明けましておめでとうございます。今年も宜しくお願い申し上げます
前回は色白でどちらかといえばポッチャリ型、おっとり優しい感じ、美人系「痰湿(たんしつ)」タイプの肩こりと、パワフルで積極的、イライラ型、キャリア系「気滞(きたい)」の肩こり、そして「瘀血 おけつ」の肩こりをお話しました。※この記事の最後にリンクがあります。
今回は寒さからの肩こりについてお話します。
冬の寒さで、血管が収縮し、筋肉の血行や老廃物の流れも滞り、肩こりや痛みが起こりやすくなります。冬は、日頃の肩こり状態に厚着やコートを着たりしますから肩への負担も多く、肩こりを悪化させてしまいます。
こうした冷え(夏は冷房)による肩こりは、急性症状も多く、血行不良「瘀血 おけつ」の要因にもなります。
寒さからの肩こり対処法
体内の「気 エネルギー」や「血 けつ」が不足していると冷えのダメージを受けやすくなります。虚弱体質、疲れが溜まっている人、高齢の方、風邪を引きやすい人などは特に冷えから身体を守りましょう。
冷えて肩こりや痛みを感じたら、すぐに身体を温めることを考えて!!
その日は、入浴で身体を温め、筋肉をほぐし、血行を良くしましょう!!
症状
・冷えで、肩こりや痛みが悪化
・急性期に多い(突然起こる肩こり)
・肩や首の痛みが出やすい
・冷え感
・悪寒
・頭痛
・疲労倦怠
・舌 苔が薄く白い
食養生
・生姜・山椒・シナモン・フェンネル・八角・ネギ・・
(薬味やスパイスは、少量づつ使いましょう)
・山椒・生姜・にんにく・ネギ・シナモン・八角・くるみ
・ニラ・かぼちゃ・りんご・紅茶・羊肉・・・
避けたい食べ物
・刺し身などの生もの
・冷たい飲み物や食べ物
・唐辛子などの刺激の強いもの
身体全体を温めるには、胃腸の消化吸収を高め、胃腸に負担をかけない食事が基本。
胃腸を冷やすと、消化吸収機能の低下、激辛は、消化機能に負担をかけます。
火を通した調理を (^_-)

もーりー先生の過去の記事はこちら↓
もーりー先生の肩こり【美人系onキャリア系!?】瘀血 #3
もーりー先生の肩こり【美人系onキャリア系!?】気滞 #2
もーりー先生の肩こり【美人系onキャリア系!?】痰湿 #1
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