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「鬱金」と「ウコン」の違い!お酒の席におすすめ漢方のお話

いい夫婦の日ですか。嫁孝行が何一つ思い浮かばない嫁不幸な櫻井です。どうもこんにちは。いや、嫁を不幸にしているわけではなく、普段から家事も手伝うし、優しく労わっているので、特別何か新しことが思い浮かばないという意味です、、、いや、本当に。
 
もうそろそろ忘年会シーズンと言っていいころでしょうか。元々余りお酒は強くないので、飲みの席では悪酔いしない対策がかなり重要になります。そんなときに某食品会社さんから出されている「ウコンドリンク」は強い味方でした。あれ、確かに飲んでると普段より悪酔いしない、、気がします。
ところで気になるのは、この「ウコン」という表記。私は実家が漢方薬屋なのですが、ウコンに関して父が昔、「日本でウコンって呼ばれているのは、中医学の世界でいうウコンとは違うものだ」と言っていたことを思い出します。調べてみると、確かに「ウコン」は「鬱金」とはちょっと違うようです。
 


Herbs / romainguy

「ウコン」と「鬱金」の違い

中医学で言う生薬の鬱金とは、ショウガ科姜黄もしくは、鬱金(一般的にハルウコンと呼ばれています)の塊根を乾燥したもので、前者を黄鬱金、後者を川鬱金と呼んで区別していますが、効能はほぼ同じとされています。川鬱金は若干作用が温和で、血を巡らせるが元気を消耗させないので、虚弱者に使うと良いとされています。
性味は涼・寒性で、熱をとる力あり、味は辛・苦、発汗作用があります。辛味には、気・血・津液を巡らせる力あり、苦味には排泄作用や体の余計な水分を取り除く力があるとされています。帰経といって、作用する臓腑は、心、肺、肝経とされています。
中医学的薬理作用は①活血止痛・②行気解鬱・③清熱涼血止血・④清心開竅・⑤利胆退黄などの力があり、血や気の巡りをよくしたり、血の熱をとり止血したり、黄疸を良くする力があるとされています。単味でこれだけ様々な力がある生薬も珍しいようです。臨床では、気の巡りがわるく、胸や脇が張ったり、痛みなどの症状がある場合、肝機能障害、泌尿器系疾患の腎結石などの痛み、瘀血(血の流れ滞り、ドロドロ血)による月経痛(とくに胸が張るなどを伴う月経前の痛み)や、狂騒状態を落ち着けるときに使う薬に混ぜたりなど、肝臓、胆嚢、胃腸、脳や血管、そして心臓、肺、泌尿器、婦人科系などの各種疾患と、各種の出血に対するとても重要な薬です。
 
 
そして一般的に日本でウコンと呼ばれているものは、中医学では、姜黄(きょうおう)と言います。姜黄は、ショウガ科姜黄、もしくは鬱金の根茎で、味は苦・辛(効能は上記を参照)、性はで、温める作用があるとされています。帰経は脾と肝経です。
中医学的薬理作用は、活血行気、通経止痛、きょ風で、鎮痛、利胆、子宮収縮作用をもつとされ、臨床では、風湿による痛みや、肩関節の痛み、冷えによる子宮循環の低下による月経痛などに使用されています。
 

姜黄と鬱金の違い

違いは、塊根のことを指しているか、根茎を指しているかで、どちらも同じ植物です。この認識が意外とずれてしまっている専門家も多いです。違う植物だと思っている方も多く見られますが、同じ植物です。日本で言う「ウコン」と漢方として使われる「鬱金」は同一植物ですが、部位が違うということです。
この鬱金と姜黄の違いで大事なポイントは、中医学で使われる生薬のウコンである鬱金は寒性で、日本で食品として流通しているウコン、姜黄は温性というところです。
日本で流通する「ウコン」はお酒の席で良く使われています。お酒は様々種類がありますが、総じて温・熱の作用があります。お酒が体に熱を与えるものとして考えるならば、温性の姜黄ではなく、涼性・寒性の鬱金の方がお酒の席には適していると言えます。
 


乾杯 / 古天熱


Cheers! / gemma.amor


乾杯!好友!阿娜答! (1) / 髒蹲節

他にもあるお酒の席のおすすめ生薬

例えば「田七人参」。ウコギ科、三七人参の根を乾燥させたものです。止血、きょ瘀、消腫、止痛の力があり、打撲・捻挫・炎症・吐血・不正性器出血・月経過多・血液疾患による出血など様々な出血に使われる、「止血の神薬」という異名もあるほか、基礎実験で認められている肝機能保護作用などの力があります。そのほか、抗ウィルス作用や、冠状動脈拡張作用、脂肪細胞を活発にして肥満を抑制する作用、免疫機能を高める作用なども見つかっていますが、やはりここはなんといっても肝機能保護作用に注目したいですね。

当社の飲み会では、必ずと言っていいほどこの田七人参茶を目にします。体内に摂取されたアルコールは、肝臓で分解代謝されますので、肝臓の機能を守ってくれる田七人参(三七人参ともよぶ)はピッタリです。


恒例の乾杯写真 / odysseygate

2013/11/22

パンダカレンダー届く&プレゼントしております!

こんにちは。櫻井です。
 
今日、休み明けでお店に来てみると、スタッフから、「大きな荷物二つ届いてます」といわれ、なんだろう?とあけてみると、来年度カレンダーでした。もうそんな季節なんですね。毎朝寒いわけです。ほんと毎朝布団から出るのがつらい季節となってまいりましたね。私の実家がある北海道の玉ねぎと馬鈴薯(じゃがいも)が有名な小さな町、端野町では、もう最低気温は氷点下。-3℃からひどい時は-6℃ぐらいまで落ち込んでいるそうです。端野町の2月の外気温は、-20数℃まで落ち込むこともあり、地元の人たちは、一桁程度のマイナス気温なら「温かい」と言い出すような極寒の町です。そんな北国育ちの私でも寒いもんは寒いです。特に暖房設備がエアコンしかない今の住居は、大型石油ストーブがガンガンたかれている実家より確実に寒いです。北海道は外と家の中の気温差が40℃以上ということも珍しくありません。外は冷凍庫よりも寒い極寒でも、家の中は短パン、Tシャツでも平気なほど温かいです。
 
話がそれましたが、カレンダーです。

今回のカレンダーもパンダがいっぱいです。すべてお見せできないのがもったいないぐらいかわいいパンダがいっぱいです。このカレンダー、毎年委託でつくっているのですが、年々グレードアップして、かわいく、使いやすくなっています。来年のものは、丸かった日にちごとの区切りが、四角く区切られており、予定を書き込みやすくなっています。バックも白一色から、月ごとに変わるカラフルな水玉でかわいさアップしています。毎月変わるパンダの写真がかわいいのは言うまでもありませんね。

表紙はこんな感じ。「きらきら わくわく」の意味は解りません。。

中はこんな感じ

今年も当店でお買い物をしていただいた方全員に、パンダカレンダー、もしくは、もう少ししたら届くはずの壁掛けカレンダーをプレゼントします!何のご購入でもどちらか一点差し上げます!!!カレンダーは多数ご用意しておりますが、数には限りがあり、無くなり次第終了です。お早目にどうぞ!!

*壁掛けカレンダーはまだ商品が届いておりませんので、それまでは卓上カレンダーのみとなります。

2013/11/20

痰湿タイプの冬の養生

こんにちは。櫻井です。今日はまたまたTwitter(@IskraRoppongi)に寄せられたご質問から「痰湿体質の人の冬対策」について書いてみたいと思います。
 

 

「痰湿体質」とは

痰湿体質(たんしつたいしつ)新陳代謝が悪く、余分な水分が溜まりやすい方に多く見られます。溜まった老廃物である「痰湿」が外に出ようとするため、ニキビや吹き出物、痰、おりものの増加、肥満、または水太り、だるさ、吐き気、めまい、むくみなどの症状がみられます。西洋医学的に見ると、高脂血症、糖尿病、肥満の予備軍だったり、現在そういった疾患にかかっている場合もこのタイプになります。痰湿タイプには、熱がこもる熱タイプと、冷えがある寒タイプがありますが、どちらのタイプも基本的な対策は、「利水」。水分代謝を良くすることです。痰湿体質の方の舌は黄色や白の苔で覆われています。一般的に白い苔は冷えタイプ、黄色い苔は熱タイプと言われています。



 

食養生のポイント

食物繊維に富んだ雑穀類、玄米などの穀物類や、海藻類、根菜類(蒟蒻を含む)などを良く噛んで積極的に摂り、甘味(砂糖ではない自然な甘み**果物も注意)・辛味・鹹味(塩辛い・海藻や海産物)味を基本として、寒熱の偏りの少ない平性の食材を選びましょう。冷えタイプには温性、熱がこもるタイプには涼性・寒性を追加することも大切です。そして、すべてのものを食べすぎない、飲みすぎないようにしましょう。溜まってしまっている老廃物である痰湿を掃除するには、食物繊維が欠かせません。食物繊維は消化液や酵素でも消化されにくく、腸内で老廃物や水分を吸収し、からめ取りながら便として体外に排出する力があります。食物繊維には体内を掃除する働きがあるので、痰湿タイプにはぴったりです。
痰湿体質の方は、早食いや、大量に水分や食事をとってしまう方が多いようです。大量に摂った飲食物は、胃腸が健全に消化吸収できる許容範囲を超えてしまい、胃腸を疲れさせ、「必要なものと、不必要なものを分ける」という能力を低下させてしまいます。そうなると、不必要な水分や老廃物である「痰湿」が溜まっていきます。もしあまり食欲がないのに、お昼だからとか、朝だからとか、習慣的に食べてしまっているようなら、それも痰湿を溜めこむ原因となっています。食欲がないというのは、胃腸が疲れているというサインです。消化に良いものにする、一食抜くなどを試してみてください。
 

良く噛んで食べること

食事を良く噛んで食べると、血糖値が徐々に上げいくことができ、脳内の満腹中枢が刺激されて過度に食べ過ぎてしまわないようにストップがかかります(満腹感を感じます)。食べ始めてから満腹中枢が動き出すまで大体20分程度と言われているので、最低20分ぐらいかけて食事をゆっくりとることがとても大切です。かき込むように食べると、このセンサーが働く前に食べ物を胃腸に詰め込んでしまうので、本来の許容量以上に食べて過ぎてしまいます。食べ過ぎの方はゆっくり食べることが大切です。そして、汁物と一緒にご飯を食べないようにするのも大切です。汁物と一緒にたべるとどうしても噛み終わるまえに飲み込んでしまうからです。良く噛むことは、それだけで胃腸の仕事を一つ減らせます。口はとても大切な消化器官の一つだと考えてください。噛むことから消化は始まっています。汁物は、先に摂ることをお勧めします。そうすることで、胃腸が水分で満たされ、もう一つの満腹中枢センサーである胃のふくらみ刺激がつたわるので、食べ過ぎを防止できます。
 

症状別おすすめ食材

むくみや水太りの人は、利尿作用を強化する、緑豆、春雨、冬瓜、ハトムギなどがおすすめです。
中性脂肪やコレステロールの高い方は、タンパク質の摂取としては肉や卵より、いわし、さんま、さばなどの青魚をお勧めします。EDA、DHAなどが悪玉コレステロールや中性脂肪を減らし、動脈硬化を改善します。
普段のお茶には、ウーロン茶、プーアル茶、ハトムギ茶、杜仲茶、ドクダミ茶、五行草茶などが体内の老廃物を取りのぞく働きがあり、食後に温かくしてのむようにしましょう。冷たいものは胃腸機能を低下させ、逆効果になるので要注意です。体が冷えやすい人は特に注意しましょう。
 

避けてほしいのは、

肉の脂身などの動物性の脂肪
チョコレートや生クリームなどの砂糖を(たくさん)使った甘いもの
果物や炭酸飲料の摂りすぎ
お酒の飲みすぎ、たばこの吸い過ぎなどです。


Icecream beauty / Ari Helminen

脂肪分が多く、冷たいアイスは避けて!!

おすすめ食材は、

緑豆もやし、緑豆はるさめ、さんざし、玄米、昆布・わかめ・のり、ひじきなどの海藻類、あさり、しじみなどの貝類サバ、あじ、いわし、さんまなどの青魚、にんじん、かぶ、ごぼう、大根などの根菜類、シイタケ、エノキタケ、マツタケ、マッシュルームなどのキノコ類、小松菜、青梗菜などの葉物野菜なども良いでしょう。
上記の食材は、寒性・涼性は青温性は赤平性は緑で書いてあります。熱がこもりやすい方は、涼性・寒性の食材を取りれてください。冷えを感じる方は温性の食材を積極的に食べるようにすると良いでしょう。
 
 
ご質問は「痰湿タイプの冬対策」ということですが、冬というのは、基本的に温存の季節です。身体はどうしても溜めこもうとします。なので、普段以上に食に気を使うことが大切だと言えます。そして冷たいものは絶対に摂らないこと。熱がこもりやすい場合も、冷たい飲食をとるのではなく、食材が持つ力を利用して熱をとるようにしましょう。氷の入った飲みもの、冷たいサラダ、フルーツ、アイスクリームなどは胃腸機能を低下させてしまい、痰湿を溜まりやすくするので、季節に問わずさけたほうが良いでしょう。痰湿は一度溜まってしまうと、なかなか排泄できません。そして、溜まってしまった痰湿は、食物の栄養吸収を邪魔するだけでなく、厄介な症状とも関連しています。中医学のなかには、「わけのわからない症状は大体痰のしわざ」という考えもあるぐらいです。胃腸の消化吸収を邪魔する痰湿はもちろん漢方薬の吸収率も低下させますので、普段の食養生がとても重要になります。食物繊維たっぷりで、動物性の脂肪の少ない温かい食事をしっかり噛んでたべるのをお忘れなく。
 

2013/11/18

葛根湯と頭痛

普段から食養生食養生と口を酸っぱくして言っているのに、朝からマフィンとコーヒーの誘惑にまけてしまい、胃もたれと若干の腹痛を感じている櫻井です。どうもこんにちは。やっぱり食養生、大事ですね!って説得力無いですが、体験したことで自信を持って言えます!    ・・・反省しています。
今日のお話は、先日またツイッター上で、勉強熱心なフォロワーさんから「頭痛に葛根湯が効くのはなぜ?」という簡単そうで、なかなか難解なご質問をいただいたので、今日は葛根湯について、私ももう一度勉強し直しながら、お話させていただきます。

 

葛根湯

葛根湯は、漢方を飲んだことがないという人でも1回は飲んだことがあるぐらい、もっともメジャーな漢方薬ではないでしょうか。落語の枕詞(なんでもかんでも葛根湯を出す藪医者の話)にもなるほど、日本人にはなじみが深い漢方薬ですが、本場中国では同じような症状に対して、麻黄湯や桂枝湯の方が良く使われており、葛根湯の登場機会は日本ほど多くありません。
葛根湯は今からおよそ1800年ほど前に書かれた「傷寒論」という中医学の古典に掲載されている処方です。1800年前と言えば日本はまだ医療どころか文献すらないような卑弥呼の時代です。そのころの医療といえば、もっぱら神頼みだったと思われます。その時代に中国ではすでにある程度体系化されていた「医学」が存在されていることには驚きを隠せません。著者は張仲景(ちょうちゅうけい)。張仲景は、親族の大半を【傷寒】で亡くしたことを嘆き、そんな状況を克服するべく古代から伝わる医術をもとに「傷寒論」を編残したものと言われています。「傷寒」には二つの意味があり、広義では「湿熱を含めた一切の外感熱病」で、狭義では、「風寒の邪の侵入により身体が傷つくもの」で湿熱は含まれません。傷寒は広義の意味では、腸チフスやインフルエンザなどの高熱を伴う感染性の疾患を指します。狭義ではカゼなどがその範疇になります。
 

 

葛根湯の分類

葛根湯は「解表薬」(かいひょうやく・げひょうやく)という種類のお薬です。「解表」には「発表・発汗」という意味があります。なので、解表薬は(ウィルスなどの病原体を)「外(表)に出す」、または、「汗をかかせる」ためのお薬です。「表証」(ひょうしょう)は、感染症の初期に見られる、悪寒・頭痛・身体痛・発熱などの症状がみられる状態を指していて、このような状態に対して、発汗させ熱の放散を強める方法をとることが、症状を緩和させるのに有効だと考えられています。ただ、発汗の程度はそれら症状の状態や体力などに応じて変える必要があるため、様々な解表方法が工夫され、様々な包剤が考え出されてきました。
中医学では、病邪が体の表面の浅い部分(皮膚の少し下ぐらい)を侵す「表証」という状態になると考えていて、その病邪の種類には、風寒、風熱、風湿、燥邪などがありますが、大きく分けると、風寒表証(表寒)と、風熱表証(表熱)の二つになります。
葛根湯は、風寒表証に対して用いられる辛温解表薬で、悪寒・頭痛・身体痛などの寒証の症状がみられる「表寒」に対して使われるお薬です。
 

 

 葛根湯の適応

中医学解説書による、葛根湯の適応を見てみると、「悪寒・無汗・発熱・頭痛・身体痛・咳嗽あるいは呼吸困難・口渇がないなどで、鼻閉、鼻水、ふるえなどに、項背部のこわばりをともなうもの」とあります。葛根湯は、確かに悪寒をともなうカゼの初期に使う薬ですが、上記適応の最後にある「項背部のこわばりをともなうもの」という部分がポイントです。この適応は麻黄湯や桂枝湯などのほかの辛温解表薬にはありません。違いは、「葛根」という生薬の有無です。
 

葛根とは

葛根は、マメ科のクズの塊根を乾燥させたものです。性味は平性で寒熱の偏りがなく、味は甘・辛で、補う力と同時に、発散する力があります。薬理基礎実験では、解熱作用、冠状動脈拡張作用、脳血管拡張作用による脳血流量の増加作用、筋弛緩作用などがあるとされ、臨床的には、首や背中の上の方にこわばり・緊張がある場合や、潤いを補いたい場合、下痢、湿疹が出きらない場合、高血圧、狭心痛や突発性難聴の初期などに使われます。
葛根は、血管を拡張させ、血流を良くして、潤してくれる生薬です。
 
 

痛みと葛根湯

痛みの原因を中医学では、「不通則痛」(通じざれば即ち痛む)と、「不栄則痛」(栄養がいきわたらなければ即ち痛む)という二つに分けています。葛根湯と頭痛や身体痛の関係を考えると、寒さや潤いの消耗などによる血流悪化が原因の、頭痛や肩こり、身体の各部分の痛み(不通則痛)を、麻黄や桂皮、生姜などで温めながら、葛根、白芍、大棗、甘草などで潤いを作り出すことで血流を良くし、痛みを緩和しているのではなかろうかと考えることができます。もっとよく効かせるためには、血流改善薬(活血剤)をプラスすると良いでしょう。

 
葛根湯は肩こりや寝違い、五十肩、神経痛などの痛みはもとより、頭部や顔面の化膿性炎症、皮膚炎、じんましん、乳汁不足、大腸炎とその応用範囲の広さから、様々な症状の改善に使われてきています。どれにもある一定の効果がみられることから、何にたしても葛根湯っというのは藪というわけでもないかもしれません。実際「葛根湯医」という言葉には、なんでもかんでも葛根湯を出す藪医者という意味と、葛根湯にさらに生薬を加えたり、抜いたりした数あるバリエーションを使いこなせる名医という二つの意味があるそうです。今回、葛根湯をもう一度見直してみたことで、また応用範囲がひろがったと感じます。知ってる処方も、もう一度しっかり考え直してみることはとても大切ですね。

2013/11/16

星星くんお着替え☆

こんにちは。11月に入って更に寒くなって朝が辛くなってきた田宮です。
ハロウィンも終わり、街はクリスマスに向けてツリーやイルミネーションが増えてきました。六本木店はヒルズとミッドタウンが近くにありますのでイルミネーションを見るのが帰り道の楽しみです(^^)
六本木店の店内も街の雰囲気に合わせて模様替えです。朝から飾りを広げてクリスマスバージョンに変更。

ツリーは葉や枝の広げ方次第で出来栄えが違うとか。うまく広げられているでしょうか?
 

そして私達のマスコット『星星(しんしん)』もサンタさんにお着替え!

付け髭があったので、貫禄が出るのでは?と装着してみましたが、これは失敗!
「かわいくない!子どもたちにモテなくなる」と全員一致の意見で取り外すことにしました。
髭バージョンは写真のみでお楽しみ下さい。サンタ星星も期間限定ですので、是非見にいらしてください。
 
 
追記:こちらが髭無いバージョンのシンシンです!やっぱりこっちの方が可愛いですね^^

2013/11/13

イスクラ薬局の運営会社情報

運営会社 イスクラ産業株式会社(英文会社名:lSKRA INDUSTRY CO., LTD.)
本社所在地 〒103-0027 東京都中央区日本橋一丁目14番2号
設立年月日 1960年3月1日
事業概要 ロシア・CIS諸国・中国との医薬品、医療機器、化学品の輸出入
中成薬(中国漢方製剤)、健康食品、スキンケア製品の製造、販売