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中医学コスメレポート① ハナビラタケ/金村瑛美

こんにちは、金村です。

朝晩とだいぶ涼しくなり、すっかり秋めいてきましたね。

今回、初めて記事を書かせて頂くことになり、かなりテーマに悩んだのですが、やはり自分の大好きなこと、興味のあることということで、コスメ関連の情報を発信させて頂くことにしました。

コスメと言っても、私は化粧品等の成分については専門家の方の様に詳しくないため、中医学的に観たコスメレポ、ということで、中医学的要素や生薬を含むコスメについて、中医学的観点から考察し、使ってみた結果・感想を自分なりに皆様に共有できればいいなと思っております。

 

第一回目に選んだ商品は、リスブランの3Dフェイスマスク!

こちらの商品は当店で取り扱っている商品なので、宣伝かぁ、と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、決して宣伝のために選んだわけではないんです。

 

『美容液1本分のたっぷり贅沢美容シートマスク』というキャッチフレーズの通り、お肌へのうるおいアップにこだわった処方のため、いくつかの保湿成分が配合されていますが、今回はハナビラタケエキスに注目しました。

ハナビラタケエキスは、色は白~淡黄で花のように美しい形をしたキノコです。そして、キノコ類の中で最もβ-グルカンの含有量が豊富なことで知られています。

βグルカンとは、食物繊維の仲間で、多糖類の一種です。

【効能】免疫賦活作用/ガンに対する予防効果、抑制効果

このβグルカンを多く含有するハナビラタケエキスは、ヒアルロン酸Na以上の保湿力を持ち、肌に負担となる成分を含まない、新たな美容素材として注目されています。

 

また、中医学的に、キノコには『補気』といい、気を補う作用があると考えられています。

このハナビラタケエキスを含むフェイスマスクによって、外から補気することで、肌にもエネルギーを与え、ハリ・ツヤ感をアップすることができそうですね。

 

 

最後に、私が使用してみた感想を…

立体的で優れた密着感と保湿力が売りの3Dフェイスマスクですが、すぐに剥がれてきたり、保湿力がいまいちなんて商品も少なくない中、このフェイスマスクは、時間が経っても剥がれてこず、しっかり保湿してくれるので、私はもう他のメーカーの3Dフェイスマスクには戻れなくなってしまいました。

(フェイスマスクは長時間使用し過ぎると、逆にお肌の水分を持ってかれてしますので、使用時間はきちんと守ってくださいね。)

 

私は週1~2回の頻度でこのフェイスマスクを使用していて、夜に使用する時には、翌朝のしっとり感に加えてお肌のハリを実感できますが、意外と良いのは朝パックなんです。

早起き出来た日や、ちょっと特別な日に是非使ってみてください。朝の十分な保湿により乾燥を防いでメイク持ちがよくなりますし、夕方の肌のくすみまで変わってくるのでとってもオススメです。

2020/10/05

血のおはなし① /矢留江里子

「血」のお話①
女性は『血』に左右される⁉

中国では昔から「女子以血為主」といわれます。女性の体は血がもとになっている、という意味です。
質の良い「血」が潤沢にあり、体の隅々までいきわたることで、身体全体は潤い栄養され、爪や髪の毛、肌も潤い、艷やかにします。

もうひとつ、中医学の考えで「血」の働きは、精神、意識、思考など精神活動を支えます。
クヨクヨ、イライラ、不安感、物忘れ、やる気が出ないなど、その人の「血のあり方」はそのままその人の精神、意識を反映する、ということになります。

 

例えば「血」が足りないと、物忘れをする、段取りができなくなる、不安感、不眠などの症状がみられます。「血」に熱が入ると、イライラして怒りっぽい、不眠、生理が早くくる、鼻血などの出血傾向の症状が現れます。

「血」はその人の性格まで変えてしまう⁉
女性の体調を左右し、心身の根深い部分に関わると考えます。
逆に言うと「血」が充分にあって、サラサラと滞りなく循環していることで、意識が明瞭に保たれ、精神は安定し元気に生命活動ができるというわけです。

ではどうすればよいでしょうか
まずは十分な「血」作れる身体になる!
ということで今回は「血」を補う食養生のポイントをご案内します。

【積極的に摂りたいもの】
・胃腸の消化吸収機能を高め、胃腸に負担をかけない食事をベースにする
・赤黒食材を積極的に取る(赤色食材で血を補い・黒食材で血をお掃除するイメージです)
赤色食材:クコの実、ナツメ、山査子、人参、レバー、トマト、いちごなど
黒色食材:黒豆、黒ごま、小豆、しいたけ、ひじき、など
・色の濃い野菜:ほうれん草、小松菜、ブルーベリーなど

【避けたいもの】
・冷たい飲み物、食べ物・生もの・脂っこい食べ物・甘いものなどの菓子類・唐辛子など刺激の強いもの、摂取しすぎに注意しましょう。
胃腸を冷やすと消化吸収の働きが低下し負担をかけます。

偏食をさけ、バランスの良い食生活を心がけて生活しましょう。
睡眠を十分にとること、ストレスを溜めないように心がけることも大切です。

written by 矢留江里子

2020/09/29

はじめまして。矢留江里子です。

9月7日より六本木店の一員となりました矢留江里子です。

幼い頃より自然が大好き、真っ黒になって草むらの中を駆け回っていました。
祖父の影響で野草取りや自然療法など、自然が教えてくれる大地の生命力に魅了されていました。
3人の子育てがひと区切りした頃、もっと健康で美しく、生き生きと毎日を過ごすために、基本となる食事、食材の素性をもっと知りたいと思い、北京中医薬大学の日本校に通い、中医学の面白さにドハマりし現在に至ります。
自然療法やフードコーディネートを学び、卒業と同時に漢方専門店で働き始め、身近なところで薬膳教室も開催してきました。

イスクラ薬局は3年前から日本橋店にて働いていました。
今は婦人科を担当しています。
皆様の健康へのお手伝いができれば幸いです。お気軽にお声かけくださいませ。

イスクラ薬局のサイトCocokara中医学のcookingレシピも月1で担当していますので是非覗いてみてください。

【プロフィール】
1967年3月30日生まれ
趣味 ガーデニング、料理、愛犬との散歩、ヨガ
性格 昔は天真爛漫、今はずいぶん擦れました(笑)がなんでも前向き思考だと思っています。

2020/08/31

夏のアロマ活用術 /車田光穂

こんにちは。車田です。

暑くなってきましたね。
暑いのに、マスクをつけて外出しなければならい…つらいですよね。
マスクによる肌荒れや頭痛などの症状を訴える方が増えています。

 

今回は、香りを上手に取り入れて、夏を爽やかに過ごす方法をご紹介致します。

まず、手軽に手に入れられるハッカ油。これは夏の必須アイテムです。
マスクの表面にスプレー(空中にスプレーしてその下をくぐらせる程度でOKです)して使えば、
呼吸しやすい快適マスクを作れますし、バスタオルやフェイスタオルにもスプレーしておくと、
お風呂上がり爽快です。

お手持ちのシャンプーやリンスに加えても良いですし、湯船に入れても◎
スーパーなどで手軽に手に入るミントティーは、ドライハーブとして、そのまま入浴剤代わりに使っても
気持ちが良いです。(ハッカ油は六本木店でも取り扱っております。1本¥800)

私がここ1年半ほどやってることは、洗濯に使うというもの。
最近ではかなりポピュラーになりましたが、私は洗剤ではなくマグネシウムを使って洗濯しています。
その際、精油を数滴垂らしておくと、洗い上がりにほのかに香ります。
暑い時期はハッカがおすすめ。精油には殺菌効果もありますので、ハッカやユーカリ、ティートリー、
和精油であればクロモジや樟脳の精油がおすすめです。

 

洗濯のたびに、香りを使い分ける楽しみもありますし、環境にもやさしいので、とても気持ちがよいです。
ぜひお試しください。

2020/07/21

夏の養生について(中神)

こんにちは!中神です。

気象庁は「今年の夏の気温は平年より0.5~1.5度高く、昨年より0.5~1度高いと予想される」と明らかにしました(´・ω・)って…

私は昨年の夏、思いました…

「ゆで蛸になってしまいそう」

だと。

 

しかし昨年より今年の夏の方が暑いので、たぶん「揚げだこ」になると予想されます。素揚げの蛸、おいしいですよね。ビールと素揚げの蛸で一杯やりたい(´艸`*)

 

のですが、ビールと素揚げの蛸は夏最強の不養生だと思います!!!!なんの話だ…(笑)

 

そんなわけで、今回は夏の養生についてお話しようと思います。

 

夏は「心」を主るといわれます。
「心」の読み方は「しん」です。所謂心臓の「心」ですね。心臓は現代医学でも中医学でも血液循環を行うポンプとしての働きがあると考えられています。しかし、中医学では「こころ」としての働きもあると考えています。夏の暑さは心臓に大きな負担をかけます。したがって働きすぎは控えて心を休ませてあげることが大切です。

 

 

【夏の養生】

  • 湿を溜め込まないようにする。

甘い食べ物は「湿(しつ)」を生む原因となります。湿とはむくみや下痢の原因となる余分な水のことです。胃腸は湿に対して弱い臓腑ですので、甘いものを食べすぎて湿を生み胃腸が弱り、そして食欲不振となって夏バテが発生することにつながります。日本では古くから夏には麦茶を飲む習慣がありますね。実は麦茶は湿を抜くタイプのお茶なのです。常温以上の麦茶を飲むように心がけるとよいですよ。※ちなみにビールは湿を発生させる飲み物です。そして冷やして飲むので、胃腸が弱りさらに湿を発生させます。揚げ物も湿を発生させる食べ物です。なのでビールと素揚げの蛸は最強の不養生ということです。

 

  • 野菜中心の生活

前述のとおり甘いものは避けた方が良いのですが、その他の胃腸を弱らせる脂っこいもの、味の濃いものはなるべく避けるようにしましょう。そして毎日両手にモサッとのるくらいの葉物の野菜を食べ、そして血液をサラサラにして利尿を促すしいたけ、きくらげ、こんぶ、玉ねぎ、ニンニク、熱を発散させるゴーヤ、トマト、セロリ、スイカ、冬瓜などを多く食べましょう。特に熱を冷まし、利尿作用もあるスイカはおススメです。ただスイカは食べ過ぎるとお腹を壊す原因にもなるので注意しましょう。

 

  • 夏におススメの味と色

熱には赤い食品、苦い食品などがよいです!

赤い食材:スイカ、あずき、レバー、トマト、リンゴ、イチゴ、うなぎ

苦い食品:ゴーヤ、さんま、緑茶、セロリ、パセリ、ミョウガ、紫蘇など

その他健康食品として板藍根、スベリヒユ、菊花、西洋人参などを摂取するとよいです。

 

  • 規則正しい生活

睡眠を十分にとり、体力回復に努める。そしてストレスも発散するようにも努める。冷房の効かせすぎは体表の汗腺を閉じてしまい、暑い室外に出た時に熱を発散できなくなります。冷房が避けれない状況では衣服を一枚多く羽織る。夜はシャワーではなく湯船にしっかりつかり、心身ともにリフレッシュする。また平素から軽めの運動で体力を鍛える。軽めの運動は人によって異なるが、軽く汗をかくくらい運動であればよいでしょう。運動をする時間帯は朝晩の涼しい時間帯がおススメです!

 

【最後に】

要するに良く寝て、冷たいもの飲食しないようにして、冷房に注意して、あっさりした食べ物を中心に生活する、日ごろから私共が伝えてる普通の養生です。このブログまでたどり着いた方のほとんどは既知かと思います。しかし、皆様の周りの方々は養生のことを知っていまか?もし知らないようであれば、教えてあげましょう。ただあまりしつこく言うと怒られますので、程々にね(:D)┓ペコ

 

おしまい

2020/06/29

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設立年月日 1960年3月1日
事業概要 ロシア・CIS諸国・中国との医薬品、医療機器、化学品の輸出入
中成薬(中国漢方製剤)、健康食品、スキンケア製品の製造、販売