東洋医学では、「花粉に負けない体」は「気(エネルギー)の充実した身体」と考えます。
体内を巡る気は「元気」の基本。
また、体の防御力となって邪気(花粉やウイルス)の侵入を防ぐ
「衛気」の源でもあります。
体内を気を充実させる基本は、「肺」と「脾胃」の働きを良くすること。
気は呼吸で取り込まれる清気と、食事かとる栄養をもとに生み出されます。
そのため、強い肺でしっかり呼吸をし、
元気な脾胃で栄養を十分に取ることができれば、
花粉を寄せ付けない「気の充実した身体」を保つことができるのです。
また、肺と脾胃は密接に関係する臓器なので、
合わせて養生することが大切です。
日ごろから風邪をひきやすい人、胃腸が弱い人などは、
特に意識をして不調を改善するように心がけてください。
体質別
①脾胃が弱い人・・・脾胃が弱く栄養が不足しがちな方(体力補強しましょう)
疲労感・倦怠感・胃もたれ・お腹の針・食欲不振・軟便・手足の冷え・顔色悪いなどの症状の人
食の養生・・・・脾胃を養い、体力をつける食材
コメ、大豆製品、山芋、カボチャ、豚肉、鶏肉、イシモチ、インゲン豆、棗、リンゴなど
②肺が弱い人・・・乾燥しやすく、潤いが不足がちな方
息切れをする・風邪をひきやすい・呼吸器が弱い・空咳・のど鼻の乾燥・汗が出やすい・顔色が白い
食の養生・・・・肺を保ち、肺を養う食材
白きくらげ・百合根・レンコン・かぶ・おくら・はちみつ・梨・豚・手羽先など
「チャイナビュー№182 vol73より一部抜粋」
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