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血管の硬さが認知症の原因にも

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血管の硬さが認知機能の低下に関係しているとする研究結果が発表されました。
東京都健康長寿医療センター研究所の研究によると、血管が硬くなるほど認知機能の低下が3倍起こりやすくなるとのことです。

調査は群馬県に住む65歳以上の高齢者を対象に行われました。対象者1000人のうち、認知症の疑いのある人を除いた約500人を追跡調査したものです。約3から4年健康状態や生活習慣病について調べたとされております。動脈硬化と認知症の関連については、対象者をグループ分けをし、認知機能のテストを実施しました。その結果、動脈硬化の度合いが高いグループでは、低いのと比べ約3倍も認知機能の低下が起こりやすいのが解ったとのことです。継続的に動脈硬化の検査や、認知機能のチェックをする必要があると考えられ、精度が上がれば、高齢者のセルフチェック機能として活用も期待されます。(2015年9月7日読売新聞参照)

中医学では、動脈硬化のような血管が硬くなり血流が滞ることを「瘀血(おけつ)」といい、認知症のような脳の委縮を「腎精の不足」からくる「腎虚(じんきょ)」としてとらえます。中国漢方での治療方法は滞った血流を改善する「活血化瘀法(かっけつかお)」、腎精を補い脳の委縮を遅らせると言われる「補腎」の二つの方法が重要です。あくまでも一例ですのでもし漢方薬をお考えなのであれば、ご相談くださいね。

2015/09/10

不妊症スクリーニング/年に1回の集中講義!

こんにちは、柳沢です。
8月の22日、23日は東京、田町で不妊症の勉強会でした。年に1回の土日集中講座。全国から不妊症を勉強している先生方が集まります。

15名程度のクラスに別れて月に1回、全国の先生方とインターネットで講義を受けるのですが、毎年年に1回、全クラスのメンバーが揃い症例検討や中医学での不妊、西洋医学での不妊のアプローチを学びます。

不妊症IP講座1
1日目の症例検討は、4つのグループに分かれて。1日目は不妊症の講座受講生のみで70名程集まりました。

不妊症IP講座2
(盛り沢山な内容!漢方飲みながら気合入れて勉強しています!)

2日目は、講座受講生以外も受けることができるオープン講座です。
全国から200名ほど集まりました。
午前中は中医学の講座で、不妊症専門でカウンセリングをしている中医学講師から体外受精の効率をあげる中医学的方法、卵巣刺激周期に合わせた漢方薬の使い方などをみっちり学びました。
午後は、不妊治療で有名な恵比寿のファティリティクリニック東京院長小田原靖先生のご講演です。「不妊治療の最前線 成功率を高めるための取組み」と題して、不妊治療の現状や、治療成績を上げるために行っている治療などお聞きしました。
その中で、成功率を上げるためにサプリメント、漢方の服用や、鍼灸を推奨しているとお聞きでき、嬉しく思いました。

中医学の知識で、私たちは漢方でアプローチをしますが、『妊娠』というゴールのために、西洋治療、鍼灸と漢方以外も様々なアプローチがあります。幅広く勉強して漢方だけでなく目の前のお客様に『妊娠』のために何がベストかを一緒に考えていけたらと思っています。しっかり勉強して、皆様をサポートできるように頑張ります。

2015/09/07

『健康』10月号取材されました★ 主婦の友インフォス情報社様

こんにちは、柳沢です。

先月、主婦の友インフォス情報社様から生薬に関する取材を受けました★

健康10月号

前回取材していただいた記事の拡大版でして、1ページにわたり生薬に関して解説しております。

よろしければご覧くださいませ。

 

 

 

2015/08/31

肥満と中性脂肪の関係って・・・

徐々に太っていくにつれ、中性脂肪が上がるメカニズムが解明されてきたとのことです。東北大学の研究グループの研究成果が8月13日のネイチャーコミュニケーションズに掲載されました。肥満の状態にあると血中の中性脂肪が高値になり、同時に肝臓でのアミノ酸量が増加するとされています。研究グループでは、アミノ酸量の増加に着目し、肥満させずに肝臓へのアミノ酸流入だけを増加させたマウスを使い、全体の代謝にどのような変化が起きるかを調べたとのことです。すると、肥満マウスと同じように中性脂肪が高くなったとのことです。
メカニズムとしては
①肝臓でアミノ酸が増えると、栄養過多と脳に情報がいきます。
②脳から血液中の中性脂肪分解に関わる酵素の分解を抑えようと指令を出します。
③その結果、血液中の中性脂肪は分解されず、数値が上がります。

 

同研究グループでは世界に先駆けて、身体の糖代謝やエネルギー代謝に脳が制御する自律神経系が係ることを発見しました。今後メタボリックシンドロームに関わる中性脂肪の上昇と関連するため、メタボリックシンドロームの解明にもつながり、新しい治療法の開発も期待されるとのことです。
当店でも、最近コレステロールなどの簡単血液検査をご希望される方が多くなりました。動脈硬化の原因の一つとされるためか、気になる方が多いのかもしれませんね。一ヶ月に一度必ず来店される方も・・・いろいろとコレステロールについては議論されているようですが、やはりみなさん不安なんですね。

2015/08/31

生理がくると、お腹が痛くて下痢をする

こんにちは、柳沢です。

今日は、女性のお悩みシリーズ“生理に関するトラブル”のお話しで書きます。

生理付近で、便秘だったり下痢だったり、繰り返しているという方いらっしゃいませんか?

便秘下痢でというキーワードで“気の巡り”が悪い為の便秘下痢と混同されやすいのですが、子宮内膜症でもよく起こる症状なので、しっかり状況を把握することが大切です。

以下の症状が複数あてはまる場合は子宮内膜症に要注意です。

■何度も鎮痛剤を服用する

■大人になってから生理痛が酷い

■排便痛がある

■性交痛がある

など

基礎体温だと、子宮内膜症など炎症がある方の場合、高温期⇒低温期の下がりが悪く、生理中でも体温が高い、また子宮内膜症だと黄体機能不全を起こしやすいので、高温期が短い、不安定などということもあります。

子宮内膜症は生殖適齢の女性の10%~15%、不妊や下腹部痛の女性にはそれぞれ48%と32%の発生率と言われています。ですので、■のような症状がある方で、一度も婦人科検診をしたことがないという方がいらっしゃいましたら、一度しっかり検査をすることもおすすめします。

漢方薬では、子宮内膜症の場合ですと血流を良くしたり、炎症をとったり、免疫力をあげるもので対策をしていきます。お気軽にご相談くださいね。

 

 

2015/08/25

イスクラ薬局の運営会社情報

運営会社 イスクラ産業株式会社(英文会社名:lSKRA INDUSTRY CO., LTD.)
本社所在地 〒103-0027 東京都中央区日本橋一丁目14番2号
設立年月日 1960年3月1日
事業概要 ロシア・CIS諸国・中国との医薬品、医療機器、化学品の輸出入
中成薬(中国漢方製剤)、健康食品、スキンケア製品の製造、販売