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中医学 の記事一覧

#2 ストレスを和らげるツボ

こんにちは、Pてんこと(中神)です。中神さん左2 ミニ
暦の上では、啓蟄(けいちつ)を迎えます。啓蟄とは、啓は「開く」という意味があり、蟄は「虫などが土中に隠れ閉じこもる」という意味があり、2つの意を合わすと「大地が温まり冬眠をしていた虫が穴から出てくるころ」となります。
近ごろは人間の心も冬眠から覚め、新しいことを始める意欲が湧き、なにかと外出したくなるものですが、冬に溜め込んだストレスも発散させたくなる時期でもあります。

ILLUSION inc

ILLUSION inc

ですから、イライラや焦りなどの症状を訴える人のご来店が増加しておりますので、それを意識して、今回はストレスを和らげるツボですよ。
●ストレスを和らげるツボ 行間(こうかん)のお話
「行間」の位置は、足の甲の親指と第二指(人差し指)の付け根の又の部分にあります。痛みを感じる強さで同側のカカトの方に向かって押すとよいです。(アザには気を付けて)
回数は2秒間押す×10回くらいでよいでしょう。
文章では分かりづらいという方は「行間 ツボ」で検索してみて下さい。もしくはご来店時に中神にお声がけ下さいね。
●どんな効果があるのか??
「行間」は自律神経の興奮(肝火)を抑え気の巡りをよくする働きがあります。イライラする、不眠、緊張してのぼせる、月経
前の側頭部の頭痛に効果があるツボです。仕事中にイライラしたら、こっそり押してみて下さいね!イライラして眠れない方
は、就寝前に押すと良いですよ。
是非ご活用くださいね♪
のびのび

2018/02/21

月経と子宮筋腫 百合子先生より 2


子宮筋腫の第2回は腫瘤と瘀血です。
子宮筋腫は、前回、子宮の良性腫瘍ですとお話しました。子宮は平滑筋という筋肉の層を持っており、その筋層内に増殖した腫瘤が子宮筋腫です。その増殖は、女性ホルモンとともに大きくなりますので、生理がある期間は徐々に大きくなり、症状がでると悩まされることになります。逆に女性ホルモンが減少した閉経の期間になると増殖がおさまります。
詰まった筋層内の腫瘤は血行障害を起こします。
雪
東洋医学では、子宮筋腫を“瘀血内蓄胞宮”と表現します。瘀血とは血の流れが悪くなることや流れが悪いために生じた塊の状態です。
よって、“瘀血内蓄胞宮”とは、子宮の中には塊があって、血行が悪い状態であるということを示しています。
どうして瘀血になるのでしょうか。
いろいろ原因があります。
・もともと血行が悪い
・ストレスの環境にいることが多い
・緊張して仕事や作業など何かを行うことが多い、
・体が疲れやすい
などなど…。
では、瘀血を作らないようにするにはどうしたら良いでしょうか。
こういう環境や状態に向き合うことが病気を悪化させない初めの一歩です。
第1回でお話ししましたように、貧血と仲良しの病気ですので、食事の管理がとても重要です。
クコ写真
食材は、野菜とお魚、野菜とお肉のように上手に組み合わせて取り入れて、お料理に偏りがないようにバランスの良い食事にしましょう。
貧血は体が疲れやすいので、大食したくなりますよね。瘀血は何か食べ物を欲しがり、量のコントロールが難しいですね。
熱量の多い、カレー、ハンバーグや牛丼など、1か月で意外と多く摂っているかもしれませんよ。
食べ過ぎに気をつけて、いつも同じような量を摂ることをお勧めします。
また、瘀血の方は、冷たいものを好んでしまいます。冬場は特に気を付けて、暖かいものを日頃は取り、ご褒美のデザートとして楽しみに取り入れると良いと思います。

2018/02/10

中医アロマ#7『中医アロマで温活①』

こんにちは、ミッポこと車田です。車田さん ミニ
今回は中医アロマで温活と題して、温活アロマのご紹介を致します!
女の子 耳
今回温めるのは耳。人の体は、延髄から内蔵機能をコントロールする『迷走神経』というものが出ています。
この神経は、『知覚神経・運動神経・副交感神経』を含んだ『混合神経』と呼ばれています。
この神経は、耳を温めることによって活性化しますので、内蔵機能の活発化や副交感神経を優位にすることで自律神経のバランスをとることにもつながります。
耳を温めながら、アロマで芳香療法することにより、相乗効果を期待するというものです。
アロマ
【温める方法】
・ホットパックや蒸しタオル
➡目も一緒に温めてあげることが出来るのでおすすめ。
・使い捨てカイロ
➡手軽にできて、らくちんです。耳の裏も表も交互に温め。
・シャワー
➡入浴時に耳の後ろなどを意識してあててあげると◎
・温かい手でマッサージ
➡極論コレでも良し。耳つぼを意識しながらよく揉むこと。
【おすすめの精油】
好きな香りが一番良いです。中医アロマ的に温性のものは⇩
マンダリン(肝)、マージョラムスイート(脾)、ジュニパー(腎)
それぞれ、タオルやカイロの端っこに垂らしてお使い下さい。
耳あて サンキュー

2018/01/31

中医学温泉日記 #7 『季節の湯』

こんにちは、タミーこと田宮です。田宮店長 ミニ
平成の年号も残り約1年ちょっと、次の年号は何になるのでしょうか?気になりますね。
さて、冬至に入る柚子湯や端午の節句の菖蒲湯以外にも、日本には多くの季節のお風呂があるのをご存知でしょうか。
実は1月から12月までそれぞれの月に季節の湯があり、1月は松湯になります。お正月のお飾りにも使われる松は冬も枯れず元気に緑の葉を付けていることから、不老長寿の象徴と考えられています。
正月 松飾り
縁起の良いものとして扱われている松の葉を使った松湯ですが、本草綱目にもこのように記されています。
「主治風湿瘡、生毛髪、安五臓、不餓延年。」
すごく簡単にいうと、悪いものを治し、内臓の働きを整えてよく食べ長生きする的なことが書かれています。
要は身体に良いということですね。
生の松の葉をお湯に浮かべて入ったり、葉を煮詰めたエキスをお湯に入れて天然の香りを楽しみながら入浴します。
松湯の効能:血行促進・体を温める・疲労回復など
また松葉には精油成分が含まれ、西洋では松葉油(パインニードルオイル)というアロマオイルがあり、昔からアロマバスとしての利用もされています。
生の松の葉をいれる場合は樹脂を除くという準備が必要となります。もっと手軽に楽しみたい方は松葉油のはいったバスアイテムも色々とありますので、そちらを使用しても良いかと思います。
風呂

2017/12/27

中医学から養生#1 冬の養生

みなさま、こんにちは 百合子先生こと加藤百合子です。加藤さん ミニ
11月7日立冬の暦どおり、朝晩の気温が下がり、冬が到来しました! 木枯らしが吹くと、みなさまの心にも年頭の厳しい寒さが思い出されることでしょう。
冬は、動物が冬眠に入るように、自然のあらゆる万物が体の中に栄養を貯蔵し、厳しい寒さを越します。中医学で表現すると、冬は、体に潤いを養う陰気が旺盛になり、体を温める陽気が体の中に潜む季節、“閉蔵の季節”と言われ、五臓の中の腎の機能が盛んです。また、上着がウールになるように、外気に寒い! と感じれば、体内から熱の支出も多くなり、訪れる春を無事に過ごせるよう、体力の維持も行います。

alone / torne (where’s my lens cap?)

冬の養生は“陰をおさめて(収れん)、陽を保護する”を基本に、体内の貴重な熱量を絶やさずに病への抵抗力を維持することです。  睡眠を十分にとり、温かい衣服と環境で過ごしましょう。食べ物は補うことが大切! 刺身などの生ものや冷たい食べ物は陰気が旺盛で胃腸(脾胃)を損傷し易いので、取り過ぎないように。体を温める食材や熱量が高めの食材を食事にと摂り入れ、腎の陰を潤し、腎の陽を補いましょう。
この時期、お蕎麦屋さんでは“鴨南蛮”のメニューが目に入ります。南蛮は江戸時代に渡来した異国人が健康維持に多く食したと言われる葱(葱白)のこと。葱白は温性で陽気の滞りを通じて体を温め、鴨肉は涼性で栄養豊富により腎陰を養います。よくできた一品で、私も冬の楽しみの1つです。

鴨南蛮蕎麦 / takamorry

2017/12/05

イスクラ薬局の運営会社情報

運営会社 イスクラ産業株式会社(英文会社名:lSKRA INDUSTRY CO., LTD.)
本社所在地 〒103-0027 東京都中央区日本橋一丁目14番2号
設立年月日 1960年3月1日
事業概要 ロシア・CIS諸国・中国との医薬品、医療機器、化学品の輸出入
中成薬(中国漢方製剤)、健康食品、スキンケア製品の製造、販売