朝なかなか起きられない!
ここのところ朝がものすごく冷え込みますね。
寒さのあまり、布団から出られないことが多くて
朝の支度に追われるなんてことありませんか?
ただ、一旦布団から出てしまえば快活な生活を過ごせますね。
ところが日常生活を過ごせない程、
強力な眠気に襲われることってないでしょうか。
起こされているのに気がつかない
仕事などにより睡眠時間が短いと、
疲れやすくなります。
なにもせずにボーっと過ごしてしまうことはないですか。
そんな症状のときは“気虚(ききょ)”が考えられます。
気のエネルギーが不足すると体力が低下して起きる気力も低下するのです。
漢方ではそのような時は気を補うために補気薬を使います。
なお、気と血には密接なつながりがあります。
気の働きによって血は全身を巡るため、
気の流れが悪くなると血の流れも滞ってしまう(血瘀)のです。
このような場合はイスクラ冠元顆粒などの漢方薬を使います。
また、同時に消化不良が認められた場合は
脾胃(消化器系統)の気虚が考えられます。
その時はイスクラ健胃顆粒やイスクラ補中丸などを使います。
症状によって違いもあります。
ご相談くださいね。
気虚が進むと…
気虚が進むと、
体に冷えや浮腫みなどの陽虚(ようきょ)の症状が現れます。
この場合は陽(よう)を補う薬を使います。
浮腫みが出た場合は腎陽虚が考えられますので、
蘭州金匱腎気丸などを使うこともあります。
あとは十分な休養と、適度な運動、
出来るだけバランスの良い食事を心がけましょう。
睡眠の程度にもよるので、
詳しくはお近くの漢方薬局までお問い合わせください。