こんにちはモーリーこと鮎澤です!!今回は養生に役立つ花茶(はなちゃ)についてのお話です。
花茶は、中国で飲まれる花の香りと彩りの華やかな中国茶です。ジャスミン茶や菊花茶が思い浮かびます。
歴史は長く1000年以上の昔、南宋時代の上流階級で飲まれていました。
花茶には養生の意味もあり、季節、気候、体調、ストレスなどその時どきの体調に合わせブレンドします。
特に月経を持った女性の体はデリケート、気になる症状に合わせて、お茶の香りや味を楽しみましょう。
まずは基本のお茶からご紹介します。
【玫瑰花茶(マイカイカチャ)甘い香りでストレスの緩和!】
玫瑰花茶はストレスを和らげ、気(体のエネルギー)・血(血液)を巡らせるお茶です。
イライラ、PMS、生理不順、月経痛、お腹や胸の張りなどの症状がある人にオススメです。女性特有の不調に、取り入れたいですね。
玫瑰花はバラの一種で、花のツボミを乾燥させた物。気の巡りや血の流れを良くして、ストレスを和らげて行きます。
カップに熱湯を注ぎ、お好きな数のツボミを入れ、好みの味わいでどうぞ!紅茶とブレンドしてある商品もあります。
【ジャスミン茶 爽やかな香りでリフレッシュ!】
イライラ、何となく不安、ウツウツ、精神的疲れ、眠気などの症状がある人にオススメです。
ジャスミンの香りと茶葉の成分には、いらいらを鎮めて、心を落ち着かせる働きがあり、リラックス効果が高いと言われています。緑茶とブレンドすると、カフェインによって眠気や精神的な疲れをとります。
高級な物ほど花が少ないといわれます。
【菊花茶 香高く、目をリフレッシュ!】
何となくイライラ、疲れ目、充血、かすみ目、交感神経の高ぶりによる高血圧、寒暖差や気圧の変化による頭痛やめまいなどの症状がある人にオススメです。
白菊花を乾燥させた物で、炎症を和らげ、血行を改善するフラボノイド類を多く含みます。そのため目の症状を改善する効果があります。交感神経の高ぶりを鎮め、リラックス効果もあります。
ミントの葉を2~3枚ほど浮かべると更にスッキリ感アップ!
【枸杞茶(クコチャ) 目や全身の疲れをとり、老化を防ぐ!】
眼精疲労、アンチエイジング、疲労感などが気になる人にオススメです。
クコの実は、ゼアキサンチンを含み、視覚機能で重要な黄斑をブルーライトから守る働きがあります。古来より老化を防ぐ生薬として知られています。
枸杞茶は菊花茶と合わせることで目の疲れをとり、リラックス効果がアップします。
また枸杞茶にナツメを足せば 気血を養いエネルギーアップ効果、月経周期調節 クコ10個に大の棗1個を200mlの水からフツフツと煮出して、お好みに調整してください。
【ショウガなつめ茶 気(エネルギー)を生み出すブレンド茶】
お腹が冷える、胃腸虚弱、疲れやすい、悪寒の有る風邪の初期などにオススメです。
ショウガの辛味は、冷えによる消化器機能低下の改善や食欲を回復させ、悪寒の有る風邪の初期に使用します。
なつめの甘酸っぱい味は、胃腸虚弱、食欲不振、血不足による心身の不安に用います。
カップにショウガ1片(薄く)となつめ大1個をカップに入れ、熱湯200mlを注ぎ3~5分ほど蒸らしてお飲みください。
【黒茶 金花菌(きんかきん)を用いて発酵させたお茶】
消化機能の低下(肉食、油もの中心)、便秘、などが気になる人にオススメです。
独特な熟成した味、花のような香りが特徴。食生活の乱れた現在において、消化機能を助け腸内フローラを調える働きがあります。
【月経中冷えを感じる時のお茶養生】
紅茶+ショウガ1片+黒砂糖大さじ1杯から小さじ1杯の目安
紅茶+シナモンパウダー小さじ1/2杯+黒砂糖小さじ1杯の目安
体を温め痛みを和らげるお茶です。試してみてくださいね!
上記を元にして自分だけのオリジナルブレンドを楽しむのもおすすめですよ!!