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美容&ダイエット の記事一覧

夏に負けるな!肌食養生のお話 その②お肌に良い食べ物のお話

その①では、いかに紫外線がお肌にダメージを与える仕組みや、中医学的に食べると肌トラブルを起こしやすくなる食べ物のお話をしました。後半では、肌の疲れを癒し、秋冬にも肌の疲れを残さないための肌に良い食べ物のお話をしたいと思います。
 

苦瓜(にがうり)

苦瓜は和名、「蔓茘枝(つるれいし)」といって、完熟すると仮種皮が甘くなることや、いぼいぼの外観などが、茘枝(レイシ・ライチのこと)に似ているから、「蔓になる茘枝」ということで「蔓茘枝」という名前が付いたそうです。ちなみに中国語では「苦瓜」と書きます。体にこもった熱をさまして夏バテを解消する夏の代表的な野菜です。暑さで悪化する肌トラブルにも良い食材です。元々は熟れて甘くなった果実を食べるものだったそうですが未成熟の皮が野菜としてもおいしいと言うことで食べられるようになり、ニガウリと呼ばれるようになったんではないでしょうか。 完熟したゴーヤは黄色くなり、その実は真っ赤なんですが、甘くておいしいそうです。見た目は予想を上回るインパクトです。写真を載せたかったのですが見つからなかったので、Googleさんの画像検索リンクを載せておきます。完熟ゴーヤの実⇒http://goo.gl/EX3Fhy
 
 
苦瓜には、大量のビタミンCが含まれており、さらに苦瓜のビタミンCは野菜の中で唯一熱に強いビタミンCなので、脂溶性のビタミンEやβカロチンをしっかり吸収できるように、少量の油でいためて食べるのがおすすめです。その点、ゴーヤチャンプルーは最適ですね。
ビタミンCは言わずと知れた美白ビタミンです。某化粧品会社さんの、シミやそばかすが薄くなると評判の高級美白美容液の主成分は高濃度のビタミンCだそうです。ビタミンCには抗酸化作用による細胞の老化防止作用、シミやそばかすの原因となるメラニン色素を薄くする作用、ぷるぷるお肌を保つコラーゲン合成作用、ニキビやニキビ痕を綺麗にしてくれる抗炎症作用などが確認されています。 ビタミンCの他、ビタミンB1、B2やβカロチン、ビタミンEなどの「食べる日焼け止め」をしっかり含んでいます。また、細胞を元気にしてくれる葉酸、抗酸化酵素など、酵素の活性に重要な必須ミネラルの銅、カリウム、カルシウム、鉄も含まれ、腸を綺麗にしてくれる食物繊維も豊富で、総合的に見ても夏のお肌に是非摂りたい食材です。

Lunch @ 06.10.30 ゴーヤチャンプルー(ちゃんぷるぅ家)

Lunch @ 06.10.30 ゴーヤチャンプルー(ちゃんぷるぅ家) / jetalone

 

中医学的苦瓜

苦瓜は寒性で苦・微甘、心、肺、脾、胃、肝に通じます。中医学的効能は、体にこもった熱を取り暑気あたりを解消してくれて、腫れや毒をなくしてくれ、イライラによる火を消す力を持つとされています。中医学的に見ても、苦瓜には炎症を抑えたり、解毒したり、腫れをなくす作用があるとされており、肌に良い食品であることがうかがえます。注意したいのは、流産、早産を引き起こしやすい食材とされているので妊婦の方は余り多く食べないようにしましょう。

s-R0015089 s-R0015089 / eiko_eiko

枝豆(えだまめ)

枝豆は未成熟の大豆です。なんといっても畑の肉ともいわれる大豆ですから、良質なタンパク質が豊富です。さらに糖質や脂質、そしてカルシウム鉄分、疲労回復やお肌をきれいにしてくれるビタミンB1、B2、そして大豆には含まれていないビタミンCも豊富なのも特筆すべき特徴でしょう。ビタミンCとタンパク質はコラーゲンの元を作ってくれるので、他のビタミンとも相まって、枝豆単体で美肌効果も期待できます。葉酸も豊富なので、貧血の気味のかたや妊婦のかたも摂っておきたい食材ですね。 イソフラボンという大豆に含まれているポリフェノールの一種や、そのイソフラボンの一種のダイゼンには、女性ホルモン様作用があるので、更年期特有ののぼせの緩和や、お肌をきれいに保つ作用、骨粗しょう症の予防や改善、そして、がんの抑制作用、免疫機能を高める作用がなどが確認されており、今後の研究に期待です。

Edamame
Edamame / Will Merydith

中医学的枝豆

枝豆は甘味で平性寒熱の偏りがなく、どんな方でも食べられます胃腸の働きを助けて、腸を整え、血やエネルギーを与えてくれて、必要なだけ胃腸を潤し、余分な水分は排出してくれて、膿を排除して毒を消してくれます。中医学的にみても、夏バテや食あたり、下痢やむくみによいなど、とにかく夏にぴったりの食材です。

green soybeans / 枝豆

green soybeans / 枝豆 / Kanko*

モロヘイヤ

エジプトなど高温乾燥地帯でも育つ、生命力の強い野菜。クレオパトラも好んで食べたとか、王様の病気を回復させたとか、何とも頼もしい野菜。「モロヘイヤ」という名前もアラビア語で「王様の食べる野菜」という意味だそうです。 数ある青菜の中でもずば抜けて栄養価が高くβカロチンはホウレンソウの3倍、カルシウムはなんと8倍、お肌によりビタミンB2もレバーよりも豊富に含まれ、ビタミンCもビタミンEも豊富と、紫外線対策もしっかり期待できます。鉄分も豊富で貧血気味の方にもおススメ。冷房で乾燥がちなお肌や喉には是非摂りたい食材です。
 

中医学的モロヘイヤ

モロヘイヤは残念ながら新しい食材のため、中医学的効能効果は私の手元に資料にはありません。ネットを検索すると、その性質は涼性で、甘味、肝・脾・胃に入り、余分な熱をとって暑気あたりを改善し、潤いを生み、消化を助け、血流も良くしてくれるという記述があります。暑いところ、そして乾燥地帯の食べ物なので、熱を取り、潤いを生むという力を持っていることは十分に考えられます。 モロヘイヤはまた、食物繊維が豊富なので便秘の改善には良いですが、冷え症や下痢気味の場合は、葱やニンニクと炒めたり、お味噌汁の具にするなどして食べるようにしましょう。

ベランダのモロヘイヤでスープでも

ベランダのモロヘイヤでスープでも / akiraak2

トマト

トマトの持つあの赤い色素は「リコピン」と呼ばれ、紫外線によって生み出される毒性の強い活性酸素を消去してくれる働きがあります。リコピンの抗酸化作用はβカロチンよりも強力で、紫外線による皮膚がんを強力に抑えこむ力があると考えられています。 その他もちろん、βカロチンやビタミンC、ビタミンEも豊富です。珍しいのがビタミンPと呼ばれる物質で、これはビタミンCの働きを助けて、コーラゲンの合成や毛細血管を丈夫にするなどの力があるとされています。トマトにはこのビタミンPが野菜の中でも最も多く含まれています。

Tomatoes
Tomatoes / The Ewan

中医学的トマト

トマトは微寒で、甘味と酸味を持ち合わせ、胃に通じ、潤いを生んで渇きを収め、胃腸を元気にして消化を促進し、身体にこもった余分な熱を収めて暑気をはらい、毒を解消します。夏バテや熱中症対策にはぜひともとりたい食材ですし、熱が原因の炎症性の肌トラブルにも是非ともとりたい食材です。

Tomatoes

Tomatoes / DeSegura89

鮭(さけ)

鮭の身は赤いですが、実際には白身魚に分類されます。あの赤い色はエサの甲殻類の色素が要因のようで、フラミンゴと同じ原理です。卵が赤いのも赤い餌を食べているからだそうです。この色素はアスタキサンチンといって、某化粧品に配合されていることで有名ですが、強力な抗酸化力をもっておりシミやシワなど肌の老化の原因である紫外線によって発生する酵素からお肌を強力に守ってくれます。さらに鮭にはDHAやEPAなどの脂肪酸が多く含まれています。これらの脂肪酸は動脈硬化、心筋梗塞・脳梗塞、糖尿病などに予防効果が高いと言われ、生活習慣病予防にはもちろん、血流の良さがとても重要なお肌にとっても嬉しい食材です。そのほか、栄養の代謝を促すビタミンB群、骨を強化するビタミンDとカルシウム、抗酸化力の高いビタミンEなども豊富で、亜鉛や銅などの微量ミネラルも含んでいます。

Salmon face

Salmon face / izik

中医学的鮭

鮭は温性で、主に胃腸を温めてくれます。水はけを良くして、むくみを改善したり、「血」の流れを良くして冷えを改善する力があります。エアコンや冷たいもの摂りすぎで過度に内臓が冷えてしまっている今にもってこいの食材ですコラーゲンが大好きなご婦人方には鮭の皮も一緒に食べることをお勧めします

Altlantic Salmon with Lemon-Caper Sauce
Altlantic Salmon with Lemon-Caper Sauce / naotakem

牡蠣(かき)

世界中で元気になる食品として利用され、欧米では紀元前から生で食べられている唯一の水産物が牡蠣です。言わずとしてれた高栄養・高ミネラル・ビタミン食材、牡蠣は天然の栄養サプリメントと言っていいぐらいあらゆるビタミン、ミネラル、アミノ酸などが含まれ、高血圧の予防や肝臓機能を高めてくれるタウリンも豊富に含んでいます。生牡蠣100グラム中には、1日に必要なたんぱく質の2/3、カルシウムは1/3、リンは全量、鉄分、ヨードはなんと1日に必要な量の4倍量含まれるそうです。その割にカロリーは1個約16kcalほどどしかなく、5個でやっと卵一個分だそうです。
その中でも特筆すべきは亜鉛の含有量です。牡蠣はあらゆる食品の中で一番亜鉛の含有量が多い食材です。亜鉛には、細胞分裂や新陳代謝を促進する効果があります。これはもちろんお肌が生まれ変わるときにも、身体の細胞を修復するにも、亜鉛は絶対必要ということ。牡蠣の美肌効果が高いのは亜鉛のおかげかもしれませんね。また、亜鉛は先に述べた通り、活性酸素を分解する酵素を動かす鍵で、亜鉛やその他微量ミネラルが無いと活性酸素分解酵素は働けません。その他、鉄、銅、セレンなども含んでおり、これほど多様な効能を持つ食品はほかにないとも言われており、牡蠣の健康作用を話すだけで、何時間もの講義が出来てしまうぐらいです。
お肌に良い成分は先述の亜鉛、銅、セレン、鉄などのミネラルに加え、豊富なビタミンE、ビタミンB群も含まれています。ビタミンCはちょっと少ないので、レモンをかけて食べると良いですね。
 
亜鉛は様々な酵素やインスリンの構成成分となっており、体にとってとても重要な物質です。そして亜鉛は精子の構成成分の一つでもあるので、男性不妊にもとっても重要です。男性機能というのは、ほかにどれだけ栄養素が豊富にあっても、亜鉛が無くてはダメになってしまいます。しかし日本人の亜鉛摂取量は9mg程度(RDAの推奨量は15mg)と、日本人の多くは潜在的亜鉛欠乏症にあるといわれています。牡蠣の亜鉛含有量は大粒のものだと何と一粒20㎎!低めの吸収率を考えても1個でカバーできてしまう量です。亜鉛はそのままでは吸収しにくいので、クエン酸やビタミンCと一緒に摂ると良いとされています。だから牡蠣に生レモンがおいしいのかもしれません。牡蠣に生レモンは亜鉛に加え、鉄分の吸収率もあげてくれ、おすすめです。

An oyster
An oyster / Bitterjug

中医学的牡蠣

牡蠣の身は温性で、甘味。肝、胆、腎に入り、肌を滋養してきれいにする作用や、血行を良くして身体を温めたり、生理不順や生理痛を改善する作用があると言われている、女性にとってはいいことづくめの食材です。肝機能を強化する効能があり、体力消耗時や疲れにもよいです。

Oysters
Oysters / pelican

いかがでしたでしょうか。お肌によい食材とは余分な熱をこもらせず、ビタミンやミネラルをたっぷり含んだ食材ですが、せっかく良い食材をとっても、それを吸収する胃腸が弱っていては意味がありません。夏場は冷たいものが増えがちですが、胃腸は冷たいものに弱いので、もしアイスクリームやかき氷、冷たいお茶などをとってしまったら、そのあとは熱めのお茶などをとって少しでもバランスを取るように普段から心がけましょう。

肌養生の基本は肌への刺激になる、体に熱がこもる、辛いもの、脂っこいもの、甘いもの、加工食品、ファストフード、スナック菓子などや、胃腸機能を低下させる氷入りの飲み物、アイス、ヨーグルトなどを出来るだけ少なくして、消化に良く、余分な熱をこもらせない、火をとおした野菜たっぷりの和食を基本に食べることです。潤いは飲み物ではなく、食べ物、主に野菜からとることを大事にしてくださいね。

身体をいたわるためには、一にも二にも食養生・生活養生です。体が喜ぶ食事や生活をしましょう。

解毒には野菜が一番です。野菜を、胃腸に負担をかけないように火を通してたっぷり食べましょう
汗をたくさんかく夏は潤いもたくさん消耗します。「潤い」は食べ物を原料にして胃腸でつくられますが、渇くから、暑いからといって冷たいものをたくさん摂りすぎると、胃腸が冷やされてしまい機能低下をおこし、潤いも作られませんし、エネルギーも生まれません。そうすることで秋や冬など乾燥する時期に、身体を自分で守ることができず、呼吸器系のトラブルを起こしたり、肌の乾燥やかゆみがでたりしやすくなります。夏場は温かいものもしっかり食べて、胃腸機能を落とさないことが、一年中潤い、透明感のある肌を保つことに繋がります。

2014/08/25

夏に負けるな!肌食養生のお話 その①紫外線と肌に悪い食べ物のお話

こんにちは。店長の櫻井です。 毎年のことですが、眩しいほど太陽がじりじりと照り付けるくせに、湿度も高い8月過ぎのこの暑さには本当にやられますね。こんな時は海に行って、かき氷でも食べたいところですが、そうは簡単にいかないのが大人のつらいところです。皆様の夏はいかがでしょうか。
 
これだけ暑い日が続くと、お肌への負担も気になってまいります。「夏になると肌トラブルが出やすい!」っという方も多いのでは無いでしょうか。実際に薬局でもアトピーやニキビ、湿疹やあせも等、肌トラブルによる相談はこの時期とても多くなります。強い紫外線、汗による刺激、そしてこの暑さと肌にとってはとてもつらく負担のかかる季節です。しかも、今対策を怠っていると、秋に肌トラブルを起こしてしまいます。
今日は実際にトラブルが起きてしまっている方はもちろん、予防のためにも、そして美肌をキープするためにも大切な活性酸素、紫外線、そしてその対策についてのお話を前半と後半に分けてしてみます。前半は肌にトラブルが起こる仕組みと、避けたい食品類のお話を、後半は肌に疲れを残さないために是非摂りたい食品のお話です。
 

Lifeguards
Lifeguards / Scott Ableman

肌トラブルと活性酸素

夏場の肌トラブルの一番の敵はもちろん紫外線です。紫外線を浴びると肌細胞の中に活性酸素が生まれます。活性酸素は皆さんご存知の通りの悪者です。肌細胞を傷つけ、コラーゲンの分泌を低下させます。肌の弾力性が低下させて、たるみやシワをできやすくします。さらに新陳代謝を低下させ、ニキビや吹き出物、湿疹などを治りくくします。
また、活性酸素の発生以外にも紫外線は肌にとっては良くない作用を持っています。紫外線は、肌が黒くなったり、シミやそばかすの原因となるメラノサイトという細胞を増やしたり、色の濃いメラニン色素を作らせたりします。
 
 
活性酸素というのは、細胞が活動する限り発生する厄介なものです。ちょうど私たちが活動すれば二酸化炭素を発生してしまうようなものです。ただ考えたりして脳が活動するだけでも活性酸素は生まれます。生まれた活性酸素は体内でいろんな悪さをするのですが、活性酸素が増え続けると大変なことになるので、人体にはちゃんと活性酸素から身を守るため、活性酸素を分解する力が備わっています。これが体内に存在する抗酸化酵素です。肌対策で大事になるのがこの抗酸化酵素をどんどん働かせることです。 そこで重要になるのが、ミネラルです。抗酸化酵素は亜鉛セレンなどの微量元素(ミネラル)があって初めて動き出します。ミネラルは人の体の中では作り出せないので、ミネラルを含んだ食品を食べることが、抗酸化酵素を活性化させ、お肌を守る鍵になります。
その他にも体外から摂れるもので、この活性酸素から守ってくれるものがあります。それが、ビタミンCやビタミンE、そしてβカロチンなどの抗酸化物質です。
なので、紫外線による肌へのダメージを最小限に食い止めるには、第一に日焼け止めなどで紫外線をブロックすること第二に活性酸素を分解することの二つが鍵です。日焼け止めを塗る事ももちろん大切ですが、『食べる日焼け止め』と言われる、ビタミンC、ビタミンE、βカロチンなどの抗酸化物質や、活性酸素分解酵素を動かす、必須ミネラルのセレン銅、亜鉛をしっかり食べることが大切です。これらが紫外線により作られる活性酸素をやっつけてくれて、お肌の老化やトラブル悪化に歯止めをかけてくれます。

Peace
Peace / Alyssa L. Miller

 

中医学的肌養生

中医学的に見ると、夏は暑さによる熱が体内にこもりやすく、元々熱がトラブルの原因となっている湿疹やアトピー性皮膚炎、ニキビなどが悪化しやすい環境が整っています。さらにこの暑さは、肌にとってとても重要な質の良い睡眠を奪い、発汗で熱を押さえる潤いを損ない、さらにエアコンで血流を悪くして老廃物の回収も悪くして、肌の状態をさらに悪化させてしまいます。 また、肌を元気に保つには、栄養に富み、サラサラとよどみなく流れる血が十分にあることが大切ですが、高い湿度や気温、そしてそれに伴う冷たい飲食物の増加は胃腸を弱らせ、血の生産能力を著しく低下させます。さらに、汗は血とその源を同じくしているため、発汗が増える夏場は血の消耗も激しくなり、肌にとっては二重にも三重にも苦しい季節です。
また、お肌の状態と食生活に密接な関係があります。下記のものの食べ過ぎには注意しましょう。

甘いもの:チョコレートやケーキなど

油ものや肉類:とんかつ、てんぷらなど

香辛料の多いもの:キムチ、カレーライスなど

加工食品:ポテトチップス、ファストフード、インスタントフード、スナック菓子など

生もの:サラダ、刺身など

冷たいもの:アイスクリーム、ジュース、ビール、かき氷など

その他体質に合わせて:牛乳、コーヒー、アルコール、そばなど

肌トラブルを誘発する「発物」

また中医学では、古来から肌トラブルを発症させる食べ物を「発物(はつもの)」といって注意しています。

☆発物とは、、、
食べると皮膚の症状を発生または悪化させるものとして、古来中国で皮膚病の禁忌となっている食べ物の事。
現代の化学添加物も皮膚病を悪化させる性質があるので発物に属しています。
発物による病気の特徴として、発熱、かゆみ、ただれ、のどの痛み、痰、脹痛(張って痛む)、便秘、下痢などです。

☆発物の例☆

動物性のタンパク質 魚介類、牛肉、羊肉、あひる、カモ肉、牛乳、卵など

野菜・穀物類 ねぎ、たまねぎ、とうがらし、こしょう、セロリ、大豆、そら豆などの一部の豆類、そば、小麦など

くだもの: バナナ、パイナップル、マンゴー、柑橘類、銀杏、パパイヤなど

 
 
 
夏場に起こる肌トラブルを回避し、秋にも肌トラブルを持ちこさないためには、日焼け止めなどで対策するほか、ビタミンC、E、βカロチンやセレン、銅、亜鉛などの微量元素が豊富で、体の余分な熱を取り、胃腸を元気にしてくれる食べ物をしっかりとることが大切です。
 
その②では、お肌を守る食品のお話をします その②へ⇒

2014/08/22

美容とダイエットに「もずく」はいかが?

昨日の六本木はすごい豪雨でした。晴れ間が広がり止んだと思ったら急に辺りが暗くなり雷が鳴り、一気に滝のような雨です。まさにゲリラ豪雨でした。まだ5月なのに、今年の夏は大丈夫なんでしょうか。閉店後、お店の軒先で雨宿りされている方がいらっしゃったので、店内へお招きしたんですが、もうちょっと早く気付くべきでしたね。多分大分濡れてしまっていたでしょう。昨日の方々、申し訳なかったです。
 
さてさて、まだ梅雨も始まっていないのに、急激な雷雨にやられていますが、そんなことも一時の間。これが過ぎれば夏です。夏と言えばやっぱり気になるのは、ダイエットでしょうか。痩せすぎも困ったものですが、肥満もやはりいろんな病気の原因であると考えられています。最近のアメリカの研究では、特定の食べ物がガン発生リスクを軽減するとは言えないが、やっぱり肥満をコントロールすることはガンの抑制に効果があることは確実と考えらているようですよ。
ということで今日は、ぽっちゃりお腹が気になる方から、美容と健康意識の高い方も、今食べておきたい旬のスーパー健康食材、「モズク」のお話をしたいと思います。

2品目:もずく
2品目:もずく / JaggyBoss

 
モズクは、漢字では、水雲、海蘊 、藻付、海雲と色々な書き方があるようですが、どれも長さ数十センチ、幅1~数ミリの枝分かれしていて、ぬめぬめとした同じ海藻の事を指しています。正しい漢字は「藻付」。これはほかの海藻に付着し成長することからそういう名前が付いたそうです。日本では沖縄がおもな出産地で、海外ではなんと、トンガが有名だそうです。ちなみにトンガはポリネシアに属し、フィジーやサモアの近くにある島々です。
モズクの歴史はその記述がなく詳しくはわかっていませんが、大昔から食べられていたと考えられています。昔は天然のモノを主に食べていたようですが、消費が拡大した現代では、そのほとんどが養殖ものだそうです。

茎若布ともずくの酢の物うまい
茎若布ともずくの酢の物うまい / sabamiso

モズクパワー

モズクは、他の海藻と同じように、生体組織の構成や、生理機能の維持・調節に必要なカルシウムやマグネシウム、ナトリウムといったミネラルが豊富で、抗酸化作用の高いセレンも豊富ですが、なんといっても注目したいのは食物繊維です。
人間は牛などの草食動物と違い食物繊維を消化する酵素を持っていないので、食物繊維は消化されて吸収されることは有りません。したがって食物繊維をたくさん食べても栄養になるわけではありません。しかし!この食物繊維が健康と美容とダイエットの大きなカギを握っています
 

食物繊維は、

食物繊維は繊維なので、布が水を含むように、周りの水分を吸収します。吸収して、お腹の中で膨張します。すると腸内を刺激して鈍くなっている腸の動きを活発にしてくれます。

さらに消化されない食物繊維は、腸内を移動するあいだに不要物を絡め取り、きれいに掃除してくれます。そして最終的には腸内細菌の働きにより分解され、腸を刺激して排便を促進してくれることで、便秘の改善を手助けしてくれます。
・便秘を改善してくれる手助けをしてくれます。便秘は、肌荒れ、肥満など様々な悩みの元凶です。
・お腹の中で膨れて消化しにくい⇒ダイエットに向いています。満腹感を得やすく、さらに腹持ちが良い。素晴らしいダイエット食品です。
・悪玉コレステロールを包み込み体外に排出してくれる⇒生活習慣病、メタボの改善にもとってもおススメ。
 

ヌメヌメや茶色も効果が有る!

さらに注目されているのは、あのヌメヌメの成分、フコイダン。テレビの通販CMなどで聞いたことがあるかもしれませんが、フコイダンは、昆布やわかめなど海藻類のヌメヌメに含まれる成分です。抗酸化作用やガン細胞の自滅誘導作用、抗菌作用、ピロリ菌から胃を護り、潰瘍を早く治してくれる作用、コレステロール低下作用、傷の修復作用などが基礎実験で認められています。
また、モズクのあの茶色い色はフコキサンチンという色素成分で、これには、脂肪を分解して燃焼を助ける作用があるようです。(某テレビCMではないですが)脂肪は分解して燃焼させることが大事なんです。

もずくおろしそば #lunch
もずくおろしそば #lunch / is_kyoto_jp

より効果的にモズクを食べる

モズクはもずく酢で食べられることが多いと思いますが、このお酢がまた体に良いんですね。お酢の酢酸は、体内でクエン酸に変化し、抗酸化作用があり、いらいらを鎮めたり、筋肉の疲労を回復してくれる力があるとされています。お酢にはまた、タンパク質やカルシウム、鉄分の吸収を促進する働きがあるので、モズクとの相性はとても良いです。

モズクは食前に食べることで脂肪の吸収を抑えてくれる効果があるので、ダイエット目的の場合は是非食事前に食べてください。さらに、加熱すると上記のフコイダンの吸収効率がよくなるので、味噌汁やスープに入れても良いですね。お酢との愛称がよいので、酸辣湯にモズクをいれるのは最適といえます。
モズクはあのヌメヌメが大事なんです。洗いすぎてヌメヌメをとってしまわないよう注意しましょう。

もずく酢
もずく酢 / is_kyoto_jp

中医学で見るモズク、、

涼性で鹹味なので、腎に働き、余分な熱を取る力があるとされています。手元の資料には、中医学的効能などは載っていませんでしたが、昆布やわかめ、海苔などの海藻類は一般的に、尿を排出したり、便を出しやすくしたり、脂質の代謝異常を改善し、免疫力を強める力があるとされています。また、鹹味には硬いものを柔らかくする力があるとされ、メタボや便秘には特におススメの食材です。

もずくのあえもの
もずくのあえもの / Lucy Takakura

 
ダイエットと美肌、そして健康を保つ鍵は、便通を良くすることです。便が溜まっていると、いつも腐った生ごみを抱えて歩いているようなもの。腸内には血管が張り巡らされており、腸を通過する血液は全身に回っています。便が溜まっていることが良い結果を生むはずはありません。食べたものは、しっかり出すことが大事です。そのためには日々の食事、とりわけ食物繊維を沢山摂ることが大切です。ファーストフードやお菓子をやめて、食物繊維たっぷりの食事をちゃんと食べましょう。それでも毎日が忙しいという方は、モズク酢を一杯、またはモズク入りの味噌汁を毎日のお食事に加えてみてください。
このブログを書いていて当店スタッフに、「モズクって体に良いようだよ」と話すと、「結局自然のもので身体に悪いものなんてないんだよね」という、目からうろこな言葉が返ってきました。そうですね。その通りです。自然が作り出してくれたものを素直に受け取っていれば、それだけで健康に過ごせるんですね。人の手を加えてしまえばしまうほど、加工すればするほど、本来の自然の力が失われて、時には毒にもなってしまうんですね。
利尿の力があり、余分な熱を取ってくれて、便通を良くしてくれるモズクはまさに暑くなるこれからが旬です。自然から与えられたそのままの形で、是非モズクも食べてみてくださいね。

2014/05/23

中医学的スキンケアのお話

>>>昨年7月に上げた記事を加筆して再アップしました<<<
 
少しお休みをいただいていたら、今日の夢で子宝漢方相談をして、婦宝当帰膠と参茸補血丸をお勧めしていた櫻井です。加味逍遙散の注意事項に頭を悩ませていたのはなんだったのか記憶はあいまいです。こんにちは。唐突ですが、蝉も鳴きはじめ、夏もそろそろ本番となってきたので、ちょっとだけスキンケアのお話を。
 

 
暑い一日、肌も大変なストレスにさらされています。私たちが汗をかきすぎて脱水を起こすように、肌も脱水状態です。水分を含まない物はすぐ発火するように、肌も潤いが少ないとすぐに焼けて荒れてしまいます。まずはしっかり水分補給してあげることがこの季節に一番肝心なスキンケアです。
しかし、肌は強固な生体バリアーなので、そう簡単に潤いは外から肌に浸透してくれません。殆どの化粧水は肌の表面、死んだ細胞が層になって付着している角質層を潤しているだけです。それでは本来の『肌の弾力性』は回復できません。もちろん、外からの潤い補給は大切ですが、それには限界があります。
では、どうするかと言うと、中から補給するのです。
この「中から補給」の説明でよく使われるのは「コラーゲン」ですが、コラーゲンは肉や大豆と同じタンパク質なので、食べると一度アミノ酸に分解されます。分解されたアミノ酸はまた同じくコラーゲンになるとは限りません。「コラーゲンを食べれば翌朝お肌ぷるぷる☆」など、そうは簡単にはいかないようです。
 
 

 
 

肌を潤すものは血や津液という潤いの元。

まずはこ血や津液(しんえき・水分)を補う食生活を心がけましょう。血が足りない方は、肌がしろく、冷えがあり、便秘、もしくは胃腸虚弱の傾向がある方が多く見られます。黒色のものや色の濃い緑黄色野菜をたくさん摂りましょう。黒豆、黒米、プルーン、黒きくらげ、黒ゴマ、枝豆、ホウレンソウ、ちんげんさい、にんじん、ぶどう、くり、イワシ、カキ、イカ、黒砂糖、紅茶など。女性は生理があるので血が不足しがちです。サラダやパスタばかりの食事など、食の偏りや無理なダイエットなどには注意が必要です。
津液(潤い)が足りない方は、ほてりがあったり、肌が赤かったり、肌や喉、口が乾燥したり、唇がまっかだったりします。寝汗をかく方もいらっしゃいます。白ごま、豆腐、白きくらげ、大根、白菜、山芋、なし、リンゴ、カニなどや昆布、豚にく、卵、はちみつなどを毎日の食事に摂りいれましょう。辛いもの、薬味などはできるだけ避けましょう。果物など、自然な酸味と甘味の組み合わせは「酸甘化陰」といって、潤い(陰)を生みます。陰の時間の夜に身体をしっかり補うことも大切なので、早寝もとっても大切です。
 
 

スキンケアで大事なことは、

肌に熱をこもらせないことと、しっかり解毒すること

熱のこもりや肌荒れの原因となる便秘はお肌の大敵です。そのためには、葉野菜をたっぷり摂りましょう。胃腸に負担をかけないように火を通してたっぷり食べることをお勧めします。夏はどうしても冷たいものを摂りがちですが、胃腸機能低下から便秘や下痢を招かないためにも、夏こそあったかいものを食べてしっかり発汗しましょう。
 
 

 

睡眠不足はお肌の大敵です

睡眠は、肌の機能調整を整えるホルモンが分泌される時間です。そして細胞の新陳代謝は寝ている間にこそ活性化されます。睡眠不足は、肌が再生し回復するために必要な時間を奪います。睡眠は、量より質です。お肌にとって最適な睡眠時間は10時から2時。この時間帯にできるだけ身体を横にして、脳に血流を増やし、休憩態勢に入ったことを認識させ、しっかり修復させましょう。
 

次はスキンケア対策を見直してみましょう

特に乾燥がひどい人はコットンなどを使って化粧水をつけるのもNGです。手でつけるようにしましょう。その時はくれぐれもパンパン叩かないように!ぎゅっと浸透させるように肌の上からかるく抑えて入れます。クレンジングもごしごしこすると乾燥で弱った肌をさらに傷つけます。ニキビがあっても決してごしごしこすらないよう気をつけてください。
乾燥には洗顔方法を変える事が一番効果的です。メイク、洗顔のしすぎ、すすぎ過ぎなどはとにかく避けましょう。水に近いぬるま湯でTゾーンの部分をメインに優しく洗いましょう。人間の肌は汚れが落ちるようにできていますので、メイクしていないなら、本来はぬるま湯洗いだけで十分汚れは落ちます。
 

とにかく肌に負担をかけないように

メイクも日焼け止め以外は出来るだけしないほうがイイでしょう。クレンジングも、どうしてもメイクをしなくてはいけない時だけにしましょう。特にオイルクレンジングは必要な皮脂まで洗い流してしまうので、使用は最小限にしましょう。しみる化粧水はやめてください。そして化粧水をアレコレ変えるのも、肌の回復をまってからの方が賢明です。
 
洗顔後に残ってみえるふやけた肌は、ちょっと日焼けみたいにぽろぽろカサカサがふやけてはがれやすくなってますが、絶対につめなどではがさないようにしましょう。ただでさえ弱っている肌にさらに傷がつきます。
 
乾燥が特にひどい人は石鹸や洗顔料などを使わない、ぬるま湯の素洗いを心がけましょう。シャワーを直接かけるのも禁物です。手に掬ってからお肌を洗うようにしましょう。
 
しみやくすみの原因にもなるので、肌にはとにかくやさしくする事が大事です。やさしく、やさしく。絶対こすらないように!!
 
 
早速今日から、外と中から素肌ケア実践してみてくださいね。
まずは、睡眠から始められませんか?
 
 
☆あわせてよみたい☆
さらにニキビにはこちらもチェック→『ニキビのタイプと対処方法』

2014/04/30

シミそばかす?「水菜」を食べれば大丈夫!? お肌にうれしい栄養たっぷり【水菜】のお話

世の中には見た目と中身ではえらい違いのものもたくさんありますよね。今日ご紹介する「水菜」もそんなものの代表です。ほそくて、うすくて、こんなんに栄養なんてあるの??なんて侮ってはいけません。水菜は、女性に必要なビタミン・ミネラルが豊富に含まれた、「食べるサプリ」なんです(前にも言ったな・・・)。
今日はそんな「水菜」のお話をしたいと思います。

fresh mizuna
fresh mizuna / AsianLifestyleDesign

 

見た目よりかなり栄養豊富

水菜はビタミンC、βカロチン、ポリフェノール、カルシウム、鉄分、カリウム、食物繊維が豊富なとっても栄養価の高い緑黄色野菜です。ビタミンCコラーゲンの合成を助ける働きがあり、日焼けによるシミそばかすを抑えてくれる効果がありますβカロチンは体内でビタミンAとなり、粘膜を保護し、肌トラブルを解消してくれます。さらにさらにポリフェノールは、酵素を活性化し細胞の老化を阻止し、シミしわたるみからお肌を守ってくれます。食物繊維は、そのほとんどが不溶性で、整腸作用があります。不溶性の食物繊維は、腸内の余分なものを絡め取り、腸をきれいにしてくれます。腸内をきれいにしておくことは、綺麗なお肌への基礎作りにとっても大切ですよね!その他、利尿作用をもち余分な塩分を外に排出してくれるカリウムや、貧血予防によい鉄分も豊富と、美容にも健康にもとっても良い素敵なお野菜なんです。
もちろんこれらのビタミン・ミネラルは男性にとっても必要不可欠な栄養素です。毎日の紫外線はなにも女性ばかりを狙っているわけではありません。紫外線によるダメージを防ぎ、清潔感と潤いのあるお肌を保ちましょう。

水菜
水菜 / masahiko

水菜は、日本古来の伝統的な京野菜

水菜は元々、京都で古くから栽培されてきた、伝統的な京野菜です。昔は「京菜」とも言われていました。同じ仲間に「壬生菜」というのもありますが、壬生菜は葉のギザギザが少ないです。今ではハウス栽培が発達しており一年中食べられますが、本来の旬は12月頃から3月。冬場に食べるのがおいしい野菜なので、ちょっと旬は過ぎてしまってますね。でも価格もお手ごろで、しゃきしゃきとした触感が食欲をそそり、夏バテ予防にも、夏の紫外線対策としてもおすすめな野菜ですので、今からしっかり食べておきたいですね。
 

Mizuna in Dashi Broth 水菜のおひたし
Mizuna in Dashi Broth 水菜のおひたし / naotakem

水菜を中医学的に見ると

水菜の性味は涼性で、辛・甘。脾、肝、肺に行き、余分な熱をとり、身体に必要な潤いを補い、潤す効果ががあります。中医学的に見ても夏場には最適のお野菜ですね。辛があることで、冷えを飛ばしてくれる効果があるといえますが、辛味は品種改良で薄まってしまっているものが多いので、それほど強くはないでしょう。甘味は胃腸を養ってくれます。また血流を良くしてくれる効果もありますので、潤いを補う効果と相まって、血液サラサラ対策にももってこいですね。
 

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IMG_4582 / takaokun

おいしい水菜を食べるには

葉が深い緑色で、しおれたり、茶色になっていない瑞々しいものを選んでください。茎の部分はまっすぐ伸びていて、白くて艶があるものが新鮮でおいしいとされています。
保存は、葉野菜ほとんどにいえますが、葉から水分が蒸発するので、湿らせた新聞紙に包んでからポリ袋などに入れて冷蔵庫の野菜室に立てて入れるようにしましょう。余り日持ちはしないので、出来るだけ早く食べるようにしましょう。
 

Mystery Green
Mystery Green / MMChicago

水菜に多く含まれるビタミンCは水溶性ですので、ゆで時間は最小限にしましょう。茹でるとビタミンCが大幅に減ってしまいますが、それでも100gぐらい食べれば1日に必要量のビタミンC約半分が摂取できます。パリッとした歯ざわりが特徴的な野菜なので、硬めにさっとゆでておひたしにするのもいいですし、生のまま食べてもおいしいです。本来の水菜は茎の部部が硬く、ピリッとした辛味がありますが、全国的に流通しているものは、やわらかく、辛味もないのでサラダにもぴったりです。我が家では夏バテの防止には、豚肉と水菜の冷しゃぶサラダを作って胡麻ダレでいただ九のが定番となっています。豚肉をゆでるだけでとっても簡単なので是非ご賞味ください。もう一つおすすめレシピは、これまた豚肉と一緒にさっと炒めた、炒め物。炒めることで脂溶性のβカロチンの吸収率があがりますし、コチラもおすすめです。
紫外線対策もできて、夏バテ予防にもなり、デトックスしてくれて、栄養と潤いの補給もしてくれる。尚且つお手頃価格。こんな素晴らしい食材を食べないのはもったいない!ほんとに簡単に短時間に調理できますので、是非献立に一品加えてみてくださいね!
 

2014/04/28

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