Day 59, Project 365 - 12.18.09 / William Brawley
冬に風邪を引きやすくなる理由
冬の寒い時期に体が冷やされてしまうと、身体は寒さから守るために温めようとするので、衛気の源である気(エネルギー)を消耗します。さらに、この気は私達が日々活動するための共通のエネルギーでもあるため、活動量が増えるような忙しい時期にはさらに消耗量が増えてしまいがちになります。冬に風邪を引きやすくなる理由は、冷えや忙しさにより気の消耗が増えたことで、ウィルスなど外敵から身体を守る力が十分に発揮できなくなることが原因と考えられます。
身体にエネルギーが不足して風邪を引きやすくなっているサインのひとつに、慢性疲労があります。身体のエネルギー不足が続き、疲れやすい・疲れが取れにくい・息切れしやすい等の不調が見られる慢性疲労の状態では、気の消耗により衛気も不足してしまいます。風邪などの感染症を予防するカラダのエネルギー不足を感じたら、しっかり睡眠・休息をとり、エネルギーを回復させましょう。又、食事からのエネルギー補給もしっかり行いましょう。しかし、エネルギー不足の状態では胃腸を動かすエネルギーも不足していることが多いので、胃腸に負担をかけない食事での補給がオススメです。胃腸は冷たいものや過剰な水分を嫌いますので、さっぱり味で温かく、消化に良い物を摂るようにしてください。さらに、首・手足・お腹等の冷えを感じやすい部分の防寒対策も忘れずに行いましょう。
風邪や冷えに負けない冬のオススメ食材は、ネギや生姜などのカラダを温める食材です。冬の厳しい寒さによる冷えからカラダを守ってくれます。
風邪予防にオススメの漢方
・衛益顆粒
気温差や気圧の変化で体調を崩しやすいタイプの疲れ・体力アップ・バリア機能の調整におすすめ。
・板藍茶&板藍のど飴
板藍茶や板藍のど飴の原料の『板藍根』(ばんらんこん)という生薬は、アブラナ科の植物の根を乾燥させたものです。板藍根を中国では、抗菌、抗ウイルス、抗炎症を目的にお茶や飴として加工され親しまれています。予防から改善のお手伝いまで幅広いタイミングでご利用頂けます。板藍のど飴はレモン風味で、ハッカが入っておらずスースーしないので、ハッカ味が嫌いなお子様でもお食べ頂けます。