こんにちは、田宮です。
ブログ日記BLOG
新年のごあいさつ
2015/01/13
「節度ある適度な飲酒」とは?!
こんにちは。10月より六本木店にも勤務している太田です。
あっという間に12月に入り、今年もあと少し。
これからの1~2か月は忘年会、新年会と、お酒を飲む機会も増えて忙しくなりますね。
「酒は百薬の長」とも例えられますが、どのくらいの飲酒が百薬の長となるのでしょうか。
実は、こんなデータがあるようです。
男性の飲酒量として1日当たり純アルコール量として10~19g、
女性では1日当たり9g程度のアルコールの摂取が最も死亡率が低いとされているのです。
又、厚生労働省が定める「健康日本21」では、1日平均純アルコール量として、
約20g程度が「節度ある適度な飲酒」として定められています。
節度ある適度な飲酒量がわかったところで良くわからないのが、
この”純アルコール量としての20g”。
アルコール度数やアルコールの種類にもよりますが、
一般的なお酒の純アルコール量としての20gとは、それぞれ下記が目安になるようです。
ビール:500ml(中瓶)1本、清酒:一合、ウイスキー・ブランデー:60ml(ダブル)、
焼酎:半合弱、ワイン:240ml(2杯)弱
皆様、いかがでしょうか。
更に、暴飲暴食が肝臓を傷める原因になることはご存知の事と思いますが、
中医学では「肝」を傷める原因は睡眠不足、就寝時間が遅い、慢性疲労、ストレスなど、
誰もが身に覚えのある日常生活の中に挙げることが出来ます。
普段よりお酒を召し上がる機会、おいしいものを食べる機会が増えるこの時期。
そして遅くまで楽しいお酒を飲んで睡眠不足がちになり疲れが溜まるこの時期こそ、
「肝」を労わり、年始の清々しいスタートに向けて身体を整えたいものですね。
そこで、今の時期にピッタリな、
飲む前に飲む!翌朝辛くなりそうなら飲んだ後に飲む!
飲み会セットを六本木店のオリジナルで2種類ご用意いたしました!
その名も、【呑兵衛セット】税別500円と【呑兵衛セットPREMIUM】税別600円です。
内容は六本木店スタッフ愛用のものばかりです♪
普段ご購入いただくよりも、お値段がちょっとお得になっておりますので、
漢方ってどうなんだろう?
いつも飲みすぎちゃって体がツラいな。
飲み会が続くときにこそ何か取り入れたいな。
と考えられている方。是非ぜひこの機会にお試しいただきたいです!
以上、お酒をあまり飲めないので、節度ある適度な飲酒量には
自信のある、太田がお届けいたしました。
2014/12/05
気分はクリスマス♪
こんにちは。田宮です。
また、この時期の六本木というとミッドタウンや六本木ヒルズのイルミネーションが人気です。ここ数年、ミッドタウンのイルミネーションを見てきた田宮ですが、今年も行ってきました。これから来られる方の楽しみのために、ほんのちょっとだけお見せしませんが、幻想的なブルーのイルミネーションがとてもキレイでした!!
12月に入ると週末はイルミネーションを見るための観光バスも止まり、とても混雑します。ゆっくり見たい方は、平日に行くことをオススメします!
夜は結構寒いですので、体調を崩されないよう暖かい服装で見に行ってくださいね★
2014/11/29
薬学講座で学びました。
こんにちは 木梨です。
「勉学の秋」。快晴で行楽日和の日でしたが、先日我が母校の薬学講座に参加し、講義を受けてまいりました。
10時から17時までみっちりのカリキュラムで、その中で私たちに一番関係のある内容を簡単にご紹介します。
筑波大学臨床薬剤学教授 本間真人先生による
「漢方エキス製剤の副作用解析」
本間先生が所属されている大学病院でとった統計をもとに、漢方エキス製剤で起こる副作用について近年の動向など興味深いお話でした。
ここで言う漢方エキス製剤とは、病院やクリニックでドクターが処方する顆粒剤の漢方薬のことですが、いまや8割以上のドクターに処方経験あり、漢方製剤の単独使用はわずか1~6%、ほとんどは何らかの薬剤と併用されています。これだけ現代医療に普及してきた理由として、強力な新薬の副作用軽減や効果の増強、製剤技術の発達で取り扱いが簡便になったこと、作用が穏やかなことなどが考えられます。
日本は今や超高齢化社会。漢方製剤を高齢者に使用する頻度が年々増加しており、それに伴い現れる副作用の件数も増えていっています。このような事態はかつて漢方薬が確立された時代には考えられなかった現象です。
例えば「抑肝散」(よくかんさん)という漢方製剤はこの10年で高齢者に対してもっとも多く処方されていて、某メーカーの売上額はこの10年で45倍にもなるそうです。「抑肝散」はもともと「小児の夜泣き・疳の虫・ひきつけ」に対する処方ですが、高齢者の認知症の症状緩和に効果があることが明らかになったことで急激に使用頻度が増加しました。
上グラフ見てわかるように抑肝散は小児に対する使用はほとんどなく大部分は男女とも70歳以上の高齢者が服用しています。
また漢方製剤を用いる上で注意が必要なのは甘草の含有量です。
甘草はこれ自身に薬効があることに加えて性質のことなる薬物を調和させる働きがあるため漢方製剤のほとんどに含まれており、この甘草の成分であるグリチルリチンによって特定の副作用が発現します。そのため漢方製剤に含まれる甘草の量はとても重要です。
高齢者は身体の各機能が衰えていることに加えて大人服用量を長期間にわたってのんでいることや、利尿剤やグリチルリチン含有製剤と漢方製剤の併用が副作用を発現するリスクを高めている原因になっているようです。
漢方エキス製剤の添付文書をご覧になったことはありますか?
その中の副作用のところに
「間質性肺炎」「肝機能障害・黄疸」「過敏症」「偽アルドステロン症」などの文字が並んでいます。服用するとこれらの症状が出るのか?と心配になってしまいますがこれらの症状が起こる原因を簡単に言いますと
・「間質性肺炎や過敏症」:患者側のアレルギー体質が関与している
・「肝機能障害」:服用量や服用期間のような薬剤の使用方法による
・「偽アルドステロン症」:漢方製剤の多くに含まれる甘草(カンゾウ)という生薬の含有成分グリチルリチンによるもので、甘草の用量が増えれば副作用の発生頻度が高まり多剤併用時は要注意
副作用が発現しそれが報告されるたび添付文書の記載内容が改定されています。
漢方エキス製剤の副作用を考える場合、薬剤そのものの特徴と使用方法の変化を加味し、さらに調査研究して副作用の発現を明らかにしなければなりません。
漢方薬が治療上有効であることは良いことですが、病名に対する処方ではなく患者個々の体質、既往症、併用薬の有無などを精査し薬の服用量や服用期間を細かく調整しながら薬の効果を最大限に、副作用を最小限にすることが今後の課題です。
そもそも漢方の源流である「中医学」は、弁病(病気そのものを鑑別)と弁証(個々人の証を鑑別)を結合させ処方を決めます。その原点に立ち返って漢方薬をこれからの医療と人々の健康に役立ててほしいと思います。
2014/11/26
ご挨拶。
10月より、六本木店の店長に就任いたしました田宮雅子です。
明るい店内と相談しやすい雰囲気のある六本木店にしていきたいと思っております。以前からご来店いただいている方も、これから行ってみようと考えられている方も、どうぞお気軽にご来店ください。どうぞよろしくお願いいたします。
●10月よりメンバーも少し変わりました。
木梨聡子先生の相談日が増えました!
10月までは、火・金・土のみ。
10月からは、月~土(木曜日除く)に店頭におります。
こんにちは 木梨です✿
これまで他店舗の勤務がありましたが10月から再び六本木店の専属になりました。
田宮店長を迎え新生六本木店をどうぞよろしくお願いいたします。
身近にはいつもイスクラ漢方、あって良かったイスクラ漢方と言って頂けるよう
みなさまの元気を私達全力でサポートいたします。
新しく太田芽久美さんが加わりました!
漢方薬が皆さまのお力になるようにお手伝いできれば嬉しいです。
2014/10/07