イスクラ薬局(東京)

漢方薬相談・漢方百科 | イスクラ薬局KANPO HYAKKA

中医学を学ぼう!

美容から症状別まで役に立つ中医学についてご紹介。

漢方薬の適切な飲み方|飲みやすくする方法も

漢方薬は基本的には煎じた液を服用するものですが、毎日飲む量を煎じなくてはいけないので、忙しい現代では難しいことかもしれません。最近では煎じ液を加工したエキス剤や錠剤など、手軽に利用できる漢方薬が出回っています。実は、漢方薬も西洋薬と同様、適切なの飲み方というものがあります。たとえ体質体調に合わせた処方を出されても、もしも飲み方が間違っていたら、その効果も半減してしまいますのでこんなにもったいないこ …

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女性ホルモンの調節作用のある漢方薬|女性特有の悩みを解消

女性は一生を通じて、様々な体の不調に悩まされます。病院に行っても『女性ホルモンのバランスが乱れている』と言われることが多いかと思います。では、この女性ホルモンを整えるには何をしたらよいのでしょうか?中医学では、女性ホルモンと関係が深い五臓六腑は『腎』『肝』と考えます。 『腎』は腎臓も含む生殖機能、泌尿器系と密接な関係のある機能であり、『肝』は肝臓そのものと、自律神経、内分泌系と密接な関係のある機能 …

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「腎」の病理

腎は生命の源  「腎」は、生命活動を維持する物質(=精)を蓄えるところと考えられてきました。 ・ 腎は精を蔵す ・ 腎は水をつかさどる ・ 腎は納気をつかさどる ・ 腎は骨をつかさどり、髄を生じ、脳を満たす ・ 腎は 裏 、膀胱は表  具体的に定義すると、泌尿器系、生殖器系、ホルモン系、中枢神経系お…

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「腎」の生理

腎の働きを知ろう 五臓の生理についてもいよいよ最終回。今回は中医学で生命の源ともされる「腎」のお話です。 西洋医学での「腎臓」の働きはみなさんご存知かと思います。簡単にいえば、体液から不要な物質を濾し取り、尿として排泄する役割を持ちます。この「腎臓」の機能が衰えてしまうと、体に老廃物が残ってしまい、…

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「胃」について

今回の「中医学基礎講座」は「胃」についてのお話です。「胃」は六腑の一つであり、五臓の「脾」と表裏の関係にあるとされます。「脾胃」とまとめて呼ばれることも多く、食物を消化し「気」を生み出すための非常に大切な器官です。

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銀翹解毒散(ぎんぎょうげどくさん)

毎年、秋口から冬にかけて乾燥する時期になりますと、カゼがはやってきます。最近、薬局でもカゼ薬を買いに来られるお客様が増えています。 実は、カゼにもタイプがあって、漢方では、そのタイプを見極め、お薬を使い分けます。漢方のカゼ薬といえば『葛根湯』がよく知られていますが、実は、合わない場合もございます。赤い顔をしていたり、のどの痛みが強いときに、『葛根湯』はおすすめできません。葛根湯は、ゾクゾクと寒気が …

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「気」について【気滞】

まずはもう一度、「気」についての復習を‥ 中医学でいう「気」を簡単に言えば、「体を動かすエネルギー」。パワーの源です。この「気」には様々な働きがあります。 ・ 温煦(おんくさよう)作用‥体を温める働き ・ 推動(すいどうさよう)作用‥ものを動かす働き ・ 営養(えいよう)作用‥栄養にかかわる働き そ…

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「気」について【気虚】

まずは「気」について 車はガソリンがないと走ることはできず、テレビは電気がないとつきませんね。 私達はごはんを食べなければ生きていけませんが、ごはんを食べようと思えることも、パクパク食べることも、食べたものから体に必要な栄養分を取り込むことも、何もかもすべてエネルギーがなくては行えません。東洋医学で…

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「津液」について【水湿】

津液について復習を… 私達の体を潤している水分、体液のことを中医学では「津液(しんえき)」といいます。「津液」 が不足すると口や唇が渇き、皮膚がカサカサしてきます。体が砂漠のようにカラカラになってしまった状態ですね。さらに、この 「津液不足」が進行すると「陰虚(いんきょ)」と呼ばれる状態となり、手足…

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「津液」について【津液不足】

津液って? 赤ちゃんの肌はしっとりして瑞々しいですが、年を重ねるごとにお肌の水分量が減ってカサカサし、 しわが気になってきますよね。この、私達の体を潤している水分、体液のことを中医学では「津液」と言います。 前述の気・血と並んで私達の体を構成し、生命の維持に欠かせないものが「津液」であり、汗や唾液、…

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