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季節の薬膳・養生法 の記事一覧

花粉症に使えるツボまとめ ちょこっとツボ講座 by ぴー店長

こんちにはー(*´∀`*)
花粉症をやわらげるツボの話がtwitterにて話題となりました!!
そんなわけで、花粉症に使えるツボをまとめ、さらに詳しく説明しますね。

花粉症の方はぜひぜひ実践してくださいね♪

こちらは太淵(たいえん)というツボです。
中医学には気血を全身に輸送する経絡(けいらく)という特殊なルートがあると考えられています。
経絡の中の全ての気は太淵に集まります。したがって、病状を判断する為に触ることもあるツボです(脈診といいます)
太淵は優しく押すことで【肺を強くし気を増やす】作用があります。
肺は水を降ろす機能(粛降)がありますので、
肺を強くすることで、水を降ろす機能が強化され、鼻水を止める  
ということです。

こちらは風池(ふうち)というツボです。
「風池」の「風」は、風病(花粉症、風邪、急なめまいや痙攣など)を指し、「池」は大きく池のように凹んでいることから「風池」と命名されました。500年以上使われている実績と歴史の長いツボです。
風池は体内に侵入した「風」を探すツボとされております。 中医学的に花粉は「風」とされていますので、体内の風を探す=体内の花粉を探す、と考えられます。
そして首より上の熱の症状を抑える効果もあります。
目の痒みの原因は「熱」であるので、熱を抑えることで痒みもやわらぎます。
さらに外部から侵入してくる悪いやつ(花粉、風邪など)から身を守ってくれる作用まであります。
この3つの作用があり、尚且押すことで効果も発揮しやすいので 風池は花粉症を抑えるのにうってつけのツボなのです!! 周りに花粉症にお困りの方がいましたら、押してあげましょうね(*´ω`*)

こちらは列缺(れっけつ)というツボです。
列缺は太淵と同じく肺を強くするツボです。
ですが、太淵との違いは頭痛に効く、気の巡りを良くする、という効果が期待できる点です。
花粉症で鼻が詰まりすぎて頭痛が発生した
花粉症になってからイライラする!!という方にピッタリのツボです。

以上です。
今年花粉症で困った方はツボもいいですが、やっぱり冬から漢方で体調を整える、のが一番効果があると思っています。
ですので、来年花粉症で苦しみたくない方は、今年の冬から漢方薬局に相談に行きましょうね!

過去のツボ記事はこちら↓
冷え性に使えるツボまとめ ちょこっとツボ講座 by ぴー店長
#2 ストレスを和らげるツボ

2018/04/14

#2 ストレスを和らげるツボ

こんにちは、Pてんこと(中神)です。中神さん左2 ミニ
暦の上では、啓蟄(けいちつ)を迎えます。啓蟄とは、啓は「開く」という意味があり、蟄は「虫などが土中に隠れ閉じこもる」という意味があり、2つの意を合わすと「大地が温まり冬眠をしていた虫が穴から出てくるころ」となります。
近ごろは人間の心も冬眠から覚め、新しいことを始める意欲が湧き、なにかと外出したくなるものですが、冬に溜め込んだストレスも発散させたくなる時期でもあります。

ILLUSION inc

ILLUSION inc

ですから、イライラや焦りなどの症状を訴える人のご来店が増加しておりますので、それを意識して、今回はストレスを和らげるツボですよ。
●ストレスを和らげるツボ 行間(こうかん)のお話
「行間」の位置は、足の甲の親指と第二指(人差し指)の付け根の又の部分にあります。痛みを感じる強さで同側のカカトの方に向かって押すとよいです。(アザには気を付けて)
回数は2秒間押す×10回くらいでよいでしょう。
文章では分かりづらいという方は「行間 ツボ」で検索してみて下さい。もしくはご来店時に中神にお声がけ下さいね。
●どんな効果があるのか??
「行間」は自律神経の興奮(肝火)を抑え気の巡りをよくする働きがあります。イライラする、不眠、緊張してのぼせる、月経
前の側頭部の頭痛に効果があるツボです。仕事中にイライラしたら、こっそり押してみて下さいね!イライラして眠れない方
は、就寝前に押すと良いですよ。
是非ご活用くださいね♪
のびのび

2018/02/21

中医学温泉日記 #7 『季節の湯』

こんにちは、タミーこと田宮です。田宮店長 ミニ
平成の年号も残り約1年ちょっと、次の年号は何になるのでしょうか?気になりますね。
さて、冬至に入る柚子湯や端午の節句の菖蒲湯以外にも、日本には多くの季節のお風呂があるのをご存知でしょうか。
実は1月から12月までそれぞれの月に季節の湯があり、1月は松湯になります。お正月のお飾りにも使われる松は冬も枯れず元気に緑の葉を付けていることから、不老長寿の象徴と考えられています。
正月 松飾り
縁起の良いものとして扱われている松の葉を使った松湯ですが、本草綱目にもこのように記されています。
「主治風湿瘡、生毛髪、安五臓、不餓延年。」
すごく簡単にいうと、悪いものを治し、内臓の働きを整えてよく食べ長生きする的なことが書かれています。
要は身体に良いということですね。
生の松の葉をお湯に浮かべて入ったり、葉を煮詰めたエキスをお湯に入れて天然の香りを楽しみながら入浴します。
松湯の効能:血行促進・体を温める・疲労回復など
また松葉には精油成分が含まれ、西洋では松葉油(パインニードルオイル)というアロマオイルがあり、昔からアロマバスとしての利用もされています。
生の松の葉をいれる場合は樹脂を除くという準備が必要となります。もっと手軽に楽しみたい方は松葉油のはいったバスアイテムも色々とありますので、そちらを使用しても良いかと思います。
風呂

2017/12/27

中医学から養生#1 冬の養生

みなさま、こんにちは 百合子先生こと加藤百合子です。加藤さん ミニ
11月7日立冬の暦どおり、朝晩の気温が下がり、冬が到来しました! 木枯らしが吹くと、みなさまの心にも年頭の厳しい寒さが思い出されることでしょう。
冬は、動物が冬眠に入るように、自然のあらゆる万物が体の中に栄養を貯蔵し、厳しい寒さを越します。中医学で表現すると、冬は、体に潤いを養う陰気が旺盛になり、体を温める陽気が体の中に潜む季節、“閉蔵の季節”と言われ、五臓の中の腎の機能が盛んです。また、上着がウールになるように、外気に寒い! と感じれば、体内から熱の支出も多くなり、訪れる春を無事に過ごせるよう、体力の維持も行います。

alone / torne (where’s my lens cap?)

冬の養生は“陰をおさめて(収れん)、陽を保護する”を基本に、体内の貴重な熱量を絶やさずに病への抵抗力を維持することです。  睡眠を十分にとり、温かい衣服と環境で過ごしましょう。食べ物は補うことが大切! 刺身などの生ものや冷たい食べ物は陰気が旺盛で胃腸(脾胃)を損傷し易いので、取り過ぎないように。体を温める食材や熱量が高めの食材を食事にと摂り入れ、腎の陰を潤し、腎の陽を補いましょう。
この時期、お蕎麦屋さんでは“鴨南蛮”のメニューが目に入ります。南蛮は江戸時代に渡来した異国人が健康維持に多く食したと言われる葱(葱白)のこと。葱白は温性で陽気の滞りを通じて体を温め、鴨肉は涼性で栄養豊富により腎陰を養います。よくできた一品で、私も冬の楽しみの1つです。

鴨南蛮蕎麦 / takamorry

2017/12/05

眠れない人は読んでくださいね ~不眠と中医学~

こんちには!!
暦の上では白露(はくろ9月8日~22日)といい「大気が冷えてきて、露ができ始めるころ」とされており、この時期から秋が深まると言われています。
 
今年はまさにその通りで
”寒い日と暑い日の差が激しく、昼間は暑いが朝起きると寒い”
といったような秋の足音が早々と聞こえる感じがします。
秋が来るのが早く、寒いなー異常気象だなーっと思っていたのですが、まぁ暦上「秋の始まりです!」といわれているので仕方ないです…夏は諦めます。
そして季節の変わり目になると「不眠症」は増えます。何故かと言うと「体温調節が難しくなるから!」
だそうです。
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【不眠症と漢方】
というわけで不眠症を中医学的に4つのタイプにわけて説明します(代表的なものです)
 
〈心のエネルギー不足タイプ〉
寝るのにも体力を使う!っとよく言われますが中医学的には、
気血(エネルギー)が不足すると「心」に栄養が届かなくなり眠れなくなります
「心」は精神活動を支配しているので、栄養がなくなると精神が不安定になり、そして眠れなくなるということです。
このタイプの特徴は
 
寝付きが悪い、夢が多い、眠りが浅い です。
 
[その他の症状]
動悸、疲れやすい、やる気がでない、食欲不振、顔色が悪い
 
上記の症状に当てはまる方にオススメなのが心脾顆粒(しんぴかりゅう)です。
心脾顆粒は心を元気にして気血の吸収を助ける生薬が配合されています。物忘れが多い方にもオススメすることがあります。
 
〈自律神経失調タイプ〉
ストレスによって「肝」の機能が興奮して、自律神経が敏感になり眠れなくなります。
「肝」は自律神経と関係があるとされ、ストレスを受け「肝」が興奮すると自律神経も興奮し、そして眠れなくなります。
 
このタイプの特徴は
寝付きが悪い、夢が多い、驚きやすい です。
[その他の症状]
いらいらする、怒りっぽい、ため息がでる、目が充血、爪が割れやすい などです。
 
上記の症状に当てはまる方にオススメなのが酸棗仁湯(さんそうにんとう)です。
酸棗仁湯は肝の興奮をおさえて、眠りに導く生薬が配合されています。
 
〈食生活が悪いタイプ〉
脂っこいもの、しつこい味のものを食べ過ぎている、またはお酒を飲み過ぎていると胃腸が弱り余分な水が体内に発生します。その余分な水のことを湿(しつ)とか痰(たん)と呼びます。
余分な水(痰、質)が心(精神)を侵し(説明をかなり省いていますが)眠れなくなります。
 
このタイプの特徴は
寝るのにとても時間がかかる(または全く寝れない)、胸部に不快感がある、悪夢をみる
[その他の症状]
口が苦い、頭が重い、めまい、舌の苔が厚い などです。
 
上記の症状に当てはまる方にオススメなのが星火温胆湯(うんたんとう)です。
星火温胆湯は胃腸の調子を整えて、余分な水を除き、眠りやすくする生薬が配合されています。
 
〈心が過剰に興奮しているタイプ〉
先程述べた自律神経失調タイプ、食生活が悪いタイプの2つが悪化すると心が興奮してしまいさらに眠れなくなってしまいます。他に頭脳を良く使う仕事の人も心が興奮して眠れなくなります。
 
このタイプの特徴は
寝るのにとても時間がかかる(または全く寝れない)、夢が多い
 
[その他の症状]
尿の色が濃い、動悸+不安感舌がとても赤い
さらに〈食生活が悪いタイプ〉〈自律神経失調タイプ〉の症状を合併することが多いです。
 
上記の症状に当てはまる方にオススメなのがミンハオです。
ミンハオは心の興奮を抑え、脳をスッキリさせてくれます。
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いかがでしょうか?
自分に当てはまるものはありましたか?
イスクラ薬局六本木店では2017.9/16(土)~10/7(土)まで
秋の快眠キャンペーン♪(クリックで詳細)をしてますので、この機会にぜひともご来店いただき相談してください。
宜しくお願い致します。
 
イスクラ薬局六本木店 中神

2017/09/16

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事業概要 ロシア・CIS諸国・中国との医薬品、医療機器、化学品の輸出入
中成薬(中国漢方製剤)、健康食品、スキンケア製品の製造、販売