イスクラ薬局(東京)

ブログ日記 | イスクラ薬局 六本木店BLOG

ブログ日記BLOG

男女の「会話」って違うんです。「そう言ってるよ!」「言ってないよ!」の喧嘩の理由。

 

「さっきからそう言ってるよ!」


「いや言ってないよ!」


 
なんていうケンカ、身に覚えがありませんか?
 
こんにちは、櫻井です。今回はそんなあなたにも、もしかしたら役立つかもしれない、“男と女のすれ違い”のお話です。また中医学は関係ないです。すみません。長いですが、是非お時間ございます時に読んでみてくださいね。
 
 
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
男性と女性のコミュニケーションスタイルは大きく違います。
その差は、「(彼・彼女は)宇宙人なんじゃないかな?」と疑うぐらい違います。
先のケンカもまさしくその違いが生んだものです。
と言えば、興味がわいてきましたか?
では、どういった事がおきているのかを考察してみたいと思います。
 
 

男性のコミュニケーションを理解するキーワード


『目的と問題解決』


--------------------------------
男性にとって会話は,
『情報伝達』と『問題解決』の為に存在しています。
必要な情報(起こったこと)を伝え、必要なら解決策を探るというものです。
男性同士の会話では
「どこどこで、こういうことがあった。その時どうした。」
という事実が重要であり、それを伝えることで
会話が成り立つと考えています。
 
聞いている側は、結果問題があれば、
「++するべきではなく、XXするべきなんだ(だったんだ)」
「次からはこうするべきだ」
というアドバイスを頭の中で用意しています。
問題が無ければ、「そうか。」で終わります。
 
『問題点を探り、その対応策を提案する』のが、
“親身になって聞いている”状態です。
 
 

女性のコミュニケーションを理解するキーワード①


『共感』


--------------------------------――-----------
男性が目的志向型なのに対し、
女性にとっての会話は、お互いをより親密にする為の手段であり、
女性にとっての「親身になって聞いている」状態とは、

『共感を示し合う』事です。
共感してほしいという感情とは、
「私が感じた事を感じてほしい」という感情です。
相槌をうってくれて、納得してくれて、
ありのままを受け入れて欲しいという感情ともいえます。
 
女性は会話の中でお互いに共感し合うことで、
お互いの親密度を上げているようです。
「それわかる~」「わかる?」っと良く言い合う女性をみかけますが、
まさにあれです。
 
女性にとっての重要課題は「感情の共有」であると言えます。
 
男性は会話から情報の伝達と問題解決を求め、
女性は共感を求め拒絶を嫌います
この違いから、男女の言葉の使い方にも大きな違いが出てきます。
 
 

女性の会話を理解するキーワード②


『メタメッセージ』


--------------------------------――-----------
女性は拒絶を避けるため、
“メタメッセージ”を多用するといわれています。

メタメッセージとは、

“あるメッセージがもっている本来の意味をこえて、
別の見方・立場からの意味を与えるメッセージ”(デジタル大辞林)とあります。
なんだかややこしいですが、
言葉には、表面上の意味と、その裏の意味があり、
メタメッセージとは、後者の裏の意味ということです。
 
難しいので例をだすと、
例えば女性がデート中に「のど渇かない?」と言ったとしましょう。
 
もしあなたが男性で、そのとき喉が渇いていなければ、
「ううん。大丈夫。渇いてないよ。」と答え、
特に気にも留めないでしょう。
しかし、その答えは彼女の機嫌をかなり損なう結果になるかもしれません。
では、どういう答えが円滑な会話につながるのでしょうか。
 
結論から先に言うと、正しい答えは、
「そうか。どっかカフェでも探そうか。」でした。
さて、正しく答えられた方はいらっしゃるでしょうか。
 
 

説明しよう!


―――――――――――――――――
男性は言葉そのままの意味を捉える傾向にあるため、
「のど渇かない?」という質問は、
「貴方の喉は渇いていないか?」といいう文字通りの意味です。
なので、
『彼女は、僕が喉が渇いていないか聞いてきている』と解釈します。
男性にとっては「のど渇かない?」にそれ以外の意味がある事なんて考え付きませんが、
しかし女性の意図は全くもって違うところにあったりします。
 
女性にとっての「喉渇かない?」は
「どこかに入ろう。お茶しよう。」という意味だったりします。
詳しく書くと、
「そろそろ疲れたし、喉も渇いてきたな。なんならちょっと飽きてきたかも。どっかで休んで気分転換したいな。でも彼はカフェに行ったりするの好きじゃないかもしれないし、私がここで『どっかカフェに行きたい!』なんて言うのはなんかわがままに聞こえるかもしれないしな。
があったうえでの「のど渇かない?」である可能性があります。いやー女心って難しい。
 
 

男って女って、、、


――---------------------------
女性は直接的な表現で要求を伝える事を嫌う傾向にあるそうです。
それは、直接的な要求は、拒絶され、集団から孤立する可能性があるからと言えます。
 
もしさっき問いかけの方が男性なら、
「喉渇いたからそこのカフェ入ろう」と言うと思います。
しかしこれは、もし相手が行きたく無かった場合や、カフェが嫌いだった場合、
相手の感情を考慮に入れない直接的案表現は、調和をみだし、拒絶される可能性をふくんだ言い方とも言えます。
男性同士なら、「いや、別に。」で終わるところが、
女性同士だと、そういったことで、
「なんかあの人わがままなのよね」と後で陰口を言われたりする可能性が付きまとうというわけです。
 
なので、女性はこういった事を避けるため、
「のど渇かない?」といういい方になるようです。
この会話は女性同士だと何の問題もなく、次にくるのは、
「そうね。」っとまず肯定し賛同をみせたうえで、「確かに喉渇いたし、ちょっとお茶したいよね。どっかカフェとかないかな?」
もしくは、
「う~ん、私は大丈夫だけど、ちょっとお茶するのもいいね。」となります。
ですが、こういった表現や会話方法は、男性にはまったく届かないことが多いです。
 
女性ははっきり言うことが苦手で、
男性は汲み取ることが苦手です。
なので、、
 
「だからさっきからそう言ってるじゃない!」
「言ってないよ!」
というケンカというか言い争いになってしまうんです。
 
女性は発言時の「感情やその言葉が示唆するもの」を言っているといい、
男性はその時使われた「言葉」のみをもってして言っているといいます。
--------------------------------------------------―――――
解決策としては、
女性は男性に話すときには、
手短にまとめて、直接表現を使って話をするようにすること。
ただ聞いてほしいことをあらかじめ伝えること。
 
男性は女性の話を聞くときには、
問題解決しないこと。
「ここはこうするべきだったんだ。次からこうしたほうがいいよ」と言わないこと。
「で結局何がいいたいの?」とか「どうしたいの?」と言わないこと。
「そうだったんだ、なるほどね。そんなことがあったんだね。
それは辛かった・楽しかった・悲しかったね」と、善悪・良し悪しの判断をせずに共感すること。
がお互いの関係を円滑にする潤滑剤になります。
男と女は違うことを理解しておくことが無駄な諍いの予防につながります。
同じだと思っているから「なんでわからないの?」となってしまいます。
はじめっから違うと思って対処することが大切です。
 
勿論、世の全ての男性が目的解決型だとは言いませんし、全ての女性が共感して欲しいわけではないでしょう。
でもそういう傾向もあるという可能性もどこか頭の片隅に残しておくと、ちょっとだけ生きやすくなるかもしれません。

2013/07/06

イスクラ薬局の運営会社情報

運営会社 イスクラ産業株式会社(英文会社名:lSKRA INDUSTRY CO., LTD.)
本社所在地 〒103-0027 東京都中央区日本橋一丁目14番2号
設立年月日 1960年3月1日
事業概要 ロシア・CIS諸国・中国との医薬品、医療機器、化学品の輸出入
中成薬(中国漢方製剤)、健康食品、スキンケア製品の製造、販売