今年は5月6日が立夏ですが、もうすでに初夏の陽気の日が続いており、これから梅雨がやってくるのが信じられませんね。太田です。
そしてその立夏の一歩手前の本日、5月2日は、立春から数えて八十八日目、「八十八夜」です。昔からこの日に摘まれたお茶を飲むと長生きする、と言い伝えられており、縁起物として珍重されてきました。そのため、現在でも緑茶の産地では茶摘みのイベントが行われているようです。
Tea leaf 八十八夜 / 4510waza
さて、お茶と一口に言っても色々なお茶がありますが、煎茶・玉露・抹茶・玄米茶・ほうじ茶…これらすべて「緑茶」に分類されます。お茶の色だけを考えると、なんだか不思議な感じがしますね。中国では、緑・白・黄・青・紅・黒茶…と発酵度によってさまざまなお茶の種類があります。
その中でもツバキ科TheaceaeのチャCamellia sinensis O.KUNTZEの若葉を「茶葉(ちゃよう)」と呼び、性質は涼性、上部の熱を冷ます、渇きを止める、消化を助ける、利尿、といった事が期待できます。
この茶葉を使用している漢方処方が感冒時の頭痛に用いられる「川芎茶調散」(せんきゅうちゃちょうさん)、イスクラの製品ですと「頂調顆粒」(ちょうちょうかりゅう)です。
普段嗜好品として気軽に飲んでいる、あの「お茶」が漢方薬に含まれている…と考えると、やはり医食同源、普段の食事も気をつけながら過ごしたいなと思うのです。
以前の六本木店のブログにもお茶の記事がありましたので、こちら「頭スッキリ、血圧、コレステロール、ダイエットにも!素晴らしい「お茶」の力」も是非ご覧ください。
さてさて、イスクラ薬局六本木店も明日、3日日曜日から6日水曜日までお休みをいただきます。みなさま、どうぞ食べ過ぎや飲みすぎ、はしゃぎ過ぎに注意して楽しい連休をお過ごしくださいね♪