早春の時期は、睡眠は“遅寝早起き、日と共に起きる”の規則に従うべきです。意味は、人の生活リズムと日の出日の入りのリズムを合わせましょうということです。つまり“遅寝”といっても日の入りと共に寝るという意味です(笑)
睡眠時は頭を東側にし、睡眠前にお湯で足を洗い、両手で両足特に涌泉穴をマッサージすると、スムーズに入眠できます。
朝は先ず頭脳をクリアにするために、目を開け、次に目を閉じて両手で軽くマッサージし、続けて目を左右各9回回した後、しっかり目を閉じ、そしてぱっちりと目を開けます。
立春の節気食材
鴨肉:赤身率が高く、脂肪酸の融点が低く、消化しやすいものです。ビタミンB群とビタミンEの含有量が他の肉類より高いです。鴨肉の調理法式は多様で、若く柔らかい鴨は、短時間でいためたり、揚げたりする調理法が適し、老鴨は長時間弱火で煮込む方法が適しています。年末年始、鴨を頂く機会は多かったのですが、立春も引き続き美味しく頂きたいと思います♡

中医学では鴨肉は“滋養肺胃、健脾利水”の効能があるとされています。
セリ:中国では長江流域中南部で多く栽培され、柔らかい茎と葉は口に芳しく爽やかで、昔から野菜の中の上品と称されます。調理法は和え物や炒めるのが適しています。セリは多種のビタミンと無機塩類、カルシウム、リン、鉄などの含有量が高く、その中でビタミンC、カロテンの含有量は茎よりも葉の方が高いです。
現在、秋田の三関セリにハマっています。根っこが長くて香り高く美味しいですよ♡前述の鴨と鴨鍋にしたら最高ですね~♡
中医学では、セリは“清熱利湿、平肝降圧”の効能があるとされます。

《参考文献:二十四節気順時養生・節気養生薬膳食譜》