お肌が乾燥する季節になりましたね。特に目の周りがカサカサ、皺っぽくなっているのが気になる方も多いことでしょう。 この記事では、目の周りの乾燥による主な症状、原因や対処法、対策についてご紹介いたします。 目の周りの乾燥による主な症状 目の周りの乾燥には、様々な症状が現れます。その中には以下のようなものが含まれます。 赤みと炎症: 乾燥した皮膚は赤みを帯びたり、炎症を起こすことがあります。肌が刺激に過 …
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- 日本の季節にあわせた、暮らしと漢方についてのコラム
目の周りが乾燥する原因って?正しいケア方法・対策を解説
口周りの乾燥の症状・原因は?正しい対処法も解説
これからの季節、乾燥が気になりますよね。特に今まではマスクに隠れていた口まわりの乾燥が気になる方が多いようです。 この記事では、口まわりの乾燥による具体的な症状、原因や対処法、ケア方法などについて解説します。 口周りの乾燥による症状 口周りの乾燥による症状は、口周りの皮膚のバリア機能が低下することによって引き起こされます。このバリア機能の低下は、外部からの刺激や摩擦、紫外線などが原因で生じることが …
続きを読む二十四節気~立夏
立夏は夏の最初の節気で、夏の季節の始まりを告げるものです。 「立夏に卵を食べると夏の暑さに負けない」ということわざがあるように、明の時代から、初物を味わう、体重を量る、夏茶を作るなど、夏を迎えるための風習があります。 中医学では、夏は火であり、夏のエネルギーは心に対応するとされています。 夏は心を養うことが大切です。 食養生では、「酸味を増やし、苦味を減らす」という原則を守ってください。 立夏の節 …
続きを読む二十四節気~穀雨
穀雨は、春の最後の節気であり、『雨水は百穀を生む』として、穀雨後は気温の上昇も早くなり、雨量も豊富で穀物がよく育つようになります。梅雨が明けると気温がぐんぐん上がり、空気中の湿度も高くなります。 中医学では、肝気を養い、春眠を解き、湿を払い、脾胃を覚醒させる食材が宜しいとされています。 穀雨の節気食材 香椿:中国原産のセンダン科の植物で、長江南北の広い範囲に分布し、一般に毎年3月から5月上旬にかけ …
続きを読む二十四節気~春分
『春分とは、陰と陽が半分ずつになるので、昼と夜、暑さと寒さが均等になる時』春分とは、北半球と南半球で昼夜が均等になることを意味します。 中医学では、この時期の食養生は「陰陽の状態をよく観察して調整し、その期間を平穏に過ごすこと」とされています。 寒熱に偏った食材は避けてください。 春分の節気食材 ナズナ:ナズナは世界中に分布しており、中国では古くから野生のナズナを収穫する習慣がありました。日本では …
続きを読む二十四節気~惊蟄
「惊蟄」とは、天気が温かくなっていき、冬眠状態の動物が春雷で驚いて目を覚ますという意味です。日本では「啓蟄」のほうがよく知られていますよね。 中国北方には「惊蟄には梨を食べる」、南方には「炒った虫(実際には豆)を食べる」という民間の風習があります。害虫と離れ、害虫を一掃するという意味です。 中医学では、惊蟄前後は各種の温疫の邪毒が活発になる季節なので、飲食では季節に応じた解毒作用のある野菜を食べる …
続きを読む二十四節気~雨水②
前回に引き続き、雨水の節気食材のお話です。 雨水の節気食材 豆苗:エンドウ豆の若菜で、柔らかく口当たりが滑らかで、豆の香りがして美味しく、葉物野菜としてさっと炒めたり、スープに入れて食します。豆苗は栄養豊富で、多種の人体に必要なアミノ酸やビタミンCを含んでいます。 牛筋:牛のアキレス腱の部分で、口当たりは柔らかいが粘々していません。中国では饗宴の上品として、古代から食されてきました。牛筋はコラーゲ …
続きを読む二十四節気~雨水①
雨水という言葉は、降雨が始まり雨量が多くなることを表しているだけでなく、気温が上昇して雪が解け、万物が芽生え始めることを表しています。 雨量の増加に伴い、湿気も多くなります。中医学では、湿邪は脾陽(消化器系)にダメージを与え、消化機能の低下をもたらします。そのため、雨水の前後は脾胃のケアに重点を置くのが大事です。飲食上は平性の食物が宜しく、性質が温和な甘味の食物を適量摂り、生物や油こい物は少量にと …
続きを読む二十四節気~立春②
立春の養生 早春の時期は、睡眠は“遅寝早起き、日と共に起きる”の規則に従うべきです。意味は、人の生活リズムと日の出日の入りのリズムを合わせましょうということです。つまり“遅寝”といっても日の入りと共に寝るという意味です(笑) 睡眠時は頭を東側にし、睡眠前にお湯で足を洗い、両手で両足特に涌泉穴をマッサージすると、スムーズに入眠できます。 朝は先ず頭脳をクリアにするために、目を開け、次に目を閉じて両手 …
続きを読む二十四節気~立春①
立春は、一年の中で第一の節気であり、万物が復活する春が始まるサインです。 「一年の計は春にあり」、立春の日に春を迎えるのは既に3000年余りの歴史があり、多くの地方に『咬春』『尝春(春を味わう)』などの伝統的な食習慣があります。 中医では春は木に属し、肝と相応するので、飲食養生では春の陽気の初上昇、万物始まりの特徴に適応するべきであり、辛甘発散の品を食すべきで、酸収の味は食すべきではありません。 …
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