今回のタミーの月経講座は 「月経や月経前後に発熱する」 についてお話します。
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中医学 の記事一覧
月経や月経の前後に発熱する ~タミーの月経講座~
2019/02/14
月経前や月経時に胸が張る、かゆい 痛い!! ~タミーの月経講座~
今回は ”月経前や月経時に胸が張る かゆい 痛い” ことについてお話ししますね。
①肝気鬱結(かんきうっけつ)
中医学では、怒・喜・思・憂・悲・恐・驚の7つの感情の変化を『七情』とよびます。この感情が高ぶりすぎると、気の流れをつかさどる【肝】が失調し気が乱れスムーズに循環しなくなります。気がスムーズに循環しなくなると一箇所に溜まり胸が張ります。また一箇所に溜まった気は熱を持ち、かゆみや痛みを引き起こします。
②肝腎陰虚(かんじんいんきょ)
月経が来ない… ~タミーの月経講座~
月経と次の月経の間に出血がおきる… ~タミーの月経講座~
月経が終わらない… ~タミーの月経講座~
なぜ経血の量が少ないのか? ~タミーの月経講座~
月経血の量が多い!! ~タミーの月経講座~
月経周期が早まったり遅くなったり!! ~タミーの月経講座~
月経周期が遅い!! ~タミーの月経講座~
月経周期が早い!! ~タミーの月経講座~
2019/01/19
もーりー先生の肩こり解消講座
こんにちは!もーりーこと鮎澤です!
昨年も一年間、お疲れ様でした。頑張った365日、ゆっくり温泉に浸かりたい気分!!
さア~ 2019年 あ~ア 肩がこる
つらく頑固な肩こりにも、症状や原因が人それぞれに違ってきます。
今回は、大きく3タイプに分けて肩こりケアをアドバイスしてきますね!!
① ストレスや緊張からくる肩こり
【特徴】
マッサージ時は心地よいがすぐに症状が戻ってしまう。自律神経が常に緊張、ストレスを受けやすく、イライラ、落ち込みが激しい。コリが触ると酷く硬い。後頭部から肩、肩甲骨までコリや痛みが広がる。
その他の随伴する特徴は↓
・イライラ・くよくよ・落ち込みやすい
・PMS
・月経周期が不安定
・月経前に乳房疼痛やハリ感
・お腹が張りやすい
・臭いの強くないゲップやおならがよく出て、ガスを出すと楽
・目に症状が出やすい
などの症状が共に発生しやすくなります。
【中医学的な原因】
心身のエネルギー源である「気」の流れを滞らせ、筋肉が硬くなり発生する。頭痛も随伴しやすい。
【アドバイス】
肩を揉むだけでなく、反対側の手で、肩の届くところをギュッと掴み10~20秒位そのまま、そしてパッと離す。
滞った気の流れがスムーズになり、筋肉疲労が和らぎます。自分に心地よい香りは、神経を和ませます。香りの良い食材(柑橘類・三つ葉・パクチー・ハッカ・レモングラス・・)を普段から多く取り入れる。
入浴時にアロマオイルやみかんやりんごの皮で神経の和らぐ演出を!!
同じ姿勢や動作は、気の巡りを増々悪化させ、肩コリコリにします。1時間に1回は、肩を前後に優しくまわしたりストレッチをするとよいです。肩こりの酷さが更にストレスになるタイプ。我慢は禁物!!
【ストレス症状緩和の3つのツボ】
期門(きもん)…ここが痛い人はストレスで体調が悪くなっている可能性大です。気の流れをつかさどる「肝」と胃腸を整えて気のめぐりを良くするツボです。
膻中(だんちゅう)…主に上半身の気のめぐりを良くするツボです。気分が塞いで鬱々とするときに押すと良いです。
大衝(たいしょう)…このツボも「肝」を整えるツボです。特に月経にまつわる色々な症状に使います。PMSが酷い、イライラする時にとても効果があります!!
② 血行不良タイプ
【特徴】
冷房、冬、寒冷時など冷えで肩こり悪化。具体的には冷えた風の通る道(窓際、暖房の風、外出時・・)に体を置いたり寒い日に野外で活動したりなどです。後頭部、首、肩にかけてコリ、痛みを伴うことが多く、触ると肩の筋肉が柔らかく感じ、マッサージを強くやり過ぎると筋(すじ)を違えたように痛みを感じることもある。筋力が足りないので、何もしなくても頭を支えるだけでもコリができるタイプであり、マッサージが効きにくいこともあります。
その他の随伴する特徴は↓
・水太り(ぽっちゃり形)
・胃腸が弱く胃がもたれやすい
・軟便、下痢が多い
・体が冷えやすく、寒さに弱い
・月経痛がひどい
・経血が黒っぽい
・子宮筋腫や子宮内膜症がある
・手足が冷えやすい
・目の下にくまができやすい
【アドバイス】
首や肩など上半身を冷やさない様タートルネック、スカーフ、マフラーなどで防御。
背骨に沿って「督脈」というホルモン分泌や新陳代謝を調整するツボがあり、入浴時にシャワーを当てて刺激して、体を温め血巡りを良くしましょう。
【血行促進の3つのツボ】
三陰交(さんいんこう)…婦人科疾患を治療する上でとても良く使われるツボです。血を補い血を巡らす効果があり、生薬の当帰と似た効果を発揮します。
血海(けっかい)…三陰交よりも血を巡らす効果が強い、血行不良においての定番のツボです。
合谷(ごうごく)…優しく押すことで気と血を巡らします。
③その他の肩こり
コリ感より肩がだる~いタイプ→「気」を養うことが大切!!
12時までにはベットに入り、元気・やる気・食い気のエネルギー「気」を養いましょう。睡眠不足は筋力を弱めて疲れ・だるさが残ります。筋力をつけようとして、ジムなどのハードなトレーニングは疲れて逆効果。軽いストレッチから始め気長に筋力をつけていきましょう。ダイエットで白米抜きは「気」を養うことができません。
もーりー先生の過去の記事はこちら↓
2019/01/17
百合子先生の婦人科講座 月経と子宮筋腫5(最終回)
子宮筋腫の第5回(最終回)は、筋腫と疲れです。
子宮筋腫の方の中には、こんな会話があります。
“体が疲れやすいんです。”

。。。どんな風に疲れるのですか?

“毎日、たくさん寝ています。何かしたい気持ちもあります。何かしてもよいのですが、後で疲れがとれなくなります。“
たくさん寝ていますというところだけを聞くと、健康的でとても良いですねと言いたくなります。
そんな健康的な方はやる気があるのに、疲れがとれなくなってしまう。。。のです。
やる気とは何でしょうか? 体力のある人が、自分のエネルギーを用いて何かをしたくなる気持ちと言えます。
中医学では、食事から取り入れた気や血が充実した体で動かされる心の気と言えます。
体の疲れとはどうでしょうか? やる気と共に物事を行った時に生じる、持っている体力の消耗とその感覚と言えます。
中医学では、体力という気が足りなくなった(気不足や気虚)ために生じる倦怠乏力と言えます。
筋腫は今までで述べましたように、血行の悪い瘀血と考えられています。
ご紹介してきた血行が悪くなる原因には、他に気不足や気虚があります。

気虚の方は、顔色蒼白で体力が少なく、非常に疲れやすくなります。
先ほどの方は、どうでしょう。気虚のタイプです。疲れやすく、たくさん寝ていたいのです。
寝ていても体力をいつも以上に使うと、疲れがとれなくなります。
体力と筋腫の間には面白い関連があります。過労や、大病をすると筋腫が大きくなります。
体力が少ない気虚の方は瘀血を作りやすいので、筋腫も増やし易くなります。
先ほどの方には、もう一つ気になるところがありました。
“何かしてもよいのですが、後が疲れる。。。”です。

気虚の方は、体力と共に風邪もかかりやすくなったり、心の気も少なくなったりしますが、
情緒を主とする肝の気も動きが悪くなり、気分にむらがでやすくなります。
気分が良いと、急に何かしたくなり体力を大きく使ってしまいます。
無理をして何かしてしまうと、患っている他の病気や風邪も長引き易くなりますので、
どうぞお気をつけてください。
5回にわたり、筋腫についてあれこれ述べてみましたが、皆様の体の発見につながると幸いです。
では、新テーマで、また、どうぞ宜しくお願い申し上げます。
合わせてこちらもどうぞ↓
月経と子宮筋腫4 百合子先生より
月経と子宮筋腫3 百合子先生より
月経と子宮筋腫2 百合子先生より
月経と子宮筋腫 百合子先生より
2019/01/05
中医アロマ#9『クリスマスアロマ』
こんにちは!ミッポこと車田です。
もうクリスマス。本当に一年ってあっという間ですね。残り約一ヶ月を丁寧に過ごしていきたい今日このごろです。
さて今回はクリスマスにピッタリのアロマグッズ、フルーツポマンダーのご紹介です。オレンジやレモンなどのフルーツと、クローブやシナモンなどのスパイスによって作られる魔除けです。
ご存知のかたもいらっしゃると思いますが、もともとポマンダーとは、金や銅でできた球体の飾り物で、その中にスパイスやハーブを入れて、中世ヨーロッパ貴族が魔除けとして持ち歩くものでした。これが庶民に広がっていく中で、球体のフルーツの皮にクローブを刺し付けたものへと変化していきました。
それでは以下作り方です。今回はオレンジポマンダー!ぜひ作ってみてくださいね。
2018/12/17