夏の疲れは肺の乾燥を招き咳が止まらないなどの症状が出ることもあります。しっかり養生して、秋を楽しみましょう♪
2017/09/08
#1 熱中症対策のツボ
こんにちは、Pてんこと中神です。
猛暑が続き体調を壊しやすい時期ですね。熱中症対策に
こまめに水分補給と塩分補給をお忘れなく♪
私は以前、鍼灸師として約10年間現場にいたので「ちょこっとツボ講座」をします。
今回は熱中症対策のツボです
●身体の熱を冷ましてくれるツボ
委中(いちゅう)&曲沢(きょくたく)
「委中」の位置は、膝の後面にあり、90度に曲げてできるシワ
の中央。指がぐぐぐっと深く入る所にあります。
「曲沢」の位置は、腕を伸ばして手のひらを上にして肘を90度
くらいに曲げてできるシワの中央にある硬い筋の内側にありま
す。こちらもぐぐぐっと深く入ります。
文章では分かりづらいという方は「委中 ツボ」「曲沢 ツボ」
で検索してみて下さい。
●どんな効果があるのか??
「委中」は身体の深部まで冷やし、気血をめぐらし、リラックス
させるという効果があります。他には腰痛を治療する時はよく
使用するツボです。「曲沢」は「委中」と似た効果があるのです
が、このツボは「水」の性質があり熱を抑えると同時に心を落
ち着かせる作用もあります。
2017/08/17
ビールで乾杯!キャンペーン☆
こんにちは!車田です
先程いつもお世話になっているクリーニング屋さんがいらっしゃり、
『さっきそこでセミが鳴いてたよ~』
とおっしゃるではありませんか…。
まだ梅雨ですが、もう夏でもあるのですね☀
今朝、私の住んでいる所でも渋谷警察署の方が、熱中症予防の呼びかけをして回っていました。
呑んべぇの皆さんにとってはビールの美味しい季節ですね(^^♪
ここ最近の週末のビアガーデンは人でごった返しています。
しかし、ビールなどのアルコール類は湿(体にとっては余分な水や老廃物など)をためやすい飲食物の筆頭。
この時期にジメジメ吹き飛ばしたくて飲んだのに、気分は晴れても体は毒素に侵されてしまっては意味がありません。
そこで!
そんな皆さんの夏を協力にサポートするべく、今月はこんなキャンペーンやります。
ビールで乾杯!キャンペーン☆
★期間:2017.7/18(火)~7/31(月)まで
★対象とプレゼント
ワタナベオイスターの下記の商品ご購入の方へ…
呑んべぇ’Sプレゼント致します。
✜呑んべぇ’Sの詳細はこちら✜
①85粒 ⇒ 呑んべぇ’s(お好きな方1つプレゼント)
②160粒 ⇒ 呑んべぇ’s(お好きな方2つプレゼント)
③180粒 ⇒ 呑んべぇ’s(お好きな方2つプレゼント)
④600粒 ⇒ 呑んべぇ’s(お好きな方4つプレゼント)
⑤ドリンク(10本入り) ⇒ (お好きな方1つプレゼント)
⑥ゼリー(30包入り) ⇒ 呑んべぇ’s(お好きな方1つプレゼント)
⑦ゼリー(60包入り) ⇒ 呑んべぇ’s(お好きな方3つプレゼント)
夏もますます元気に、アルコールもほどほどに、ご飯も美味しくいただきましょう(^^♪
2017/07/06