ブログ日記BLOG
六本木 Panda Style -パンダスタイル- #29#30#31
2019/03/11
もーりー先生の2月の養生講座 花粉症対策
こんにちは!もーりーこと鮎澤です!
体に厳しい三寒四温 まずは体を温めるお茶をどうぞ♡
立春を迎えた頃から、春めいたポカポカ陽気や気温に変わって行きますが、立春は春を迎えるための、一番寒さの厳しい時期!!そして風邪・インフルエンザから花粉症へとバトンタッチしていく時期でもあります。
風邪対策、冷え対策の為に、体を温めるお茶でも一杯いかがしょうか。
【2月のオススメお茶レシピ】
①紅茶+シナモン+リンゴ
スライスしたリンゴ3枚位に少量のシナモン(体を温める)に熱い紅茶を注ぐ。香りがたちます。
②紅茶+ジャム+ブランデーや赤ワイン
スプーンいっぱいのジャム(いちご、ラズベリーなど)ブランデーや赤ワインを少し足して熱い紅茶を注ぐ。
ロシアンティーのイメージです。ほっとしますよ..
③紅茶+ショウガ(薄い切片1から2枚)+黒砂糖
ショウガは、発汗作用もあり体を温めますが、少量をお使い下さい。乾燥した咳には、多く使うことなく、百合根のような肺を潤す食材で養生をするとよいでしょう。
【2月の花粉症対策について】
花粉症もそろそろ出始めていますが、風邪やインフルエンザも真っ盛り!!
花粉症は、特定の花粉に対するアレルギー反応が原因です。風邪はウイルスが原因です。花粉症と風邪を同時に患ったり、どちらか一方を患ったりするうケースもあり、症状をこじらせてしまうこともあります。
風邪と花粉症の症状の見分け方
・花粉症で高熱が出ることはまれ
・花粉症は風邪よりくしゃみ・鼻水・鼻つまりが長引きやすい
・花粉症の咳は、イガイガ・ムズムズといった痒みとともに乾いた咳の傾向、風邪の咳は炎症とともに痰に色がつき、重い咳の傾向があります。
・頭痛がある時、風邪の場合、鋭い痛みが多くみられます。
・花粉症は、目、耳、喉、皮膚など痒みを伴う症状がメインに見られることが多い。
花粉症と風邪、どちらかの薬を服用時は、成分が重複する事がありますので医療機関や薬局でご相談されるとよいですよ。
風邪にも花粉症にも負けないからだづくり
中医学では、体の外敵から体を守る衛気(えき)というもの(概念?)があります。駅ではなく衛気です!
「衛気」は免疫力に当たる力を指します。衛気は体を巡る気(元気・やる気など)の一種であり、喉や鼻、皮膚などに張り巡らされ、バリアとなって邪気(ウイルス、花粉・・)の侵入を防いでいるとされます。
現代医学でいう「IgA」は、外敵の侵入を防ごうと働く免疫物質であり、目、鼻、唾液、消化管など全身の粘膜に存在し、異物が侵入しないよう、バリアとなって働きます。衛気とIgAはよく似てますね!
冬は体を温め維持しようとするのでエネルギー(気)を消耗しやすく、衛気不足となり、その結果免疫力が落ち、風邪や花粉症状を受けてしまいます。衛気不足にならないためには気を沢山吸収し作り出す事が大切です。
したがって衛気の充実は肺(気を作る)と脾胃(気を吸収する)ことが大切です!!
肺(はい)について
肺は乾燥に弱いので潤いの多い食材を摂りましょう。刺激物や辛いものは乾燥させますので控えめに。
肺が弱っている方は
・風邪を引きやすい
・息切れしやすい
・じっとしていても汗をかきやすい
・痰がからむ
・声が小さい
・舌 色が淡い
などの症状があります。百合根、梨、はちみつ、きのこ類、白きくらげ等を積極的に食べましょうね♪
脾胃(ひい 消化器系)について
脾胃は冷えに弱いので温かい飲食を心がけ、暴飲暴食に気をつけましょう。
・疲れやすい
・疲れとともに食欲不振
・軟便、下痢
・むくみやすい
以上です。春になるとイライラや不安感も発生しやすくなりますので、ゆったりと過ごすことを心がけましょうね!
もーりー先生の過去の記事はこちら↓
2019/02/14
月経や月経の前後に発熱する ~タミーの月経講座~
今回のタミーの月経講座は 「月経や月経前後に発熱する」 についてお話します。
1.血が熱を持ち発熱するタイプ? ”血熱内盛(ねっけつないせい)”
2.体の深部が乾いて元気がないタイプ”肝腎陰虚(かんじんいんきょ)”
3.エネルギー枯渇タイプ ”気血両虚(きけつりょうきょ)”
4.血がドロドロで流れを邪魔するタイプ ”瘀熱壅阻(おねつようそ)”
2019/02/14
月経前や月経時に胸が張る、かゆい 痛い!! ~タミーの月経講座~
今回は ”月経前や月経時に胸が張る かゆい 痛い” ことについてお話ししますね。
①肝気鬱結(かんきうっけつ)
中医学では、怒・喜・思・憂・悲・恐・驚の7つの感情の変化を『七情』とよびます。この感情が高ぶりすぎると、気の流れをつかさどる【肝】が失調し気が乱れスムーズに循環しなくなります。気がスムーズに循環しなくなると一箇所に溜まり胸が張ります。また一箇所に溜まった気は熱を持ち、かゆみや痛みを引き起こします。
②肝腎陰虚(かんじんいんきょ)
月経が来ない… ~タミーの月経講座~
月経と次の月経の間に出血がおきる… ~タミーの月経講座~
月経が終わらない… ~タミーの月経講座~
なぜ経血の量が少ないのか? ~タミーの月経講座~
月経血の量が多い!! ~タミーの月経講座~
月経周期が早まったり遅くなったり!! ~タミーの月経講座~
月経周期が遅い!! ~タミーの月経講座~
月経周期が早い!! ~タミーの月経講座~
2019/01/19
もーりー先生の肩こり解消講座
こんにちは!もーりーこと鮎澤です!
昨年も一年間、お疲れ様でした。頑張った365日、ゆっくり温泉に浸かりたい気分!!
さア~ 2019年 あ~ア 肩がこる
つらく頑固な肩こりにも、症状や原因が人それぞれに違ってきます。
今回は、大きく3タイプに分けて肩こりケアをアドバイスしてきますね!!
① ストレスや緊張からくる肩こり
【特徴】
マッサージ時は心地よいがすぐに症状が戻ってしまう。自律神経が常に緊張、ストレスを受けやすく、イライラ、落ち込みが激しい。コリが触ると酷く硬い。後頭部から肩、肩甲骨までコリや痛みが広がる。
その他の随伴する特徴は↓
・イライラ・くよくよ・落ち込みやすい
・PMS
・月経周期が不安定
・月経前に乳房疼痛やハリ感
・お腹が張りやすい
・臭いの強くないゲップやおならがよく出て、ガスを出すと楽
・目に症状が出やすい
などの症状が共に発生しやすくなります。
【中医学的な原因】
心身のエネルギー源である「気」の流れを滞らせ、筋肉が硬くなり発生する。頭痛も随伴しやすい。
【アドバイス】
肩を揉むだけでなく、反対側の手で、肩の届くところをギュッと掴み10~20秒位そのまま、そしてパッと離す。
滞った気の流れがスムーズになり、筋肉疲労が和らぎます。自分に心地よい香りは、神経を和ませます。香りの良い食材(柑橘類・三つ葉・パクチー・ハッカ・レモングラス・・)を普段から多く取り入れる。
入浴時にアロマオイルやみかんやりんごの皮で神経の和らぐ演出を!!
同じ姿勢や動作は、気の巡りを増々悪化させ、肩コリコリにします。1時間に1回は、肩を前後に優しくまわしたりストレッチをするとよいです。肩こりの酷さが更にストレスになるタイプ。我慢は禁物!!
【ストレス症状緩和の3つのツボ】
期門(きもん)…ここが痛い人はストレスで体調が悪くなっている可能性大です。気の流れをつかさどる「肝」と胃腸を整えて気のめぐりを良くするツボです。
膻中(だんちゅう)…主に上半身の気のめぐりを良くするツボです。気分が塞いで鬱々とするときに押すと良いです。
大衝(たいしょう)…このツボも「肝」を整えるツボです。特に月経にまつわる色々な症状に使います。PMSが酷い、イライラする時にとても効果があります!!
② 血行不良タイプ
【特徴】
冷房、冬、寒冷時など冷えで肩こり悪化。具体的には冷えた風の通る道(窓際、暖房の風、外出時・・)に体を置いたり寒い日に野外で活動したりなどです。後頭部、首、肩にかけてコリ、痛みを伴うことが多く、触ると肩の筋肉が柔らかく感じ、マッサージを強くやり過ぎると筋(すじ)を違えたように痛みを感じることもある。筋力が足りないので、何もしなくても頭を支えるだけでもコリができるタイプであり、マッサージが効きにくいこともあります。
その他の随伴する特徴は↓
・水太り(ぽっちゃり形)
・胃腸が弱く胃がもたれやすい
・軟便、下痢が多い
・体が冷えやすく、寒さに弱い
・月経痛がひどい
・経血が黒っぽい
・子宮筋腫や子宮内膜症がある
・手足が冷えやすい
・目の下にくまができやすい
【アドバイス】
首や肩など上半身を冷やさない様タートルネック、スカーフ、マフラーなどで防御。
背骨に沿って「督脈」というホルモン分泌や新陳代謝を調整するツボがあり、入浴時にシャワーを当てて刺激して、体を温め血巡りを良くしましょう。
【血行促進の3つのツボ】
三陰交(さんいんこう)…婦人科疾患を治療する上でとても良く使われるツボです。血を補い血を巡らす効果があり、生薬の当帰と似た効果を発揮します。
血海(けっかい)…三陰交よりも血を巡らす効果が強い、血行不良においての定番のツボです。
合谷(ごうごく)…優しく押すことで気と血を巡らします。
③その他の肩こり
コリ感より肩がだる~いタイプ→「気」を養うことが大切!!
12時までにはベットに入り、元気・やる気・食い気のエネルギー「気」を養いましょう。睡眠不足は筋力を弱めて疲れ・だるさが残ります。筋力をつけようとして、ジムなどのハードなトレーニングは疲れて逆効果。軽いストレッチから始め気長に筋力をつけていきましょう。ダイエットで白米抜きは「気」を養うことができません。
もーりー先生の過去の記事はこちら↓
2019/01/17