イスクラ薬局(東京)

ブログ日記 | イスクラ薬局 六本木店BLOG

ブログ日記BLOG

六本木店・プチ緑化計画!

こんにちは。太田です。昨日・今日と暑い日が続いていますが、皆様体調など崩されておりませんか?
さて、六本木店ではタイトルの様に本日、植物の種を土に蒔いてみました。
何の植物かと申しますと…「帝王貝細工」(ていおうかいざいく)というお花と、香りの良い「薄荷」です。種はこんな感じ。

  

帝王貝細工の種はマニアックな言い方をすると、ケツメイシのような形(田宮談)、もしくは「チョコベビー」のような形。テイオウカイザイク、どんなお花なんだろう~、と探してみると、ドライフラワーでお馴染みの、アノお花でした。


Strawflower / CGWF

次に、薄荷は良く見る植物ですが、こんなに種が小さいとは知りませんでした。風が吹けば飛んでしまいそうなくらい。そして薄荷は生薬としても良く用いられます。のどの痛みや体が火照るような感じのするときに飲むかぜ薬、天津感冒片&涼解楽や、頭痛の時に飲む頂調顆粒に使用されています。
そして今日のような夏日にはミントティーとして飲むのも、火照った体を冷ましたり、自律神経を調節したりと役立ってくれます。余談ですが、薄荷は甘草(西洋名・リコリス)とブレンドして売られているお茶もあり、薄荷のスーッとした感じと甘草の甘さが美味しいなあ、と、最近よく飲んでいます。
最後にこちらが種まき後の様子。お天気の日は窓辺で日向ぼっこをしていると思いますので、皆様も発芽状況を楽しみにしていただければ嬉しいです。

2015/05/14

夏も近づく八十八夜♪ 漢方薬にも「お茶」が含まれる処方があるんです。

今年は5月6日が立夏ですが、もうすでに初夏の陽気の日が続いており、これから梅雨がやってくるのが信じられませんね。太田です。
そしてその立夏の一歩手前の本日、5月2日は、立春から数えて八十八日目、「八十八夜」です。昔からこの日に摘まれたお茶を飲むと長生きする、と言い伝えられており、縁起物として珍重されてきました。そのため、現在でも緑茶の産地では茶摘みのイベントが行われているようです。


Tea leaf 八十八夜 / 4510waza

さて、お茶と一口に言っても色々なお茶がありますが、煎茶・玉露・抹茶・玄米茶・ほうじ茶…これらすべて「緑茶」に分類されます。お茶の色だけを考えると、なんだか不思議な感じがしますね。中国では、緑・白・黄・青・紅・黒茶…と発酵度によってさまざまなお茶の種類があります。

その中でもツバキ科TheaceaeのチャCamellia sinensis O.KUNTZEの若葉を「茶葉(ちゃよう)」と呼び、性質は涼性、上部の熱を冷ます、渇きを止める、消化を助ける、利尿、といった事が期待できます。
この茶葉を使用している漢方処方が感冒時の頭痛に用いられる「川芎茶調散」(せんきゅうちゃちょうさん)、イスクラの製品ですと「頂調顆粒」(ちょうちょうかりゅう)です。

普段嗜好品として気軽に飲んでいる、あの「お茶」が漢方薬に含まれている…と考えると、やはり医食同源、普段の食事も気をつけながら過ごしたいなと思うのです。
以前の六本木店のブログにもお茶の記事がありましたので、こちら頭スッキリ、血圧、コレステロール、ダイエットにも!素晴らしい「お茶」の力も是非ご覧ください。
さてさて、イスクラ薬局六本木店も明日、3日日曜日から6日水曜日までお休みをいただきます。みなさま、どうぞ食べ過ぎや飲みすぎ、はしゃぎ過ぎに注意して楽しい連休をお過ごしくださいね♪
 
 
 

2015/05/02

ちょっとした幸せ

こんにちは。
梅雨を通りすぎてもう夏?とういくらい気温が上がって着るものや寝具の調節に日々悩んでいる田宮です。
暖かくなってくると木や草花もどんどん成長し彩り豊かになって、目に嬉しい景色が増えて嬉しいですね。
天気も良くて散歩しながら緑を見たいな、と考えていた時に来店されたお客様がお帰りになった数分後に再来店。どうしたのだろう?と思ったら「これ全部四つ葉だから」と、その手には瓶に入った四つ葉のクローバーが。その後は何も言わず帰られましたが、幸運が訪れるといわれている四つ葉のクローバーをわざわざ持ってきていただいた気持ちが嬉しいですね。
そして早速店内に飾ってみる。

分かりづらいかもしれませんが、四つずつ葉っぱがついています。
中医学ではあまり使うことはありませんが、クローバーは一般的には薬草としても使われ、去痰・強壮・便秘などの効果があり、おひたしや天ぷら、炒めもの、花はハーブティとしても楽しめるなど食用にもなり幅広く使われる植物なんですね。
さて、六本木店に来たこのクローバー達の今後はベタですが、押し花にしようかなと考えています。
 

2015/04/28

この季節になるとニワトコの花を思い出します

こんにちは、太田です。
今日は23度まで気温が上昇、なんだか春を通り越して夏が来てしまったようです。
このくらいの時期になると思いだすのが、ドイツで見た西洋ニワトコの花です。
公園を散歩していると必ずと言っていいほど、緑の茂みの中に白い西洋ニワトコのお花が咲いていました。その光景が、爽やかで美しかったことを思い出します。

ドイツではこのニワトコの花はインフルエンザやカゼなど炎症のある時に民間療法として用いられています。
英語ではエルダーと呼ばれる植物で、最近日本でもエルダーフラワーのコーディアルやジュースが売られているので、味わったことのある方もいらっしゃるのではないでしょうか。見た目通り、爽やかで、ほんのり甘い香りがします。

そのようにジュースとして使用する以外にも、お花をそのままパンケーキに載せて焼いたり、お花を乾燥させてお茶にして飲んだりもします。
この様に、生活の中にとても馴染んでいる植物です。
西洋ニワトコ、と言われているように日本でもニワトコは自生していますが、また少し異なります。こちらのニワトコの茎は、「接骨木」(せっこつぼく)という生薬として浮腫みや痛みに使用されます。過去の六本木のブログにも記事があったのでどうぞご参考にされてみてください。
最後に、とあるイベントで見つけた看板。

「Holunder(西洋ニワトコ)のお花のスパークリングワイン+レモネード」と書いてあります。うう~ん、今日みたいな日には飲みたいですね。おいしそう♪

2015/04/25

包先生直伝・蒸し饅頭に挑戦!

こんにちは、太田です。
桜の花があっという間に満開になって、暖かい日が続…かなく、なかなかもどかしい四月の上旬でしたね。
先日、お料理上手な包先生がお昼用に持ってこられた手作りの蒸し饅頭を六本木店スタッフに分けてくださいました。
程よい酵母の酸味とフカフカ・しっとり・もっちりな生地。早速先生にレシピを教えて頂き、さらに小麦酵母までいただき、早速蒸し饅頭に挑戦してみました。
酵母を水に溶かし、小麦・全粒粉・そば粉など好きな粉を入れて混ぜ混ぜ。その後寝かせて発酵…。のはずが、なかなか思ったように発酵せず、その後丸一日寝かせてみる。それでも思ったように発酵せず、しびれを切らして重曹を投入、蒸してしまいました。焦りは禁物ですが、食欲に負けました。
果たして、この発酵が微妙な蒸し饅頭はどうなったかというと。
ジャジャーン!!

ナカナカ饅頭らしき姿かたちに変身し、なんとか食べられる形状に。せっかくの酵母を無駄にせず、一安心。(重曹のお蔭かも…という疑惑もありますが)

私の個人的な好みとして、茶色くて酸っぱくて香りの良いパンが好きなのでそれを目指したのですが、茶色いだけで全然酸っぱくないお饅頭になってしまいました。とほほ。

包先生には、湿度が高く、蒸したものを食べたくない日はフライパンに平らに伸ばして焼くもよし、バターやチーズを入れてもよし、と教えて頂いたので、粉を練り練り、私好みのものが出来るように挑戦を続けていきたいと思います。

ちなみに、小麦の性味は薬膳的に見ると「皮涼肉温」と言われており、殻は涼性、中身は温性とされています。精製された小麦・全粒粉など、胃腸の調子と相談しながら作るのもなんだか楽しいですね。皆様も是非お試しを。

2015/04/18

イスクラ薬局の運営会社情報

運営会社 イスクラ産業株式会社(英文会社名:lSKRA INDUSTRY CO., LTD.)
本社所在地 〒103-0027 東京都中央区日本橋一丁目14番2号
設立年月日 1960年3月1日
事業概要 ロシア・CIS諸国・中国との医薬品、医療機器、化学品の輸出入
中成薬(中国漢方製剤)、健康食品、スキンケア製品の製造、販売