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生理のお話

月経前と月経中のイライラ

婦人のお話、第7回目は 生理前や生理中のイライラ です。
生理前からイライラを感じていることが多いのですが、生理中にイライラ感じることもあります。
イライラとは、起きていることが捉え方の枠から外れた時に起こる不快感であり、
感じている時、感じる程度とその幅は個人差があります。
女性は、何か事が目の前になくても感じ、誰でも経験したことがあるので、
症状が起こるとイライラですと説明できるのです。




1ヶ月の中で女性ホルモンであるエストロゲンとプロゲステロンがそれぞれ多く分泌したり、少なく分泌したりと、
ホルモンの分泌バランスを保っています。
この2種のホルモンは、命令している脳内のホルモンのおかげでバランスのよい分泌を行っています。
女性ホルモンが上手に分泌されていれば、それぞれのホルモンに関与している脳内の神経から神経へ伝えるバトンも
スムーズに生成し渡されて、気持ちをおだやかに、心を安定させることができます。
そういうバトンの一つにはセロトニンがあります。
ちょうど女性ホルモン2種の分泌が少なくなってくる時期が生理前と生理中です。
少なくなることに伴いセロトニンのようなバトンが少なくなるために、気持ちもおだやかでなく、イライラします。
セロトニンの分泌を促進には、運動や食事が助っ人になります。
運動といっても生理前や生理中は体調があまり良くない方も多いので、
音楽に合わせた足踏みやステップなどの軽めの有酸素運動やラジオ体操で良いと思います。
食事は、豆腐、味噌、納豆、チーズ ヨーグルト、卵、イワシ サケ、ひじきなどの海藻類、ごはんが良い様です。



東洋医学でも、気持ちの気の動きをコントロールしている肝という部分で、
気の動きが悪くなると、肝気鬱滞という表現で表します。
どういう状態になるのかと申しますと、気持ちがおだやかでなく、イライラしてきます。
この肝気を流すために、香りのよいシソ科のシソの葉や薄荷の香りも助っ人になるでしょう。
監修
加藤百合子
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=中国研修歴=
北京中医薬大学婦人科内科皮膚科腫瘤科

◆鍼灸師
◆花田学園日本鍼灸理療専門学校講師
◆国際中医専門員

こんにちは。
以前、原宿店に勤めておりましたが、ご縁があって、またイスクラ薬局にてお仕事をすることになりました。今後ともどうぞ宜しくお願い申し上げます。 中医学は、身近にある植物(漢方薬)、季節における気候など、自然を用いて体の調節を行う伝統医学です。生活や環境と関連性があり、古新に差のないすばらしい考え方であると思っております。現代に合わせたお身体のメンテナンスに何かお手伝いできましたら幸いと存じます。

✜土曜のみ勤務✜

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中成薬(中国漢方製剤)、健康食品、スキンケア製品の製造、販売