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この症状って?

花粉症でお悩みの方におすすめの漢方薬を紹介

日本人の4人に1人が悩まされているという花粉症。日ごとに春の陽気が感じられるこの時期は、憂うつな気分で過ごしている人も多いのではないでしょうか。

毎年繰り返す不調を和らげるためには 「体質改善」がカギ。この機会に自分の身体を見直して、しっかり体質を整えましょう。

花粉症でマスクする女性

花粉症の原因と主な症状(漢方の考え方)


花粉症の原因と主な症状を漢方の観点で解説します。

「正気(せいき)」と「邪気(じゃき)」


漢方では、病気が起こる原因を二つの方向から考えます。一つは体内の「正気(せいき)」が足りない状態。 もう一つは病気をもたらす「邪気(じゃき)」の影響です。 正気は身体が病気に対抗する "免疫力"のような存在で、体内 の「衛気(えき)」「血(けつ)」によって維持されています。

正気が不足していると、臓器の働きが弱くなり、邪気に対する防御力も低下して病気にかかりやすくなります。 一方、邪気は身体に悪い影響をもたらすもの。気候などの影響で外から入り込む外邪((がいじゃ)風・火・暑・湿 ・燥・寒などの邪気)と、体内に発生する内邪((ないじゃ)痰湿や瘀血など)があります。花粉などのアレルゲンやウイルスなどは、外邪 にあたります。

病気を予防・改善するためには日頃から正気をしっかり養い(扶正(ふせい))、 邪気に侵されてしまったら早 めに取り除く(祛邪(きょじゃ))ことが大切です。ただし、正気を養っても邪気はそのまま体内に残っている、或いは邪気を取り除いても正気は足りない、そんな偏った対処では体質改善につながらないので要注意。

自分の身体の状態に合わせて、 バランスよく扶正・祛邪を行いましょう。 この季節のつらい花粉症も、扶正・祛邪を基本に体質を整えれば、症状を和らげることができます。毎年の不調に悩まされている人は、諦めず積極的に養生してください。


花粉症でお悩みの方におすすめの漢方薬


意識したいのは、まず病気を防ぐこと。「正気」を十分に養い、「邪気」を寄せ付けない身体づくりを目指しましょう。

病気にかかってしまった時は、原因となる邪気を早めに取り除くことが肝心。まず症状を和らげてから、正気を養って身体を整えることが大切です。

1.花粉症を予防する「扶正」で免疫力アップ


漢方の考え方では、身体の免疫力となる「正気」を養うことを「扶正」といいます。正気が充実していれば、かぜやインフルエンザにもかかりにくく、花粉症の症状も軽く抑えることができます。 ところが、正気は体内の「衛気」や「血」によって維持されているため、これらが不足していると正気を十分に養うことができません。

まずは「衛気不足タイプ」「血不足タイプ」の“気になる症状”をチェックして、あてはまるものがあれば積極的に対策を。運動不足やストレス、睡眠不足、食事の不摂生なども衛気や血の不足につながるので、生活習慣を見直すことも心がけましょう。

乾燥や不眠の血(けつ)不足タイプ


病気に負けにくい強い体質を目指しましょう
体内の「血」は、全身を巡って栄養や潤いを届けています。血が不足すると、臓器や器官が栄養不足の状態になり、体力も消耗しがちに。結果、病気にかかりやすく、症状も重くなってしまうのです。

月経や出産を経験する女性は、特に血が不足しやすいので要注意。また、過剰なストレスを感じている人、高齢の人なども血を消耗しやすいので、日頃から意識して血を養うことが大切です。

気になる症状
皮膚や髪の乾燥、脱毛、若白髪、痩せ、動悸、不眠、不安感、 かぜを引きやすい、 便秘気味、舌の苔が少ない

おすすめの漢方薬
イスクラ心脾顆粒(しんぴかりゅう)、  イスクラ婦宝当帰膠B(ふほうとうきこう)イスクラ麦味参顆粒(ばくみさんかりゅう)、麦門冬湯(ばくもんどうとう)、  イスクラ八仙丸(はっせんがん)



食養生:血を養い身体に潤いを与えましょう
鶏手羽・ほうれん草・黒ごま・豚足・はちみつ・粟・鮭・百合根・人参・クコの実・ ヨーグルトなど

疲労と冷えの衛気不足タイプ


邪気を侵入させない防衛力の高い身体に体質改善しましょう
「衛気(えき)」は体内の「気(エネルギー)」の 一つで、身体の表面を守るバリアのような存在。 身体を温めて体温を維持したり 、邪気の侵入を防いだりする働きがあります。衛気が不足すると、体温の低下を招いて防御力も落ちてしまうため、かぜや花粉症にかかりやすくなってしまうのです。

衛気は栄養の吸収を通じて生み出されるため、「脾胃 (胃腸)」の働きを整えることが養生のポイントに。過度の疲労や食事の不摂生が気になる人、高齢の人などは衛気不足を招きやすいので、積極的な対処を心がけましょう。

気になる症状
汗が出やすい、冷え症、かぜを引きやすい、疲労倦怠、息切れ、 食欲不振、軟便、舌の苔が白い

おすすめの漢方薬
イスクラ衛益顆粒S(えいえきかりゅう)、イスクラ補中丸(ほちゅうがん)、 イスクラ健胃顆粒S(けんいかりゅう)、イスクラ健脾散エキス顆粒(けんぴさん)

食養生:肺と脾胃の働きを養いましょう
大豆製品・ 鯛・山芋・白米・白キクラゲ・豚肉・ 白ごま・鶏肉・きのこ類・かぼちゃなど


2.花粉症になったら〜 袪邪で症状を和らげる


「邪気」に侵されて病気にかかってしまったとき、原因となる邪気を取り除くことが 肝心です。邪気には、外から身体に侵入する「外邪」と体内に発生する「内邪」がありますが、この時期に気になる花粉症は外邪が主な原因。 症状を参考に花粉症のタイプを見極め、早めに邪気を発載するよう心がけましょう。

風寒(ふうかん)タイプ


気になる症状
透明で薄い鼻水、鼻づまり、 悪寒、冷え、汗が少ない

おすすめの漢方薬
葛根湯(かっこんとう)、イスクラ頂調類粒(ちょうちょうかりゅう)、小青竜湯エキス細粒 (しょうせいりゅうとう)

食養生:辛みのあるもの、温めるものを摂りましょう
葛・しょうが・ねぎ・シナモン浜防風など

風熱(ふうねつ)タイプ


気になる症状
発熱、のどの痛み、目の充血、 のどが渇く、鼻水に粘りがある

おすすめの漢方薬
イスクラ涼解楽(りょうかいらく)T、 板藍根(ばんらんこん)

食養生:余分な熱を発散させましょう
菊茶・ミント・竹の葉など

風湿 (ふうしつ)タイプ


気になる症状
頭重、鼻水が多い、顔のむくみ、吐き気、食欲不振

おすすめの漢方薬
イスクラ勝湿顆粒(しょうしつかりゅう)

食養生:湿(余分な水分や汚れ)を取り除きましょう
しそ・みょうが・陳皮など

風燥(ふうそう)タイプ


気になる症状
空咳、のどが渇く、皮膚の乾燥、便秘気味

おすすめの漢方薬
イスクラ百潤露
百潤露 | 製品紹介 | イスクラ産業株式会社
食養生:身体に潤いを与えましょう
百合根・杏仁・蓮根など

花粉症でお悩みの方へ


以上、花粉症でお悩みの方におすすめの漢方薬を予防と症状改善の両面からご紹介しました。今回ご紹介した漢方薬はあくまでも代表的な一例ですので、実際に漢方薬の服用を検討される際は、専門家にご相談されることをお勧めします。

花粉症のお悩み、どうぞイスクラ薬局にもお気軽にご相談くださいませ♡まずはメール相談をご希望でしたらお試しプレ相談、ご予約でしたらお電話もしくはご予約フォームから承ります♡
監修
佐藤薫
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上海外国語大学留学中に中医薬膳に出会い、帰国後北京中医薬大学日本校に入学。中医薬膳専科で中医薬膳学、中医中薬専攻科で中医学を学ぶ。現在、イスクラ薬局日本橋店での漢方相談のみならず、日本中医食養学会講師、北京中医薬大学日本校で中医中薬専攻科での通訳を務める。体の基礎を作る食事からしっかり指導できる学会認定不妊カウンセラー。

「食養生は、中医養生法の礎となるものです。漢方同様、お一人お一人の体質体調に合った食養生法をご提案します。」

*不妊、二人目不妊、子宮筋腫、卵巣嚢腫、月経痛、更年期

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