
夜なかなか眠れない。
しっかり寝ているはずなのに、朝起きると疲れが残っている。
そんな状態が続くと、理由が分からず不安になってしまいますよね。
検査をしても「異常なし」と言われることが多く、どう対処すればいいのか分からないまま、我慢してしまう方も少なくありません。
そんなとき、「眠り」だけでなく、体全体のバランスが少し乱れているのかもしれません。
漢方では、眠れない状態を体からのサインのひとつとして捉え、心や体の土台をゆるやかに整えていくことで、結果として眠りや日中の調子も整っていくと考えます。
この記事では、不眠と疲れを中医学の視点から体質別に整理し、今の心神の状態に合った整え方をお伝えします。
また、体質別に日常でできるセルフケアのヒントもご紹介いたします。

1.不眠と疲れはなぜ同時に起こりやすいの?
私たちの体は、活動するときと休むときの切り替えによって、心身のバランスを保っています。
ストレスや生活リズムの乱れが続くと、自律神経の切り替えがうまくいかなくなり、寝つきが悪くなったり、眠りが浅くなったりします。
その結果、十分に回復できないまま疲れが蓄積し、「眠れない → 疲れが取れない」という悪循環に陥りやすくなります。
2.中医学から見る「不眠と疲れ」
中医学では、不眠や疲れを単なる睡眠の問題としてではなく、全身のバランスの乱れとして考えます。
特に関係が深いのが、以下の三臓です。
心(精神活動や睡眠をつかさどる)
脾(消化吸収やエネルギーを生み出す)
肝(気持ちの安定や自律神経に関わる)
これらの働きが乱れることで、不眠と疲れが同時に現れると考えられています。
3.不眠と疲れを体質別に考える
① 心神不寧(しんしんふねい)タイプ
緊張や不安で、心が休まらないタイプです。
主な症状
▢布団に入ると考え事が止まらない
▢寝つきが悪く、眠りが浅い
▢不安感や緊張感が強い
【原因・特徴】
精神的なストレスによって心が高ぶり、休むためのスイッチが入りにくくなっている状態です。
まじめで責任感の強い方に多く見られます。
日常セルフケア
●寝る前はスマホやニュースを見る時間を減らす
●軽いストレッチや深呼吸で気持ちを切り替える
●夕方以降のカフェインを控える
よく用いられる漢方
琥珀配合食品
② 心脾両虚(しんぴりょうきょ)タイプ
がんばりすぎて、消耗してしまっているタイプです。
主な症状
▢寝ても疲れが取れない
▢食欲が落ちている
▢気力が出ない、倦怠感がある
【原因・特徴】
心と脾を支えるエネルギーが不足し、回復する力そのものが弱くなっています。
「疲れすぎて眠れない」状態になりやすいのが特徴です。
日常セルフケア
●温かく消化の良い食事を心がける
●夜更かしを避け、早めに体を休める
●何もしない時間を意識的につくる
よく用いられる漢方
イスクラ心脾顆粒(しんぴかりゅう)

③ 湿熱(しつねつ)タイプ
体の中に余分な熱と湿がこもっているタイプです。
主な症状
▢寝苦しく、途中で目が覚める
▢夢が多く、熟睡感がない
▢頭が重い、胸や胃がムカムカする
【原因・特徴】
生活習慣の乱れやストレスにより、体の中に余分な湿と熱がたまり、心身の巡りが悪くなっている状態です。
日常セルフケア
●脂っこい食事やアルコールを控える
●ぬるめのお風呂で軽く汗をかく
●通気性の良い寝具や服装を選ぶ
よく用いられる漢方
イスクラ温胆湯(うんたんとう)エキス顆粒

つらいときは、無理をしないで
不眠や疲れが2週間以上続く場合や、日常生活に支障が出ている場合は、ひとりで抱え込まず、専門家に相談することも大切です。
漢方では、症状だけでなく、その人の体質や生活背景を大切にしながら整えていきます。
イスクラ薬局では、中医学を専門とするスタッフが対面でしっかりお話を伺い、
気・血・水のバランスや体質の傾向を丁寧に見立てていきます。
おひとりでは判断しづらい部分も、一緒に整理しながら最適な方向性をご提案いたします。
睡眠のお悩みや疲労感、どうぞイスクラ薬局にお気軽にご相談くださいませ♡
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