中医学の考えでは、人間も大自然の一部として存在し、互いに関連し、影響しあっています。あらゆるものはひとつに統合され、互いに影響し合いながら存在しています。私達人間の活動が自然に影響をおよぼすように、四季の移り変わりや気候変化も、私達の健康に様々な影響を与えます。異常気象は勿論のこと、正常な気候変化であっても個人の体質によっては健康を損ねることもあります。こういった、人体に影響をおよぼす気象変化を中医学では『外邪(がいじゃ)』といい、これは昨今話題になっている『気象病』にも通じる考えです。
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- 日本の季節にあわせた、暮らしと漢方についてのコラム
気象病を中医学的に考える 「六淫の邪気」
タンポポが持つ健康サポート力がすごい
中医学でタンポポは「蒲公英(ほこうえい)」という生薬で用います。蒲公英は、モウコタンポポ(朝鮮半島、中国北部~中部、モンゴル、日本の九州北部に分布するタンポポです)の全草を乾燥したものです。蒲公英
【性質】 苦甘・寒
【帰経】 肝・胃
・寒という性質で、炎症のもとを解毒し、熱を冷ます
・胆汁分泌を促進し、肝代謝を助ける
・利尿作用でむくみを改善する
・緩下作用で便通を良くする
・通乳の作用で母乳の出を良くする
秋の乾燥は、肺が傷つく
今回は、陰陽学説と並んで中医学の基礎となっている五行学説についての話です。 五行学説とは、宇宙の森羅万象はすべて「木・火・土・金・水」(もく・か・ど・ごん・すい) の5つに分類され、これら5つの相互作用や相互変化によって構成されているという自然哲学です。 分類されるものには、五臓・季節・色・…
続きを読むつらい花粉の症状に!②体質別・養生のポイント・・・
東洋医学では、「花粉に負けない体」は「気(エネルギー)の充実した身体」と考えます。 体内を巡る気は「元気」の基本。 また、体の防御力となって邪気(花粉やウイルス)の侵入を防ぐ 「衛気」の源でもあります。 体内を気を充実させる基本は、「肺」と「脾胃」の働きを良くすること。 気は呼吸で取り込まれる清気と、食事かとる栄養をもとに生み出されます。 そのため、強い肺でしっかり呼吸をし、 元気な脾胃で栄養を十 …
続きを読むつらい花粉の症状に!①
本格的な花粉の季節を前に、 「いよいよ今年もか・・・」と憂鬱な気分になる人も多いのではないでしょうか。 花粉症などのアレルギー症状は漢方の得意分野。 体質だからとあきらめず、積極的なケアでつらい症状を予防・改善しましょう。 鼻の症状は、臓器の働きと深い関係にあります。 くしゃみ、鼻水、鼻づまりといった鼻の下の不調は鼻だけの問題ではなく、 体内のバランスが崩れていると考えます。 呼吸のために空気の出 …
続きを読む春の養生
は冬から次第に暖かくなる時期であり、一年の中で最も気候の良い穏やかな季節となります。草木が萌え、芽ぐみ、花々がつぼみをつけ満開になり、日が永くなり、地中の虫が動き始めます。
人も同様でからだの動きが活発になり、就職・転勤・異動・進学など新しい環境に身をおくことにより気持ちが、浮き立つ季節となります。 しかしその一方、気温の変化や、新しい環境でのストレスで、体調不良を訴える方が多くなり、心身のバランスが乱れやすくなったりするのも、この春の特徴ともいえます。
風の神(風邪と漢方)
連日寒い日が続いていますが、皆さまいかがお過ごしですか。
今この記事を書いているのはちょうど受験シーズン真っただ中。
そしてそんな時期に厄介な流行はカゼやインフルエンザですね。
学級閉鎖のニュースもちらほら見かけます。
今回は、そんな困った“カゼ”についてのお話を。
凍瘡(しもやけ)と漢方対策
12月に入り朝晩の冷え込みが厳しくなってきました。室内と屋外との温度差も大きいこの季節、凍瘡(俗にしもやけでお悩みになる方も多くなります。
続きを読む夏かぜ撃退!
猛暑が続き、体調の管理が難しいですよね。
最近、夏かぜを引いて・・・との声をよく耳にします。
夏にひくかぜは特別に「夏かぜ」と言われます。
冬のかぜとの違いは何なのでしょう?
また対処法は冬のかぜと同じでいいのでしょうか?
温度差「赤ら顔」
暦の上では「春」ですがコートはまだまだ必需。暖房器具もフル稼働ですね。
暖かい室内と寒い外気との温度差が10℃以上ということも多いでしょう。
私たちの体は少なからず「温度差」でダメージを受けています。たとえば温度差による「赤ら顔」など。お悩みの方も多いのではないでしょうか?



