こんにちは。イスクラ薬局六本木店です。
ブログ日記BLOG
NEW 六本木店 ♪
2016/04/18
周期調節法お勉強会
こんにちは、木梨です。
前日の雨も上がり爽やかな日曜日朝、東京中医薬研究会の有志(女性)が集まり
我らの師匠である中医学講師の劉伶先生より子宝相談での周期調節法について講義をして頂きました。
周期調節法をする時に重要なチェック項目として
・初潮年齢
・生理痛の有無
・生理不順歴
・妊娠歴、出産歴、流産歴
・病院での治療歴の有無
・現在の生理周期、基礎体温の状態
・生理の量、質、色、痛みの有無
・おりものの状態
など各項目において細かく解説されみっちり3時間学びました。
中国では娘が適齢期になったら母親がこれらのことをきちんとチェックして
異常があれば即病院に連れて行き生理が整ったことを確認して結婚させたそうです。
娘の生理を正常に整えることは母親の義務だったのですね。
ご自身の生理の状態をチェックしてたとえば病院の検査で特に問題なくても
何か気になることがあれば是非ご相談ください。
2016/03/09
さっと簡単!身体のめぐりチェック!
こんにちは、太田です。
毎日毎日寒いですね。今年はお正月が暖かく、油断をしていたら都内でも雪が積もり、あっという間に例年並みの寒さになりましたね。みなさま、身体が縮こまって、肩こりや頭痛・腰痛に悩まされていませんか?
本日は2月4日・立春です。暦の上では今日から春。そう考えるだけで少し体もほぐれるような気がする、単純な太田です。
Ume blossoms ‘Ohshuku’. 梅 鶯宿(おうしゅく) / T.Kiya
中医学では、春は「肝」(かん)の季節と考えます。「肝」は、身体のエネルギーである「気」を全身に巡らせるはたらきを担っている場所です。しかし、春は精神的に不安定になりやすく、こういったストレスがこの「肝」のはたらきを鈍らせる、とされています。
このように「肝」のはたらきが鈍ってしまうとどうなるのでしょうか。
一般的には「気」の巡りが悪くなり気が滞る「気滞」(きたい)症状が現れます。
げっぷが出る
胸や脇がスッキリしない
お腹が張る
イライラなど情緒不安定になる
女性の場合は生理前に胸が張りやすい
などなど。
この様な場合は、ジャスミン茶やローズティーを飲んでリラックスをしてみたり、食べ物もシソやミント・ニラ・セロリ・三つ葉・春菊・かんきつ類など、香りの良い食材を召し上がって頂くことが、気を巡らせるために良いと言われています。
Fresh Mint Tea / Rubber Dragon
又、「気」の巡りが悪くなると「気滞」症状が現れるだけでなく「瘀血」(おけつ)といって、「血」(けつ)の巡りが悪くなる状態が現れる場合もあります。というのも、「気」は、身体中に栄養や潤いを届ける「血」を押し流すはたらきがあるからなのです。
肩こりや頭痛など、「血」の巡りが気になる方は是非瘀血チェック、してみませんか?
下のリンク先から簡単にチェックができますので、是非一度、お試しください♪
http://kangen.iskra.co.jp/check.html
2016/02/04
乗り物酔い対策
こんにちは。田宮です。
2016/02/04
包先生にインタビュー!
こんにちは樋口です。冷たい風に本格的な冬を感じる今日このごろ、皆様いかがお過ごしでしょうか?
さて、イスクラ薬局六本木店では、毎週金曜日は包海燕(ほうかいえん)先生の相談日です。とても優しくお話し好きの先生で、お客様からも人気の先生。
今日はそんな先生にインタビューしてみました!
包先生が日本にいらっしゃるまで生活されていたのは内モンゴル。
内モンゴルは中国の北の方にある自治区で、中国の領土です。
出典:Wikipedia
その暮らしはどんなものだったのでしょうか?
Q:先生が内モンゴルで過ごされたのはいつですか?
2歳から日本にくるまでです。
Q:1950年頃から1990年頃までということですね。
先生が暮らしていたところはどんなところですか?
内モンゴルは東西に長く、場所によって気候もバラバラ。
私が住んでいたのは内モンゴルのちょうど真ん中位で北京よりもちょっと寒いくらい。もちろん草原や農地もあるし、小さな街もいくつかある場所でした。
大草原では5年位生活しましたよ。
Q:一面に広がる草原の中、馬、牛や羊とともに暮らす日々。大自然の中での生活は少し憧れますが、そこでの生活はどのような感じですか?
確かに景色はキレイですが生活は過酷で大変。動物を扱うのはすごい力仕事ですよ。女性は毎日牛や羊の乳を搾り、家族の食事を作る。バターやチーズなどを作ったり、衣服や靴も全て手縫い。
それに夜は寒くて。私がいたところは、冬はマイナス17度位になる。
Q:大変そう。ただ、内モンゴルの厳しい気候、医療設備も十分ではない環境で身体を守っていらっしゃるわけですよね。今の日本でも使えそうな生活の知恵とかありますか?
今の日本で?無いと思う。
外で薬草を摘んでくるとか、馬から落ちて骨折した時の応急処置とか、いらないでしょ?
確かにそうですね(笑)。
でも、みんな仲良しで温かい。ご近所がみんな助けあって生活する。羊の毛をかるとき、どちらが早くかれるか競争したりもして。
いじめなんてないよ。身体が不自由な人がいてもみんなで受け入れて一緒に生活する。心を病む人はいなかった。
大草原では食事はいつも家族一緒にとります。人が温かいのは一家団欒が根付いているからじゃないかな。
だから日本でも一家団欒の時間を大切にしてほしいと思います。
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今日本では、なんとなく満たされないような寂しさを抱える人が多い気がします。その背景には、家族揃って食事をすることが難しくなり、一家団欒が減っていることもあるのかもしれません。今は親だけでなく子供も忙しい時代ですからね。
漢方では、心と身体は切っても切れない関係。心を健やかにすることも、身体の健康には欠かせません。食事はぜひ家族や親しい人と、楽しい時間を過ごしましょう。
先生の大草原エピソードは笑いあり涙あり、過酷な時代背景を感じさせる出来事など盛りだくさんで、とても興味深かったです。先生今日はありがとうございました!
包先生の漢方相談は毎週金曜日です。
婦人科や子宝相談のご経験も豊富な先生です。
相談は予約制となっておりますので、漢方相談をご希望の方はご連絡ください。
予約・問合せ TEL:03-3478-4382
2016/02/01