こんにちは!車田です☺
今日の東京はシトシト雨で、なんだかムシムシ致しますね☂
この空のように気持ちもどんより…なんて方に朗報です!
六本木店では、天然ハッカ油の販売を開始致しましたヽ(=´▽`=)ノ
薄荷(ハッカ)は西洋ではハーブとして、中国では生薬として、料理やお茶、治療薬から洗剤まで幅広く用いられてきました。かつて日本の薄荷は主成分であるメントールの含有量が世界でもっとも多く、戦前まで銀の小箱に入れられていたそうです。
今回販売するものは北海道北見のハッカ油。私が個人的に気に入って使っていたものなのですが、この薄荷の生産地「北見」以前日本橋店の店長をされていた櫻井先生の地元でもあります。櫻井先生の取り計らいもあり、六本木店で販売するに至りました。ありがとうございます☺
薄荷 Mint / Thomas.L
薄荷を中医学的に見ると、生薬としては涼性で辛味、肺と肝に帰経するとなっております。
辛涼解表薬として、熱風邪や頭痛などに用いられる生薬です。
私もハッカ油ユーザーなのですが、どんな使い方が出来るのかちょっとご紹介致します。
①お風呂
湯船に4~5スプレーすれば、天然ハッカ湯に。夏の寝苦しい夜に◎
②ドリンク・お菓子
・コップ一杯の水に5~6スプレーしてうがいに
・紅茶や焼酎、ワインに入れて
・チョコに練りこんでミントチョコに。クッキーにも◎
③ストレス解消
スーッとする香りの発散効果で、気の回りを良くします。手のひらにスプレーしたものをこめかみや首筋に塗りこんでください。
④虫よけ
ハッカはあの憎きゴキブリや蚊、アリも苦手とするニオイ。最近ではダニよけの商品にもハッカ油が使われています。
⑤クールビズ
服の上からスプレーすると、生地がひんやり気持ちいい!夏のクールビズに◎
⑥シャンプー・リンス
発散作用により頭皮の血行を促進してくれますし、頭を使いすぎた日にはクールダウンに◎
⑦防臭・消臭
足のムレ止めやニオイ消し。玄関マットやスリッパ、車の中にも◎カビ予防にもなります。
ゴミを出す際、袋の中にスプレーするとカラスの被害にあいにくくなります。
⑧リネンウォーター
寝苦しい夜に◎ベッドやシーツ、枕カバーを清潔に保ちます。お風呂など様々な場所の掃除にも◎
⑨おでこに「ひんやりシート」
濡らしたティッシュに1スプレー。これで手作り「ひんやりシート」の完成!
眠気覚ましや熱冷ましに◎
⑩マウスウォッシュ
コップ一杯の水に、2スプレー。歯磨きの後や、寝起きの口を爽やかにしてくれます。
⑪鼻づまり
花粉症の時期など、マスクに1スプレーすることで鼻の通りを良くしてくれます。
⑫プラスワン
化粧水やクリームに入れれば、肌の引き締めになります。植物油で希釈すればヘアオイルやネイルオイルに。
ハンカチに染み込ませて乗り物酔い防止にも。
★NG★
ネコは殆どの精油に敏感で、ハッカ油もNG。ネコを飼ってらっしゃる方は、一旦手のひらにスプレーしたものを使うなどして、ネコのいる前でスプレーしないようにして下さいね。
私もネコを飼っているのですが、一度その子の前で自分用にスプレーしたら、それ以来、ハッカ油を取り出しただけで、ものすごい勢いで逃げるようになってしまいました…。
六本木店で販売している北見ハッカ油は食品添加物でもあります。
ですので、口に入れても安心☺
ただ、肌が弱い方は、直接肌にスプレーする際はお気をつけ下さい。詳しい使い方は、店頭でご説明いたしますので、お声がけください。
色んな用途があるハッカ油、ぜひご活用下さいませ!
ブログ日記BLOG
中医学 の記事一覧
気分爽快★天然ハッカ油 販売開始!!
2016/06/09
中医学温泉日記#1 『ごあいさつ』
こんにちは☺
タミーこと田宮です。
実は私、会社の温泉同好会に入っているくらい好きなんです。
といっても会員は2名しかいないんですけどね(笑)
仕事が休みの日にふらりと温泉に入りに出かけたり、年に何回かは前新宿店店長のIさん(温泉同好会のメンバー)と一緒に行ったりもしているんです。
銀山温泉_IGP8821s / INABA Tomoaki
温泉のいい所はやっぱり気持ちイイんですよね☺
それは思い込みではなく、実際に温泉には血流を良くしたり、自律神経のバランスを整えてリラックスを促す効果があります。
北投 / neverbutterfly
また、単純温泉とか最近良く聞く炭酸泉など、大きく分けると9種類の温泉が日本にはあって、それぞれに効能も違ってきます。
そんな温泉情報を中医学と共にお届けしていけたらなと考えていますので、どうぞよろしくお願いします。
FxCam_1301711811092 / kinneko
2016/05/29
季節の薬膳・養生法 -INDEX-
季節の薬膳・養生法 -INDEX-
★生活養生30箇条★
春の養生————————————————————–
≫さっと簡単!身体のめぐりチェック!
≫春の天敵は◯◯
≫シュヌップフェン!花粉、つらい?
≫ほてりやイライラを鎮め、便秘を改善してお肌もつるつる「わらび」のお話
≫美容と疲労回復に「アスパラガス」のお話 イライラやのぼせにもおすすめ
≫高たんぱくで肝臓をまもり、むくみ予防にも!春の味覚「そらまめ」
≫低カロリー、高たんぱくでデトックスにもストレスにも良い「たけのこ」のお話
≫栄養豊富で、バランスの取れたダイエット食ってホント??ジャガイモ・新ジャガのお話。
≫「花粉症に良い」と言われる食べ物を検証してみた
≫ダイエットにもほてりにも!今が旬の「アサリ」はいかが?
≫アンチエイジングに欠かせないスーパー抗酸化野菜 『菜の花』
≫胃腸によい、ビタミンCが豊富、イライラや落ち込みなど気の巡りも改善!春にぴったり「さやえんどう」
≫春の贈り物「ふきのとう」がもつ「苦味」の意味
≫春の養生第二弾 【春は「風」に注意】
≫まだまだ寒いですが、今からしっかり春養生
≫春節:春へ向けての養生
≫この時期の咳や風邪について
≫レバーに匹敵する栄養価 今が旬の「鰹」の話
梅雨の養生————————————————————
≫むくみ、頭重、胃腸トラブル・・・ 湿気が多い日の養生法
≫栄養満点!捨てるところがない「桑」お話
夏の養生—————————————————————
≫暑い夏にお勧めのニンジン!
≫夏も近づく八十八夜♪ 漢方薬にも「お茶」が含まれる処方があるんです
≫夏バテ、むくみにはコレ『メロン』のお話
≫夏とビールと相性最高!おつまみの定番「枝豆」のすごい話。
≫初夏の楽しみ♪
≫夏に負けるな!肌食養生のお話 その①紫外線と肌に悪い食べ物のお話
≫夏に負けるな!肌食養生のお話 その②お肌に良い食べ物のお話
≫夏の暑さと紫外線で髪が痛んでいませんか。髪は「血の余り」そして「腎」の華
≫夏は夏のものを食べて健康に!
≫夏こそ甘酒!
≫夏・夏・夏 夏の中医養生
≫中医学的『夏の養生』
≫潤いを生み、咳を鎮め、下痢を止める。「梅」の知られざる力
≫暑い日の食と養生法
≫シミそばかす?「水菜」を食べれば大丈夫!? お肌にうれしい栄養たっぷり【水菜】のお話
≫新そば季節。頭スッキリ、疲労回復におすすめ「蕎麦」のお話
≫鰻と土用の丑の日
≫代謝をあげたい・・・
秋の養生—————————————————————
≫秋にもおすすめ。潤い「トマト」のお話。
≫『秋バテ』していませんか?
≫秋の養生法
≫立秋とは名ばかりのこの暑さ
≫イガイガ喉に【温かい柿の薬膳デザート】はいかが??
≫中医学で考える「咳」のお話
≫胃腸によし 喉によし 「蓮根」のお話
≫美容と健康だけじゃなく、下痢や発熱時にも。今が旬の「リンゴ」のお話
≫血を巡らせ温める「栗」のお話
≫柿が赤くなれば医者が青くなる「柿」のお話。
≫寒い季節にぴったり!「お好み焼き」の話。
≫喉を労わる「梨」のお話。
≫アンパンマンとあずきちゃん。 むくみに良い「小豆」のお話
≫胃腸を丈夫にして、元気を補う「さつまいも」
≫空咳、乾燥トラブル増えています
≫お月見と月とお米のおはなし
≫陰陽と季節の代わり目の眠りの話。
≫長く続いた残暑も一息
≫身体を温め、解毒する「かぼちゃ」のお話とハロウィンのお話
冬の養生—————————————————————
≫発症する人/しない人 『五行草』のお話
≫温めそして守る! 大寒の養生
≫冬から始めるのが効果的『花粉症対策』
≫葉酸たっぷり!抗がん作用も!?今が旬【ブロッコリー】
≫年末年始で疲れた胃腸に優しい「食」のお話
≫【風邪の日】にちなんで「板藍根」(ばんらんこん)のお話
≫1月7日は「七草」 『七草粥』の体に良いお話
≫寒さに負けるな!塩味と冷えと「腎」のお話。
≫痰湿タイプの冬の養生
≫「こたつでみかん」はほてりに注意!「みかん」のお話
≫「立冬」冬に備える中医的養生法
≫冬に汗をかく運動は間違い??「中医学的冬の養生」のお話
薬膳小話—————————————————————
≫カニは寒性で冷やすがエビは温性で温める!「エビとカニ」のお話。
≫甘い・辛い・苦い・酸っぱい・塩っぱい! 食物が持つ『五味』のお話。
≫痩せるな危険!
≫『食』 給食から見る日本の『食』の変容について
≫コーヒーより紅茶や緑茶をお勧めしたい理由
≫おぼんとお刺身とつま ~優れた日本食の知恵~
≫注意!!手足口病大流行!中医学的対策のお話。
2016/05/15
中医アロマ#1 『中医アロマのあれこれ』
こんにちは!車田です☺
GW明けて、バリバリ仕事始めている方も、まだGWを満喫している方も、今日は五月晴れの気持ち良い日になりましたね!
外出されている方は紫外線対策、しっかりなさってください。
さて、これから少しずつ、こちらのコーナーで中医アロマ的視点から、季節の養生や美容法などをご紹介していこうと思います。
第一回目の今回は、中医アロマというものについて簡単にご説明致します。
Ruen Nuad Massage studio / A Cia
中医アロマとは、一言でいうと、中医学とアロマセラピーという、『東洋と西洋の自然療法のイイトコ取りしたもの』です。
中医学で使われる中薬(日本で言う漢方薬)は生薬(西洋で言うハーブ)を組み合わせたものです。
アロマセラピーで使われるエッセンシャルオイル(精油)はハーブの薬効成分を高濃度で抽出したものです。
もうお分かりでしょうか。どちらも、ハーブを原材料としたものを使っているという共通点があります。
ですので、呼び方が違っているだけで、同じ植物のエキス というものがたくさんあります。
たとえば…
フェンネル=茴香(ういきょう)
アンジェリカ・ルート=当帰(とうき)
ペパーミント=薄荷(はっか)
パチュリ=藿香(かっこう)
…まだまだあります。
中医学はそのエキスを服用したり、外用したりして使います。
アロマセラピーは基本は植物油で希釈して外用(皮膚に塗布して経皮吸収させます)。フランスなどでは医師の判断のもと、服用したりすることもあるそうです。
この、世界における2大植物療法のいいとこ取りするとはどういうことか…。
中医学の、弁証論治(べんしょうろんち)という体質の見立て方法を使って、その方の体質を見極め、中薬の薬性理論にもとづいて、エッセンシャルの性質を判断しブレンドする。そして経絡や経穴を中心にトリートメントを行う。
つまり、中医学の数千年の臨床データに基づく理論体系に沿って、自身にピッタリの植物を選び、生薬みたいに苦くて臭いものではなく、いい香りで気持ち良うくなりましょう!ということなのです。
PhoTones Works #6919 / TAKUMA KIMURA
香りは食事と同じくらい、本能で幸せと感じられる優れものです。しかも、トリートメントによって、全身ほぐし経絡やツボを刺激するので、その場で変化を体感することができます。
好きな香りが自分の体が必要としているものに直結しているので、日々の生活の中で、自身の感覚で香りを選び、手軽にセルフケアしていくことも可能です。
そして、中医アロマは中薬、漢方薬と併せて用いれば相乗効果があり、特にストレスが原因となって起こる様々な症状に◎ 更に美容にも◎◎ と、いうことで、みなさまもぜひ取り入れてみてくださいね。
六本木店では、今後、簡単なハンドトリートメントや弁証論治に基づく、精油のオリジナルブレンド制作なども行っていきたいと思っております。興味のある方は、ぜひお声がけけください☺
リラクゼーションサロン風香 イメージ1 / nishimuraya.kinosakionsen
次回以降は、具体的にどんなセルフケアが出来るのかや精油の中医学的な性質のお話をしていきます。
どうぞお楽しみに(*^^*)
2016/05/07
Diet & Innner Beauty -漢方養生茶で健康美を目指そう-
はじめまして!
4月から六本木店で勤務しております、車田光穂です。
これからどうぞよろしくお願い致します(*^^*)
さて早速ですが、六本木店では春のダイエットコーナーを作りました!
ようやく暖かさが増してきた今日このごろですが、暖かくなると自然と洋服の生地も薄手になっていきますよね。するととたんに気になり始めるのがボディライン。
そこで、これから夏に向けて一時的なダイエットではなく、体内環境を整えて、健康的に美しくなるお手伝いができればと、3つのタイプに分けて養生茶のご提案をさせて頂いております。さらにその場で試飲もできます♪
春はデトックスにも良い季節です。
これを期に本格的に体質改善したいという方や、今の体型を維持していければ良いという方、それぞれにおすすめのものをご用意しておりますので、ぜひ試飲しに来てみてくださいね♪
また、今回は春の養生についてちょっとご紹介したいと思います。
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春の三ヶ月は自然界の陽気の上昇につれ、万物がまどろみから目覚めて動き出す季節である。
この季節の特徴に従い、早起きし、ゆったりした服装を身にまとい、散歩して気持ちをのびのびさせ、肝の機能を促進していく。これが春のよい養生方法である。
==『素問・四気調神大論』==
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中医学では、『肝』が春の養生に深く関係します。植物の新芽が出て枝がのびのびと成長する姿は、自律神経のバランスを調整して体内の気の巡りをのびやかにさせる肝の働きと相通じるからです。
肝は縛られることを嫌います。子供のようにのびのびといられる環境作りがポイント。
また、朝の時間帯は一年で言うと春の時間帯に相当します。
朝食を抜いたり、冷たいものばかり摂ったりすると、体内の陽気の上昇を妨げ、「めまい・だるさ・低体温」を招く原因になります。
朝は温かいもの、消化しやすいものを摂取するように心がけて、元気に1日のスタートを切りましょう!
2016/04/19