イスクラ薬局(東京)

ブログ日記 | イスクラ薬局 六本木店BLOG

ブログ日記BLOG

12月スタッフ・中医学相講師相談スケジュール

師匠も走る師走となりました。何かとお忙しいこの季節。体調を崩してなんていられません。一日早いご相談が一日早い快適生活への近道です。今すぐお電話ください。

漢方相談のご予約はイスクラ薬局六本木店まで!!

03-3478-4382

 

●12月のスタッフ勤務予定日

櫻井 大典 : 毎週火曜日休み
田宮 雅子 : 毎週金曜日休み
木下 光江  : 毎週火曜日出勤
スタッフ紹介はこちらをクリック
 
 

●12月の中医学講師相談予定日


選甫(とんせんほ)先生(第1・第3水曜日)
水曜日:12月4日、12月18日
耳鼻咽喉、アレルギー、内科疾患、皮膚
中国名老中医である蔡福養教授の耳鼻喉学術経験継承人
中国では、内科・耳鼻咽喉科などで1万人以上を診療してきました。
明るく、話しやすい仝先生の相談はいつも人気です。お早目にご予約ください。
仝先生へのインタビューはこちらから
 
 

陳志清先生(ちんしせい)先生 (月1回不定期)
火曜日:12月24日
子宝、内科疾患
不妊症周期療法の講師として全国で活躍中。
医学修士・薬学博士・不妊症周期法専門講師。陳先生の相談を受けに全国からお客様がいらしています。
*陳先生のご予約はかなり早い段階で埋まってしまいます。陳先生とご相談をご検討の方は、早めにご連絡願います。
陳先生へのインタビューはこちらから
 
 

包海燕(ほうかいえん)先生 (月1回木曜日)
木曜日:12月5日
子宝、心理ストレス、内科疾患
包先生は子宝だけでなく、ココロのケアもご専門。
体調の改善だけでなく、不妊治療にまつわる様々なストレスについてもご相談ください。
 
包先生へのインタビューはこちらから
 
 

周軍(しゅうぐん)先生 (月2回木曜日)
木曜日:12月12日、12月26日
子宝、更年期障害
やさしい笑顔と柔らかな雰囲気でいつもニコニコお話を聴いていただけます。先生のご専門は子宝と更年期のトラブル。女性にしかわからないことも先生に相談すればまちがいなし。
周先生へのインタビューはこちら
 

 
 

2013/12/02

頭スッキリ、血圧、コレステロール、ダイエットにも!素晴らしい「お茶」の力

こんにちは。櫻井です。昨日はどうしてもブログを書いている時間がなく、また毎日書いているブログが一日空いてしまい、とても残念ですが、まぁ忙しかったのでしょうがないですね。

今日はお茶の話をしたいとおもいます。

緑茶に玉露、ウーロン茶、プーアル茶。お茶の種類は実にさまざまですが、実はどれも同じチャノキ(学名:Camellia sinensis (L.) Kuntze)の葉や茎をもとに作られているのはご存知でしょうか。なんと紅茶までも同じ植物からできているというから驚きです。


竹山軟鞍八卦茶園1664 / YEH Jui-tsung

お茶

同じチャノキからできているといっても、まったく同じというには少々語弊があります。厳密には、チャノキと基本変種であるアッサムチャ(学名 : Camellia sinensis (L.) Kuntze var. assamica (J.W.Mast.) Kitam.)の2種類から作られています。チャノキは私たちにもなじみが深い低木のあのお茶の木です。アッサムチャは高木で、大きいものでは18メートルにもなるものがあるそうです。一般的に葉が大きく育つアッサムチャは紅茶向きと言われ、緑茶など、その他のお茶はチャノキの葉や茎から作られています
お茶にする茶葉は伸びた先端の部分だけを摘み取り使用します。先端の芽とその下の二葉だけを摘み取る方法を『一芯(心)二葉』といって、ウーロン茶の鉄観音や日本茶では玉露や煎茶でも最高級に使われています。その下は『一芯三葉』と言われ、玉露や煎茶の高級品が作られます。一般的なお茶はその下、『一芯四から五葉』で作られています。4月から5月下旬に作られるものを「新茶」と呼び、6月から7月下旬に作られるものが「二番茶」です。


PC256979 / yuen yan

白、黒、黄、青いろんな色のお茶

お茶の種類は、一般的に製造する初期の加工工程で、お茶をどの程度発酵させるかによって分けられ、大きく分けると「無発酵茶」、「半発酵茶」、「発酵茶」の三種類にわけられます。
無発酵のものには緑茶があり、摘み取った茶葉を蒸したのが日本の緑茶となり、炒ったものが中国式の緑茶となります。そのほかは、弱発酵させた柔らかな新芽だけをつかて、自然にしおらせた後で乾燥させた白茶(パイチャ)、少しだけ発酵させた黄茶(ファンチャ)、半分だけ発酵させたが青茶(チンチャ:ウーロン茶など)、完全に発酵させたものが紅茶、黒茶(ヘイチャ:プーアル茶など)は、生葉を釜炒りして酵素の働きを止めた後、微生物をくっつけて発酵を促進させ、長期保存できるようにしたものです。その他、これらに花を混ぜて香りを付けた花茶(ジャスミン茶など)があります。これらの中でもさらに、栽培地や栽培方法や精製方法の違いよってさまざまなタイプのお茶がつくられています。
日本で一番多く飲まれている日本茶(緑茶)は煎茶といって、摘み取った茶葉と茶芽を蒸して(炒ったものもあります)発酵を止めたものです。私たちが良く知る中国茶の代表と言えば「ウーロン茶」ですが、ウーロン茶は摘んでから天日に干して温度を上げたあと、室内に移動させてクールダウンさせ、その後竹籠などに入れてよく混ぜあわせて茶葉同士を傷つけることで発酵を促進させてから、釜で炒って発酵をとめ、その後揉んで水分を均一にして、そして転がすように絞っていきます。そうすると黒くてくるくるとまかれた細長い茶葉が出来上がります。ウーロン茶はその姿から黒い(烏→黒)龍にたとえられ、その名がついたという説があります。日本で市販されているウーロン茶は茶色ですが、新鮮な鉄観音などは少し青みがかった色をしており、「青茶」と呼ばれ、缶やペットボトルに入った市販ものからは想像もできない豊かで、花のような香りがします。
 


鉄観音 / kei51

 

茶の伝来経路で呼び方が違う

茶の木の原産地は、中国の雲南省のようです。その後、お茶を飲む習慣が始まったのは漢の時代と言われています。そしてお茶文化はシルクロードならぬ「ティーロード」を伝って世界中へとひろがっていきますが、その伝来の経路から、「テ」と発音するところと「チャ」と発音するところがあるそうです。陸路を介して伝わった北京、朝鮮、モンゴル、チベット、イラン、トルコ、ロシア、ポルトガルなどは「CHA」と発音するそうで、海路を介したマレー、スリランカ、オランダ、イギリス、フランス、スペイン、ノルウェー、フィンランドなどでは「Te」と発音するそうです。


tea plantation_06 / ajari

中医学で「お茶」をみる

漢方とお茶とのつながりは、今から4000年以上も前にさかのぼります。農業と薬の神、「神農」がお茶を解毒剤として食べていたという神話が中国には有ります。神農は、一日中野山をあるき、草木を食べて薬草になるかどうか判断したとされる神様で、その中にはもちろん毒のものもあったそうです。その毒を出すのに茶を飲んだとされています。お茶の種類は沢山ありますが、その中でも有名な、緑茶、ウーロン茶、プーアル茶を見てみましょう。
緑茶涼性で余分な熱を冷まし、頭のモヤモヤを取りスッキリさせてくれます。イライラを落ち着けたり、痰を切る力もあるとされます。食後のお茶は消化を促進し、毒消しにもなるので、おすすめです。
ウーロン茶涼性で余分な熱をとってくれます。消化をよくして、食べ物の脂肪を溶かし、食べ過ぎにもおすすめです。コレステロールの抑制やむくみの改善も期待できます。

プーアル茶涼性で余分な熱をとってくれます。動物性脂肪を分解するといわれ、ダイエット茶としてとても有名です。胃腸の動きを良くして、お腹のはりをとってくれます。むくみにもおすすめです。長期保存に適しており、古いものほどはビンテージとして扱われ、超が付くほど高額なものもあります。


普洱茶 / ignat.gorazd


普洱茶 – Pu-erh tea / ignat.gorazd

食べるほうが良いお茶

お茶は実に優れた飲み物で、「副作用のない万能薬」と言われるほどです。実際に、緑茶の主成分カテキンの健康作用は、今では説明するまでもありませんが、発がん抑制作用、コレステロール低下作用、血圧降下作用など優れた効果が確認されており、様々な健康補助食品に活用されています。ほかにもビタミンCや、血管壁強化・口臭予防になるフラボノイド、虫歯予防のフッ素、精神安定作用のあるテアニンなど様々な物質が含まれています。
お茶は飲むとその成分の約30%を摂取できるとされていますが、食べると100%を取り入れられるため、お茶は食べてこそ効果があるともいえます。そのまま食べたり、刻んだ緑茶をごま油とともに炒めて醤油や塩で味をつけて、ちりめんじゃこ、胡麻、刻み昆布などを加えてふりかけにもできますが、一番簡単な摂取方法はお茶を石臼で挽いた「抹茶」です。抹茶はまさに茶葉そのままを飲むことが出来ます

 
抹茶 / Cherrie 美桜

 

余談

「お茶を挽く」、「無茶」などお茶と関連付けられた言葉は色々あります。お茶を挽くとは、お客が来ず暇な様子を指す言葉ですが、これは元々遊女にお客がつかないときに、遊ばせておくのはもったいないということで茶葉を茶臼で挽かせていたことから来ているそうです。無茶は「茶道の作法にかなっていない」といういみで、道筋が立たない、道理にあわないことを指しています。
茶色は茶色ですが、日本で一般的にお茶の色は「緑色」と考える方が多いと思います。しかし、お茶はもともとは「茶色」だったんです。緑色の現在私たちが飲んでいる緑茶が出来たのは、江戸時代中期ごろ。それまでは、摘んだ葉を直接釜で炒ってから揉んで、天日干しした番茶が一般的でした。その色は茶色。しかし。生葉を蒸してから丁寧に揉みながら乾燥させる方法が完成してお茶の色は緑になったそうです。なので、茶色という名前が先で来てから、緑色のお茶ができたそうです。


green tea / 緑茶 / Kanko*

健康に良くて、こんなにも身近なお茶。今日から食後の茶習慣「喫茶」を始めてみてはいかがでしょうか。

2013/11/30

忘年会でもやっぱり話題は中医学

昨日はイスクラ薬局直営4店舗合同の忘年会でした。やっぱり気の合う仲間との会合は楽しいですね。
 

相変わらず出席率が高い元日本橋店長今井は右端です。

いまは文京区本郷で「後楽堂薬局」をやられています。

 
こんな飲み会で話題に上がるのも、やはり漢方のお話。せっかくの飲み会なんだから、仕事を忘れて、、、という気分で臨むんですが、そのうちあちらこちらで症例検討が始まり、こんな症状にこんな漢方が良かった話や、困った症例に関して先生への質問コーナーになったり、プチ店長会議が始まってしまうのは、やっぱりみんなお店が、中医学が大好きなんでしょうね。
そして、話題はその日飲んできた「飲み会対策漢方」の話に。この日はB医師が、新商品の木鶏丹(もっけいたん)初体験。先生曰く「全然頭が痛くならない!」とのこと。
木鶏丹は、核桃楸皮(かくとうしゅうひ:マンシュウグルミの樹皮)と、雲芝(うんし:カワラタケの子実体)という二つの生薬からできた健康食品で、核桃楸皮は微寒で、肝・胆系に働きかけ、清熱解毒、瀉肝明目、燥湿利水の働きがあり、余分な熱や水分をとり、肝を養う力があるとされています。雲芝は寒性で、心・肝・脾・腎に働きかけ、養肝益気、清熱解毒、きょ湿散結の働きを持ち、やはりこちらも肝を養い、余分な熱と湿をとり、塊をとる力があるとされていますので、湿熱が強いお酒の愛称ともぴったりですね。
 

その他、田七人参や、黄連解毒湯と五苓散など、皆さん個々の体調・体質に合わせたオリジナルセットを飲んできていたようです。そんな中でも飲み会の定番と言えば、お酒に「田七人参(でんしちにんじん)」、食べ過ぎに「晶三仙(しょうさんせん)」は鉄板ですね。写真のように誰かが必ず、他のスタッフの分も含めて、持参してきます。まぁ、大体みんな事前に自前のものを飲んできてますので、必要がないことが多いですが、飲みすぎ・食べ過ぎはうっかりやってしまいますので、やっぱり予備に持っていくと重宝されますね。

残念ながら裏返っている「晶三仙」。

楽しく飲んで、食べて、また今日から元気に働いてます。漢方のおかげで翌日もすっきりです!皆様も、ぜひお試しあれ。

 

2013/11/28

心・ストレス・コミュニケーションなど過去ブログリンク集

こんにちは、櫻井です。今日のブログでは、過去の記事をまとめてみました。いろいろ書いてきたんですが、中医学とは関係のない記事もあります。というのも、わたくし、大学の専門が心理学でして(もちろん中医学もしっかり大学とイスクラ研修塾でまなんでます!その辺の詳しい事情はこちら「こんにちは!櫻井です。」をご参照ください)、そちらの話も多くなってしまうのです。どうかご了承ください。
では、もしよろしければ、過去ブログをご参照ください。各ブログをご覧になるには、タイトルをクリックしてくださいね。
 
心と感情などのお話

心のトラブルは「気の持ちよう」じゃないっというお話

ストレス解消法におすすめ、瞑想のお話。

パニックについてのお話

ストレスを受けやすいタイプとその対策についてのお話

なんだか喉が詰まる感じがする:梅核気のお話

ストレスと目の疲れと漢方

月経前のイライラと胸の痛み。【気滞】の話

中医学でメノポーズケア

子宝相談とストレス

 
 
コミュニケーション・リレーションシップのお話

「男と女のコミュニケーションの違いのお話」。

「自己開示」をしてもっと仲良くなろう!

その会話で満足できてますか?【コミュニケーションと傾聴】

愛のスタイル~ あなたは心酔愛タイプ?それとも情愛タイプ??~

 
 
その他

健康と子宝と家族について 

病気と食 「木をみて森を見ず」 脚気の根治からみる食と医療のありかた

 
 
 
これらの他にも食養生についてや、純粋に中医学の話に加えて、ちょっとした雑記などもこのブログには載せています。その時感じたことをそのまま書いてしまっているので、「ん?」と思うかたもたくさんいらっしゃると思いますが、どうか聞き流してやってください。そしてもしお詳しい方で私の間違いにお気づきになりましたら、大変恐縮ですが、どんどんご指摘ください。宛先はroppongi@iskra.co.jpでも、ツイッターの@IskraRoppongiでもどちらでも構いません。「あの部分おかしいぞ!」とか、「間違ってる!」とかどうぞご指摘ください。その他、なにかブログで取り上げてほしいことなども随時受け付けております。お気軽にご連絡、ご相談ください。

2013/11/27

「鬱金」と「ウコン」の違い!お酒の席におすすめ漢方のお話

いい夫婦の日ですか。嫁孝行が何一つ思い浮かばない嫁不幸な櫻井です。どうもこんにちは。いや、嫁を不幸にしているわけではなく、普段から家事も手伝うし、優しく労わっているので、特別何か新しことが思い浮かばないという意味です、、、いや、本当に。
 
もうそろそろ忘年会シーズンと言っていいころでしょうか。元々余りお酒は強くないので、飲みの席では悪酔いしない対策がかなり重要になります。そんなときに某食品会社さんから出されている「ウコンドリンク」は強い味方でした。あれ、確かに飲んでると普段より悪酔いしない、、気がします。
ところで気になるのは、この「ウコン」という表記。私は実家が漢方薬屋なのですが、ウコンに関して父が昔、「日本でウコンって呼ばれているのは、中医学の世界でいうウコンとは違うものだ」と言っていたことを思い出します。調べてみると、確かに「ウコン」は「鬱金」とはちょっと違うようです。
 


Herbs / romainguy

「ウコン」と「鬱金」の違い

中医学で言う生薬の鬱金とは、ショウガ科姜黄もしくは、鬱金(一般的にハルウコンと呼ばれています)の塊根を乾燥したもので、前者を黄鬱金、後者を川鬱金と呼んで区別していますが、効能はほぼ同じとされています。川鬱金は若干作用が温和で、血を巡らせるが元気を消耗させないので、虚弱者に使うと良いとされています。
性味は涼・寒性で、熱をとる力あり、味は辛・苦、発汗作用があります。辛味には、気・血・津液を巡らせる力あり、苦味には排泄作用や体の余計な水分を取り除く力があるとされています。帰経といって、作用する臓腑は、心、肺、肝経とされています。
中医学的薬理作用は①活血止痛・②行気解鬱・③清熱涼血止血・④清心開竅・⑤利胆退黄などの力があり、血や気の巡りをよくしたり、血の熱をとり止血したり、黄疸を良くする力があるとされています。単味でこれだけ様々な力がある生薬も珍しいようです。臨床では、気の巡りがわるく、胸や脇が張ったり、痛みなどの症状がある場合、肝機能障害、泌尿器系疾患の腎結石などの痛み、瘀血(血の流れ滞り、ドロドロ血)による月経痛(とくに胸が張るなどを伴う月経前の痛み)や、狂騒状態を落ち着けるときに使う薬に混ぜたりなど、肝臓、胆嚢、胃腸、脳や血管、そして心臓、肺、泌尿器、婦人科系などの各種疾患と、各種の出血に対するとても重要な薬です。
 
 
そして一般的に日本でウコンと呼ばれているものは、中医学では、姜黄(きょうおう)と言います。姜黄は、ショウガ科姜黄、もしくは鬱金の根茎で、味は苦・辛(効能は上記を参照)、性はで、温める作用があるとされています。帰経は脾と肝経です。
中医学的薬理作用は、活血行気、通経止痛、きょ風で、鎮痛、利胆、子宮収縮作用をもつとされ、臨床では、風湿による痛みや、肩関節の痛み、冷えによる子宮循環の低下による月経痛などに使用されています。
 

姜黄と鬱金の違い

違いは、塊根のことを指しているか、根茎を指しているかで、どちらも同じ植物です。この認識が意外とずれてしまっている専門家も多いです。違う植物だと思っている方も多く見られますが、同じ植物です。日本で言う「ウコン」と漢方として使われる「鬱金」は同一植物ですが、部位が違うということです。
この鬱金と姜黄の違いで大事なポイントは、中医学で使われる生薬のウコンである鬱金は寒性で、日本で食品として流通しているウコン、姜黄は温性というところです。
日本で流通する「ウコン」はお酒の席で良く使われています。お酒は様々種類がありますが、総じて温・熱の作用があります。お酒が体に熱を与えるものとして考えるならば、温性の姜黄ではなく、涼性・寒性の鬱金の方がお酒の席には適していると言えます。
 


乾杯 / 古天熱


Cheers! / gemma.amor


乾杯!好友!阿娜答! (1) / 髒蹲節

他にもあるお酒の席のおすすめ生薬

例えば「田七人参」。ウコギ科、三七人参の根を乾燥させたものです。止血、きょ瘀、消腫、止痛の力があり、打撲・捻挫・炎症・吐血・不正性器出血・月経過多・血液疾患による出血など様々な出血に使われる、「止血の神薬」という異名もあるほか、基礎実験で認められている肝機能保護作用などの力があります。そのほか、抗ウィルス作用や、冠状動脈拡張作用、脂肪細胞を活発にして肥満を抑制する作用、免疫機能を高める作用なども見つかっていますが、やはりここはなんといっても肝機能保護作用に注目したいですね。

当社の飲み会では、必ずと言っていいほどこの田七人参茶を目にします。体内に摂取されたアルコールは、肝臓で分解代謝されますので、肝臓の機能を守ってくれる田七人参(三七人参ともよぶ)はピッタリです。


恒例の乾杯写真 / odysseygate

2013/11/22

イスクラ薬局の運営会社情報

運営会社 イスクラ産業株式会社(英文会社名:lSKRA INDUSTRY CO., LTD.)
本社所在地 〒103-0027 東京都中央区日本橋一丁目14番2号
設立年月日 1960年3月1日
事業概要 ロシア・CIS諸国・中国との医薬品、医療機器、化学品の輸出入
中成薬(中国漢方製剤)、健康食品、スキンケア製品の製造、販売