はじめまして!
4月から六本木店で勤務しております、車田光穂です。
これからどうぞよろしくお願い致します(*^^*)
さて早速ですが、六本木店では春のダイエットコーナーを作りました!
ようやく暖かさが増してきた今日このごろですが、暖かくなると自然と洋服の生地も薄手になっていきますよね。するととたんに気になり始めるのがボディライン。
そこで、これから夏に向けて一時的なダイエットではなく、体内環境を整えて、健康的に美しくなるお手伝いができればと、3つのタイプに分けて養生茶のご提案をさせて頂いております。さらにその場で試飲もできます♪
春はデトックスにも良い季節です。
これを期に本格的に体質改善したいという方や、今の体型を維持していければ良いという方、それぞれにおすすめのものをご用意しておりますので、ぜひ試飲しに来てみてくださいね♪
また、今回は春の養生についてちょっとご紹介したいと思います。
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春の三ヶ月は自然界の陽気の上昇につれ、万物がまどろみから目覚めて動き出す季節である。
この季節の特徴に従い、早起きし、ゆったりした服装を身にまとい、散歩して気持ちをのびのびさせ、肝の機能を促進していく。これが春のよい養生方法である。
==『素問・四気調神大論』==
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中医学では、『肝』が春の養生に深く関係します。植物の新芽が出て枝がのびのびと成長する姿は、自律神経のバランスを調整して体内の気の巡りをのびやかにさせる肝の働きと相通じるからです。
肝は縛られることを嫌います。子供のようにのびのびといられる環境作りがポイント。
また、朝の時間帯は一年で言うと春の時間帯に相当します。
朝食を抜いたり、冷たいものばかり摂ったりすると、体内の陽気の上昇を妨げ、「めまい・だるさ・低体温」を招く原因になります。
朝は温かいもの、消化しやすいものを摂取するように心がけて、元気に1日のスタートを切りましょう!
ブログ日記BLOG
季節の薬膳・養生法 の記事一覧
Diet & Innner Beauty -漢方養生茶で健康美を目指そう-
2016/04/19
さっと簡単!身体のめぐりチェック!
こんにちは、太田です。
毎日毎日寒いですね。今年はお正月が暖かく、油断をしていたら都内でも雪が積もり、あっという間に例年並みの寒さになりましたね。みなさま、身体が縮こまって、肩こりや頭痛・腰痛に悩まされていませんか?
本日は2月4日・立春です。暦の上では今日から春。そう考えるだけで少し体もほぐれるような気がする、単純な太田です。
Ume blossoms ‘Ohshuku’. 梅 鶯宿(おうしゅく) / T.Kiya
中医学では、春は「肝」(かん)の季節と考えます。「肝」は、身体のエネルギーである「気」を全身に巡らせるはたらきを担っている場所です。しかし、春は精神的に不安定になりやすく、こういったストレスがこの「肝」のはたらきを鈍らせる、とされています。
このように「肝」のはたらきが鈍ってしまうとどうなるのでしょうか。
一般的には「気」の巡りが悪くなり気が滞る「気滞」(きたい)症状が現れます。
げっぷが出る
胸や脇がスッキリしない
お腹が張る
イライラなど情緒不安定になる
女性の場合は生理前に胸が張りやすい
などなど。
この様な場合は、ジャスミン茶やローズティーを飲んでリラックスをしてみたり、食べ物もシソやミント・ニラ・セロリ・三つ葉・春菊・かんきつ類など、香りの良い食材を召し上がって頂くことが、気を巡らせるために良いと言われています。
Fresh Mint Tea / Rubber Dragon
又、「気」の巡りが悪くなると「気滞」症状が現れるだけでなく「瘀血」(おけつ)といって、「血」(けつ)の巡りが悪くなる状態が現れる場合もあります。というのも、「気」は、身体中に栄養や潤いを届ける「血」を押し流すはたらきがあるからなのです。
肩こりや頭痛など、「血」の巡りが気になる方は是非瘀血チェック、してみませんか?
下のリンク先から簡単にチェックができますので、是非一度、お試しください♪
http://kangen.iskra.co.jp/check.html
2016/02/04
暑い夏にお勧めのニンジン!
こんにちは、太田です。
7/10、7/11と2日続けて梅雨の雨から解放され、気持ちの良い晴れのお天気でしたね。私も早速洗濯機を回しまして、久しぶりにお日様の力で乾いた寝具でお部屋の中がさっぱりとして気持ちが良かったです。
雨が降っている間は肌寒く感じていたのに、太陽が顔を見せて晴れるとともに一気に暑さがやって来る。湿気で身体にダメージを受けていたかと思えば暑さで更にダメージを受け…。身体もこの季節の時期の変化についていくのは何かと大変です。
夏の疲れに例年おすすめしているのが、麦味参顆粒(ばくみさんかりゅう)という漢方薬。こちらのブログをご覧になっている方でも飲んだことのある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
麦味参顆粒は麦門冬と五味子の組合わせで身体に潤いを、人参(別名:朝鮮人参・高麗人参)で元気を補う処方です。暑くて汗を沢山かくような方には汗とともに体外へ流れ出た潤いと元気をチャージしてくれる、とても優秀なお薬です。
更に、今回は特に暑い日に元気が出ない時にお勧めしたいニンジンをご紹介致します。その名も「西洋人参」。微温の性質を持つ「朝鮮人参」に比べ、西洋人参の性質は涼。つまり、身体の余分な熱を冷ましてくれる性質があり、さらに元気と身体の潤いも補うことができるニンジンなのです。まさに一石二鳥ならぬ、一石三鳥なニンジン。
熱くて暑くてたまらん!という方は是非、西洋人参の力もお試しいただくとよろしいかもしれませんね。
是非一度店頭にてご相談ください。
2015/07/13
初夏の楽しみ♪
こんにちは。気温・湿度があがると溶けてしまいそうになるため、夏も元気に過ごせるよう今からせっせと養生に励む田宮です。
先日、祖父の家に遊びに行ってきました。祖父の家には色々な草木が植わっています。植物好きな家族の希望により、数年前には桑の木が加わりました。5月頃からこの木にたくさんの桑の実が色づいてきます。
桑の実はこのまま食べても甘酸っぱくて美味しいです。でも祖父宅では毎年黒く実った実を取っては冷凍、取っては冷凍を繰り返してたくさん集まったら、ぐつぐつ煮込んでジャムを作ります。これがまた濃厚でパンに塗って食べるのとやみつきです♪まだまだジャムにするには実の量が足らないので、食べたいのを我慢して収穫の日々です^^;
待ち遠しいですね~。
さて、この桑の実は生薬としても使われており、「桑椹子(そうじんし)」という名前で呼ばれています。しかし日本で普段使う漢方薬の処方の中には、残念ながら桑椹子は出てこないんです。もっぱらジャムやお酒などで食することが多いようです。
【桑椹子】
【性味】甘・寒 【帰経】心・肝・腎
【中医学的効能】滋陰補血・生発烏髪・生津・潤腸通便
身体にも髪にも良い桑の実、機会がありましたら皆さんも食べてみてください。
2015/06/23
夏も近づく八十八夜♪ 漢方薬にも「お茶」が含まれる処方があるんです。
今年は5月6日が立夏ですが、もうすでに初夏の陽気の日が続いており、これから梅雨がやってくるのが信じられませんね。太田です。
そしてその立夏の一歩手前の本日、5月2日は、立春から数えて八十八日目、「八十八夜」です。昔からこの日に摘まれたお茶を飲むと長生きする、と言い伝えられており、縁起物として珍重されてきました。そのため、現在でも緑茶の産地では茶摘みのイベントが行われているようです。
さて、お茶と一口に言っても色々なお茶がありますが、煎茶・玉露・抹茶・玄米茶・ほうじ茶…これらすべて「緑茶」に分類されます。お茶の色だけを考えると、なんだか不思議な感じがしますね。中国では、緑・白・黄・青・紅・黒茶…と発酵度によってさまざまなお茶の種類があります。
その中でもツバキ科TheaceaeのチャCamellia sinensis O.KUNTZEの若葉を「茶葉(ちゃよう)」と呼び、性質は涼性、上部の熱を冷ます、渇きを止める、消化を助ける、利尿、といった事が期待できます。
この茶葉を使用している漢方処方が感冒時の頭痛に用いられる「川芎茶調散」(せんきゅうちゃちょうさん)、イスクラの製品ですと「頂調顆粒」(ちょうちょうかりゅう)です。
普段嗜好品として気軽に飲んでいる、あの「お茶」が漢方薬に含まれている…と考えると、やはり医食同源、普段の食事も気をつけながら過ごしたいなと思うのです。
以前の六本木店のブログにもお茶の記事がありましたので、こちら「頭スッキリ、血圧、コレステロール、ダイエットにも!素晴らしい「お茶」の力」も是非ご覧ください。
さてさて、イスクラ薬局六本木店も明日、3日日曜日から6日水曜日までお休みをいただきます。みなさま、どうぞ食べ過ぎや飲みすぎ、はしゃぎ過ぎに注意して楽しい連休をお過ごしくださいね♪
2015/05/02